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2005年 04月 26日
臨時議会だった。又増税だった。今回は市の提案する案を肯定的に見ていく姿勢で、質問をした。結局悪いのは国であるが、他の革新系の議員さんたちも国のやり方を批判して、反対なさった。僕も結局反対討論に立った。
市民税が結局所得税に連動するために、所得税が増税(減税を半分にする)されれば、市民税も増税となる。地方は黙って従うしかないのか!?この増税分を交付税から天引きするから。交付税の引き去り分を住民から搾り取れと言うわけだ。国の言い分は景気は回復しているからいいのだという。しかし島原(地方)は景気はよくなっていない。そのことを景気のバロメータとしての税収の伸びなどを検証し、島原はけして景気はよくなくて、所得は下がる一方ということを確認して。歳出削減など増税前にやるべきことがあるとして、反対した。 小泉さんの不始末(景気は悪いのに、良いと言って所得税増税)の分まで窓口の職員は頭を下げさせられる。理不尽だ。やはりここは地方自治の独立を頑張りたい。 情けないひとコマは、委員会付託を省略するつもりで開かれた全員協議会である。理事者の懸命の説明を聞いて(聞いていないようにも見える)質問もしない与党議員たち。人の質問を野次でかき消す相変わらずの与党。まじめな議論は成立しない。賢明な議員さんは、どうせ記録にも残らない協議会でちゃかされると知ってか、「質問はあるけど、あとで」という。むべなるかな。結局本会議で質疑応答。そして討論。採決(増税成立)。 全員協議会のあり方は問題がある。問題があるけど、この会議は非公式の慣例であれば、目くじら立てるよりは無視したほうがいい。迷惑するのは付き合わされる市職員である。僕も時間を無駄にしたくない。これもまた議会改革の課題だ。 閉会後ギウン。先般からの議会改革案が、とりあえず確認された。会派会議後、6月議会に向けて、教育委員会(学校教育課)を訪問した。その後市民の方(安中地区)の訪問があり、ひまわりテレビは市議会放映が無いと言われた。もう何人目だろう。他の議員はそんな市民の声は聞こえないのだろうか、本日のギウンでも、(要望の出ているひまわりの放映を)早くしなきゃおかしいでしょと言ってもなかなか取り合わない。他の議員さんは情報公開を言いながら、ホントはしたくないのではないか!?と疑いたくなる。 議会議長の任期は4年であるが、どういうわけか過去の実績を見ると2年おきに議長には「一身上の都合」が発生しているようだ。そこで理想の議長は誰だろうと言う話になった。あまりのローカルな井戸端会議で地球の裏側まで届くインターネットの話題ではない。人物批判(査定)になると愚痴っぽくなるから、なるべく一般論としての理想の議長像の話にしたかったのだが、今日は疲れているせいか、饒舌だった。 夜深江の友人と長電話(これまた饒舌)疲れているかな・・・ 本日の議会の再放送(かぼちゃ)を見て、やや反省。今回は市民にとって難しい言葉(例:地方交付税の算出根拠となる基準財政収入額とか)もあえて視聴者向けの解説付きとせず、淡々と質問討論した。今日は税の分かりにくい話で、見ている視聴者はそれなりに分かっていると判断したこともある。根本方針にかかる部分もあったが、あえて市長の発言は求めなかった。その分税務課長ひとり汗びっしょりだった。お疲れ様でした。
by mmatusaka
| 2005-04-26 23:50
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