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2013年 11月 08日
島原鉄道を斬る① からの[つづき]
一部再録(島鉄から島原市長に宛てた文書) 何のことはない、一括譲渡の場合、「現状を維持したままの条件」などと体裁をつけているが、人に物をやるときは、キレイな状態で渡すのが礼儀だが……(古着のお下がりをプレゼントする場合でも洗濯して渡すものだ)要は、草ぼうぼうの荒れ放題のままですが貰ってください、そちらでキレイにしてくださいという意味だ。それを「現状を維持したままの条件」などと表現しているわけだ。 ただ最後の一文(3行)でつじつまを合わせたつもりでいるのがあまりに無神経と言わざるを得ない。言外に「譲渡予定の土地を担保にとっている金融機関が無償を許さぬかも知れないからその時はいくらかの費用を負担してください。」と無償にならない可能性を示している。同じく取締役会で無償譲渡は否決されるかもしれない、と二重に含みを持たせている。 島鉄には十数名の取締役がいる訳で、総会でなければこの取締役会が決定機関である。では、この本田社長(代表取締役)の文書は誰の意志なのか?社長がなんでも勝手に決めていいワンマン会社なのか??こういう重大な事柄はまず取締役会に打診してから意思決定すべきものではないのか。 南島原市の藤原市長宛ならともかく、島原市の古川市長は(市長あて職といっても)れっきとした島鉄の取締役だぞ!取締役が開催された形跡もない。もちろん古川取締役には(議決はもちろんのこと)事前の相談報告もあった形跡がない。だから「取締役会の議決が必要」と書いてある。まだ議決前なら社長の一存で突っ走っていいのかということだ。宴会の席の戯言ではないはずだ。 少なくとも三役と呼ばれるような専務取締役だとか常務取締役だとかには相談したんだろうね!と言いたくなる。ご存知のように島鉄のトップスリーは県庁と十八銀行・親和銀行からの出向とか天下りとかで構成されている。いわゆるナンバー2やナンバー3は銀行からのお目付け役なのだと誰もが承知している。いわば銀行のいいなり状態だ。この二人は銀行から派遣されて島鉄の再建にあたっているとは言え(その会社再建こそが各銀行のためなのに)この二人の報酬は銀行からは支払われていない。(反論があったら訂正します。)島鉄から支払われている。島鉄の業績から言えばほとんど無報酬ものなのに銀行に居た時並み?の報酬を得ているわけだ。島鉄の赤字を増やしているのはこの二人三人の人件費も含まれていることを確認したい。 問題はこのふたりの銀行派遣役員の役割だ。このような文書を発表するにあたって、両役員はそれぞれの銀行の代表として「金融機関の承諾」を取り付けて社長を補佐しなければならない。今更「金融機関の承諾」を確約できないなら、そんな役員は不要である。 別の見方をすれば、銀行から派遣されながら全く決定権を持たない立場であることの証明である。まさかいわゆる世間で言う銀行から押し付けられた「天下り」じゃないでしょうね?(銀行で使い物にならないから、そちらで給料を払ってくれ、と。)でなければ銀行マンとしての矜持はないのか?!と問いたい。島鉄を立て直す才覚もなければ意思もないというのであれば、引き受けるべきではないのだ。単なる社員(給料取り)ではない、給料を払う側=役員・取締役だぞ。だから給料と言わず報酬という。 だから僕はどうしてもこの赤字島鉄を食い物にしているとしか思えない銀行にまずは猛省を促したい。南線を廃止してあとは順次跡地資産等を切り売りして縮小して行けば、銀行は借金を上手く回収しながらやっていけると目論んだ思い違いに気づかなければならない。今更遅いのかもしれないが、島鉄の生き残る道は「公共交通機関の担い手」である。乗客を運ぶことである。原点に帰れ!と言いたい。 では、島鉄の社員に責任はないのか、株主に責任はないのか、行政や我々市民に責任はないのか?「否!」、一義的には歴代取締役たちであるが、皆に責任がある。 『このままでは北線も危ない』、本田社長は何としても北線を残すのだと言い、社長室にふんぞり返ることなく。あのボーリング場跡の面影残る広い仕事場フロアに机を持込み、社員に溶け込んで頑張っている姿は拝見している。しかし根本的に思い違いをしている。そこに気づいて欲しい。 『このままでは北線も危ない』はこちらのセリフである。この度のことを受けて再び、ちょっとさかのぼるが南線廃止の時からずっと言い続けてきたし、多くの市民が言ってきた。今回も既に僕のとこに何人も『このままでは北線も危ない』の声が寄せられている。 「北線を残すために南線を廃する」と説明を受けた時から「北線も危ない」と言ってきた。「北線を残すために南線を残そう」という論理で考えての結果なら道は開けていたのだ。 今度のこと、北線を残すためにも「大牟田航路を残す」発想が必要なのだ。市民の後押しが必要です。無関心ではいけません。人ごとじゃなくきちんと島鉄を批判してください。責任ある批判から、具体的方法も見つかるかもしれません。 ※島原鉄道を斬る③へ
by mmatusaka
| 2013-11-08 00:48
| 島原鉄道を残せ!
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