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2011年 02月 16日
(2/14つづき)
有明漁協で2月15日に予定されていた「海底こううん」事業が急に取りやめになったということで、漁業者たちが困惑していると聞きつけ、急遽島鉄を湯江駅(島原:有明)で降りた。 無駄といわれるダムや道路といえども議会が「有用」と認め動き出したら、工事業者は「食うため」に競って発注をめざす。 行軍する軍隊が目的地まで複数のコースがあって、どの道を選ぶか合議で決めようが隊長命令で決めようが、一端決めたら決定に従うのがルールだ。 僕自身海底こううんの効果そのものを疑問視しているのではあるが・・・海底環境を良くする為の事業だから、各漁協協力してください。つきましてはその作業には仕事に見合う費用を払いますから・・・となれば組合としては受けるのが普通だろう。ましてや漁業不振にあえぐ有明海漁民にとっては、一石二鳥のありがたい仕事にもなる。 島原市議会で僕が「海底こううんはいかがなものか?もっと効果的な有明海再生の方法があるのではないか?」と質問したのに対して、島原の漁民から「効果が無いと言ってくれるな、事業がストップしたら生活に困る。」と抗議を受けた。僕は「事業をするなとは言っていない、もっと効果のある事業をもっと増やせ、と言っている。」などのやり取りもあった。 いずれにしてもやると決めたらやるしかなかろう。なるべく効率よく、請け負う漁民には平等に仕事を回し、世界恐慌後のニューディール政策よろしく、雇用創出事業にもなるようにと期待する。 ![]() 漁業不振から、漁業者たちはパートに出たり農業者の手伝い(日雇い)をしたりと、海の仕事だけでは足りない分を補充しながらの生活だ。自分たちの船を使ってやる海底こううん事業は、専門職ゆえ、他のアルバイトなどより効率はいい。しかしパートやバイトの雇う側にも予定がある。漁協のメンバーはこううん事業のために請け負いルールを取り決め、ローテーションを組み、パートやバイト先との調整を済ませて、準備を整えていた。 そこに突然のキャンセルという訳だ。仕事の割り振りが気に入らないと言う漁民が事業主である県にクレームをつけたのがその理由(きっかけ)のようだが、組合(長)に事情を聞くこともなく突然の中止通告。事業主体の県は、実質的には漁協に委託をしておきながら、その漁協の段取りは全く無視して、「不満な人がいるようだから」と、一方的にキャンセルでは予定漁民はたまったもんではない。 2/15、直接県の担当に中止の理由を説明してもらいたい、抗議したいということになって、県(水産部資源管理課)に申し入れて、午後3時県庁で面会ということになった。(同じ時間帯、島原市では町内会自治会の総会で会長らの勤続表彰祝賀会が予定されて議員は来賓となっていたが、ことの重要性を判断して、朝のうちに食事の準備前にそちらはキャンセルをお願いした。)同行することにした。 そして漁民たちが受けた県の仕打ちは想像を絶する扱いであった。人を人とも思わないあきれ果てた役所の論理(役人の人間性不在)に直面することになった。(つづく)
by mmatusaka
| 2011-02-16 01:24
| 諫干・環境
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