情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2012年 06月 06日
国政の停滞には目を覆うものがある。国民不在の大連立に向かって進んでいく。誰のための政治なのか・・・まさに議員が身分を守るためだけの、これまでの既得権益者(・検察・官僚・公務員を含む)がヌクヌクと生きていけばそれでいいという。
あっさり、消費増税という政策の一致を見て、民主党3分の2と自民党で手を組めばいいではないか。大臣をちょこまか替えるより、大連立内閣の方が手っ取り早い。この後に及んで、新体制になったらもう二度と大臣には成れないから、一度だけ大臣をやらせてくれ?そんなレベルの新組閣だ。 法務大臣更迭には、検察絡みもあるだろう。農水大臣交代にも、進まぬイサカン対策はあるかもしれない。防衛・国交はそれこそ筋書き通りの更迭だが、内閣が機能していないことに変わりはない。森本何がしのテレビタレント登用、冗談にも程がある。本物の政治家は一人もいないのか!? 野田総理の意志なのか?その周辺の意志なのか?消費税に異を唱えているちっとはましな民主党議員が寝返って(党議拘束に従って)消費税が上がっても、「ちっとはマシ」が貫かれても自民党が雪崩を打って賛成に回り消費税が上がる。自民民主全員の賛成で消費税が上がることも十分考えられる。3通りのどれをとっても(野田体制は)安泰だ。大政翼賛会だ。大筋は大連立的なところに落ち着く。 全国の地方政治が、例えば知事選、民主・自民・公明・社会推薦現職。議会は総与党体制。腐れ果てた地方政治は、とっくに大政翼賛会的だ。政策はどこにもない。 そもそも「政策か政局か」などというありもしない二者択一で人心を惑わせてもらっては困る。政局に走って政策の論議がなされていない。と。ある時は政策論議が政治政局の焦点であり、ある時は議員の保身や、利権のパワーバランスが政局となる。ひどいところになると(特に地方政治)、市長や議員の意地の張りあいメンツで政治が動く。 できることならば政治政局は政策を戦わせどの選択が一番多く弱者を救えるかで動いて欲しいものだ。政局は結果のことであり政策の延長の場合と、政策無関係の場合があるというわけだ。いや圧倒的に政策に触れないままの政局が多いというわけだ。だからマスコミは「政策か政局か」というのだろう。百歩譲って、政策論議があっても、国民市民は不在だ。 先般、大牟田で開催された、有明海の再生を願う会合に参加し、そのあと(僕が本物の政治家だと、改めて思う)錦織淳氏や参加の運動家の方たちとじっくり話すことが出来、政治家とは何かを考えさせられた。 実際にここでは、ちょこっと離れて座っていらっしゃった現役代議士野田国義氏だけでなく、小沢さん、菅さん、橋下さん、福田衣里子さん、等等具体的に名前も上がって、本物の政治家はどうあるべきか、何に立ち向かうべきか、考えた。 僕は再度頭の中で『神は細部に宿り給う』と感じ入った。全体的にとか政治哲学とかポリシーをひょーろん家よろしく雄弁に語ればいいというものではない。全体は現場の延長だ。イサカンを差し置いて環境問題、いや国の政治、政治そのものはないのである。と。 福田衣里子さん(公人なので名指しです。)に薬害問題という個別の問題(現場の問題)は些細な問題でも部分の問題でもなく、そのまま全体であり政治そのものであり、それに向かってこそ政治家である。自分の現場を忘れて、金帰火来(金土日月は選挙区に帰って選挙運動をせよという意味らしい。)が政治家の本分だと思ってもらっては困るのである。 一方で、議員であり続けるためには選挙に勝たねばならないという現実もある。多くの政治家が有権者に接近するために親近感を持ってもらうために、集会に来賓し、盆踊りに参加し、自分もご飯を食べるし屁もひると涙ぐましいパフォーマンス。しかし政治家は政治家の本分を忘れてはならないのである。 できれば有権者は、その政治家が本物かどうかで選んで欲しい。握手をしてくれたとか、目を見て話してくれたとかではなく・・・ しかしここにも同じことが言える。『神は細部に宿り給う』のである。市民国民に接する態度に政治姿勢が現れ、言葉の端々に政治観が現れるのである。 独りよがりで、うまく伝えられないなあと分かっているのですが・・・今の僕の表現力ではここまでです。じっくり書き直せばもう少し伝わりやすいかとも思うのですが・・・覚書も兼ねて記録する次第。 明日から市議会だ。今回は庁舎建設をめぐって、同僚議員ともずいぶん議論した。なんか皆さん青いというか若いというか・・・「そもそも俺たちは市民のために議員に成ったのではないか!」など青春の言葉が平気で飛び出す始末。 もちろん一方で、相も変わらずふんぞり返って、「保身と利権とメンツしかてめえの頭にはないのかよ!」「そもそもその頭には議事録に残った言葉も180度変えてしまう先入観しか入っていないのか、ちっとは勉強しろよ。」と言いたくなるような政治家像が目の前に立ちはだかる。 こんなくだらん人たちと話をするほど暇じゃないんだよ。もっと市民国民のために話がしたいのにと思っても多数決の世界、いやが応でもこの悪事にぶつかっていかなくてはならない。いくら論理的でも正しくても少数意見は多数に押し切られる。正しいものが多数決を制さなければならない。 松坂は自分だけが正しいと思っていないか?とか、そんな一般論は結構です。 正しいことはいくつもあって、より正しいもの、より人々のためになるものに近づけばいいだけのこと。僕が悔しいのはアイツ等は自分でもそれが正しいと思っていないくせに、しきたりやら既得権益や保身で「正しい」と嘘をつくことだ。 お互いが正しいと思ってぶつかり合うならばそれこそ政策論議である。もちろんそういう場面もないわけではない。しかし圧倒的な大部分は嘘と嘘(利権とメンツ)の戦いであり、たまに嘘とホントの戦いで明け暮れる。 でもね。がんばろー。今島原市議会は面白いですよ。
by mmatusaka
| 2012-06-06 23:25
| 島原から日本を変える
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||