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2012年 11月 07日
決算委員会報告part3。
『予算に反映されない決算』のことをずっと憂えている。 23年度決算書は24年9月議会に向けてその前の8月には配布される。ところが島原市議会は悠長なもので、9月議会で審議せず、閉会中案件に先延ばしして、秋に審査。結論は12月議会冒頭まで持ち越しである。例年10月には翌年度の予算編成がスタートする。その予算編成に間に合わないのである。 旧有明町議会は9月に決算を終えていた。何故島原市議会はできないのか?予算に反映させるという意味では9月中に終えるのが良いことは分かっている。あとは議会議員に時間が取れるか、事務(時間)的に可能かだけがハードルであり、実はそのハードルはとっくにクリアしている。なのにやらない。 決算を重視する議員(僕もその一人)がやかましく言って、決算委員会開催時期は当初よりは早くなった。どのみち決算は本会議で認定されようが不認定になろうがお構いなしである。実を取るという意味で、(決算委員会で出た反省点を予算に反映するという実)予算編成に入る前に決算委員会を開催するよう運動したわけである。 ところが、現実には馬耳東風・ヌカに釘・馬の耳に念仏、委員会の議論は通過儀礼、ガス抜きでしかない現実なのだ。テレビでON AIRされるわけでもなし。議員の言うことにヘイヘイと頭を下げておけばいい。やはりここはきちんと公開の席ではっきり「不適正!」を示さなければ、彼らは動かない。松坂のこのブログとて、何人かが見てくれて話題にしてくれても、ごまめの歯ぎしり状態である。 さて報告を続けよう。 先の報告で「温泉代を払わず、その半額を受け取るホテル」とタイトルを付けたが、じっくり読まないと意味不明だ。常識で考えるとチンプンカンプンなのだ。 改めて、報告する。Aホテルは、島原市の経営する島原温泉から温泉を使っておきながらその使用料を払わないだけでなく、多額の補助金を島原市から受け取ったということだ。その受けとり金額は支払うべき温泉使用料金の半額相当ということだ。 さらにこのホテルは入湯税も固定資産税も滞納していることが明らかになったわけだ。 決算委員会の流れを聞けばお分かりになるとおり、市役所は始めからこのホテルに温泉使用料も税金も踏み倒させることを承知で補助金を渡したことが明白なのだけれど。補助金の要綱に「温泉使用料の納付義務も納税義務も入れていなかった。」から問題なし、とのこと。 このこと自体も、要綱になくとも常識で認めるわけにはいかないのだが、百歩譲ってこれが合法だとしても、 「物を買って料金を払わない・税金を納めない」業者に税金を投入することが不適正であることは明白だ。過去にさかのぼって回収が難しくても、二度とこのような過ちは繰り返すべきではない。 そこで、既に現在は24年度半ばであるが、現年度においては、こんなむちゃくちゃはやめておくれと、現状を問いただした。 当局、引き続き(お湯代も税金も滞納のままであるが)この補助金は継続して今年も渡す、とのたまったのである。 「お湯代税金を払わないなどあってはならぬこと、想定外でした、支払いを確認してのち補助金支給をしたいと考えます。」という答えを期待していたが、当局は『お湯代の入金や税金の納付と、補助金の支給は別のもの』として譲らないのだから驚きだ。 その後Aホテルは、6月で経営者が変わったという。倒産(解散?)したからと言って、どのような方法で借金を逃れるのか知らないが、現状でAホテルは固定資産税も温泉使用料も不払いのまま、まんまと補助金だけ受け取ったわけである。 問題はそのあとである、新経営者になったAホテルは税金は払うのだろうか?温泉使用料は払うのだろうか?(払っているのだろうか。)もう4カ月が過ぎるが、経営者が変わってもAホテルはずっと営業を続けている。 結果として、Aホテルに温泉代も税金も免除を続けて『追い銭』まで渡した島原市役所。その後の後継者にも同じ特典を与えているのか?新Aホテルが、常識にしたがって「お湯代や固定資産税を払う」と言っても島原市は「いえいえけっこうでございます。今までの方も借金踏み倒しを認めて来ましたので、引き続きお湯代はお支払いにならなくても結構です。税金もいりません。そのうちもうかったらお納め願えますか。補助金はさし上げます」なんてやってるんじゃないだろうね。 といった趣旨の、市役所を冒涜するかのごとき質問をしても、市役所は否定しないのである。 同僚議員たちは、「今度(来年度)から納税義務を付けるように」でいいではないか、と目の前で実行されつつある不適正支出を容認する始末。裏金問題の時もあきれ果てたが、こんな議員は要らん!
by mmatusaka
| 2012-11-07 17:40
| 島原の自治と議会
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