情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2013年 11月 14日
11/11~13 島原市議会議会運営委員会は視察研修を実施しました。(その間、当ブログの更新止まっておりました。訪問いただいていた皆様、ごめんなさい。)
島原市議会は3つの常任委員会(総務・産業建設・教育厚生)=年間一人あたり13万円と議会運営委員会=一人当たり9万5千円の視察研修費用を予算計上しています。21名の議員は常任委員会に一人一つ所属していて、議運は別枠だから、議運に所属する議員は22.5万円の研修が可能。 他に島原市議には(会派単位で)ひとりあたり年間18万円の「政務活動費」を調査研修に活用することができます。(松坂は、政務活動費に対して批判的立場=報酬そのものが調査研修費用も込みという考え方だから、二重報酬=をとっているので、受け取っていません。) 今年度松坂は、議運メンバーになったので、視察研修の機会が増えてやり甲斐があります。先般の関西方面への産業建設委員会に続いての視察であります。 11日6時起きで長崎空港からスタート。出発前の待ち時間に朝食&コーヒー。今回はスマホ・デジカメもちろんいつものA4ノート等資料に忍び込ませた携帯本は『二つの祖国』(山崎豊子追悼記念)。 このプチ贅沢なコーヒータイムに、今回の旅行の目的(意志)を確認するわけです。 今回のテーマは、議会改革(埼玉県鶴ケ崎市の取り組み)と国会見学。行程等は委員長・議会事務局任せで細かい注文は入れていない。……と言いながら、国会については修学旅行程度でいいから、議事堂内の見学も組み入れて欲しいと要望しておいた。 そんなのは地方議会の研修ではないと批判もあろうが、関連事項として、せっかく永田町に行くのだから大目に見ていただきたい。(委員長はこの細かい希望も十分配慮してくれました。) 突然冬になった。(全国的なことだったようだが、久々の東日本で、こんなに寒さに地域差があったかな?と思ってしまった。)人口7万の鶴ヶ島市は、人口・予算規模こそ島原と近いが立地要件は都心のベッドタウンで人口密度の高いところ。 当初一般会計規模は島原市210億円に対して鶴ヶ島市194億円。 そこに占める議会費は 島原市2.4億円(1.132%)に対して鶴ヶ島市1.9億円(0.989%)と予算規模で言えば鶴ケ島市は倹約議会となっている。 議員数 島原市21人 鶴ヶ島市18人 職員数 島原市7人 鶴ヶ島市5人 議員報酬月額 島原市35.9万円 鶴ヶ島市32.7万円 議長(副議長) 島 45.4(38.0) 鶴 43.1(36.2※委員長34.4) 参考:島原市長87.7万円、鶴ヶ島市87.3万円 ただし、ご存知のように島原市長は任期中10%カット。この3ヶ月間に限り20%カット 政務活動費(年額) 島原市18万円 鶴ヶ島市12万円 冒頭紹介した委員会視察研修費は、鶴ヶ島市の場合計上していない。 視察研修対応は事務局だけでなく、議会改革に携わった議員さんたちが直接説明にあたってくれたので、わかりやすく、微妙なニュアンスも伝わってきました。こちらは公費でこんな大旅行視察を組んでいて、気の毒な思いでこの点を質問したら、「百聞は一見に如かずですから」とその価値を否定することなく、必要とあらば近隣自治体に日帰りの研修を組んだり、会派の政務活動費で対応とのこと。そういう意味では島原市議会も当初組んでいる他の旅費当予算を準用して近隣の研修は実施している。 実は、事前調査の中でFacebook友達になったばかりの鶴ヶ島市議の行動を見ると、ちょうどこの日は僕らと同じ行程で福島県の方に会派視察に出ていて、彼らは(昨年度?)遠く九州武雄市や大野城市も訪問している。 議会基本条例・市民との対話集会ほもちろん、平成の大合併時期に全国で批判にさらされた議員定数削減も(合併なしで)、その前の段階で、市民から批判が出る前に議会側から率先して、別に先手を打ったわけではなく、実施してきたことで、市民からの議会批判は聞かれないという。 市民集会での市民の声は、必ずしも議会に対するものではなく、一般行政に対するものも多いがそれはそれとして、市民に説明しようとする姿勢が素晴らしかった。 議員間の選挙運動的要素で働く公平性で、無難に形だけ(やったという実績だけ)のものに終わることなく、議会全体で、どうしたら市民がより多く集まるだろうかと毎回工夫をしている様子が感じられた。集会のポスターに顔写真を入れるとか……。議会改革委員会を1年生議員を中心に構成しているのもポイントかも知れない。 規模こそ似ている議会であるが、参加した皆が一番感じたことは議員と市民の距離感ではなかったか?18人の議員中全くの地元出身議員は2名とのこと、島原市議21名は全く、生まれも育ちも島原(有明)ばかりで新住民はほとんどいないという実際。 公明3名、共産2名、女性3名と都会型ではあるがここも自民系無所属が最大派閥を作っているようだ。島原は公明共産各1とそれこそ落下傘候補でもこのあたりから新住民が入り込んでも良さそうだが、改めて見わたすと、一番都会的(市民派的)活動を展開していると自負しているこの僕(松坂)でさえ、島原生まれだ。市外にいた期間の長かった人たちもUターン組(清水さん・永尾さんなども……) もちろん集会には一人目標20人とノルマをかけているそうだが、実際は9人ずつに分けた会場にそれぞれ5~60名とのこと、まあ数は問題ではなく、姿勢の問題ではなかろうか。初回の集会を市役所ロビーで実施したというのも面白い。 平成になってから出来たという庁舎は立派で、議会フロアには、会派ごとの控え室もゆったりとあって、議場もデラックスだった。一問一答方式のための演台も設置してあったので見学させてもらった。TVモニターもあるが、これは傍聴席から質問議員の顔が見えないから、同時にネット中継モニターでもある。 鶴ヶ島市議会は委員会もネット完全中継・録画となっていて、「公開が当たり前」という常識が行き渡っていることが感じられた。 議会の権威の名のもとに、(傍聴したいと言えば拒むことはないなどと言い)許可制などハードルを上げ、委員会完全公開の論議の際にも、ダラダラ流しても市民は面白くないだろうから「ダイジェスト版」でよかろうなどとして、却って編集のための手間を事務局に押し付けた島原市議会との落差を感じたのは僕だけだろうか。 島原市議会ホームページには顔写真は無い。(鶴ヶ島市議会は顔写真……) ただ、僕は、積極的な公開という意味で、調べればわかる情報公開ではなく、関心を持たない市民が、関心を持って、積極的に地方自治に関わるようになるための情報公開を目指している。 参考になりました。鶴ケ崎市議会の皆様ありがとうございました。
by mmatusaka
| 2013-11-14 00:33
| 島原の自治と議会
|
Comments(1)
Commented
by
小平慎一
at 2013-11-14 17:45
x
今回はお会いできなくて残念でした。「詩と真実」の真実に会うのを楽しみにしています。ところで、議員は、産直でなくてもいいの?選挙演説では、「私は○○生まれの○○育ち」といって売り物にしているんだけどね。先週、ぼくの会社から新刊が出た。『寝かせきりにしない!「坐り」ケアの実践』という本です。またもや、ぼくのあやしげなイラストが満載ですが、著者はまじめな人たちです。
0
|
ファン申請 |
||