情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2014年 01月 08日
最初に示された見積書
続いて出てきた見積書か? 現況平面図の一部(一階部分) 耐震補強案平面図の一部(一階部分) 教育委員会が示した見積書は合計額36,196,320円であった。これは耐震診断書に示された補強案をもとに積み上げ計算をしてあるもののようであるが、1~7に分けて計算した各部分別のまとめの表だ。 「え、見積書は一社だけなの?」、「そのようです。」「これって、1~7の合計だから、この下にあと項目別の表があるんじゃないかな。それも出してよ。」「探してみます。」というやり取りだった。 数日後、「この1枚だけで、その項目別のページは見当たりません。……それから、実はあと一社の分が出てきました。」「33,500,000円のこれか。これも積み上げだね、A~Gの項目別のページはないの。」「探してみます。」「こちらの方が270万円ほど安いね。」「安い方を隠していたわけではないんです。」「こちらは日付もないね。初めに示された分は2011/3/9のFAXでやり取りされているようだけど……」 いずれにしても正式の見積もりというより、耐震診断をした診断設計士が、耐震補強をした場合の参考価格という感じの見積もりのようだ。墨塗りにしているが、このFAXは建築会社から診断設計士に宛てたものだからだ。 診断そのものにかけた費用は126000円で、診断だけでなく、補強案まで示してあり (二つの平面図はその一部である。黒壁だけの分が現況、白壁を付け足した分が補強案。) この見積書は参考までにつけたサービスのようでかなり良心的な仕事である。 実際、診断書には「実施の場合は新たに詳細な設計が必要です。」と断り書きが入っている。この2通目の見積書がどこから取り寄せられたものかは知らないが、事務方はこの2通の見積書の存在を僕の資料請求で初めて発見し、おそらく表紙だけなのだが、その内訳書等も確認していないのである。 一方で2011年時点で、改修費3500万円でしかも外部2000万円内部1500万円とまで、当時の事務方は公表している。なのに2年後の現在の事務方はその根拠も把握しておらず、見積書は複数ではなく一社だけなんですよと言ったかと思うと、実は二社の分が出てきました。当時の事務方がたどりついていた到達点は何だったのか??その根拠資料は全く引き継がれていなかったのである。 よくまあ、それで『廃止』などという重大決断を出来たものだとあきれ果てる。口では、建替え・改修・移転・廃止様々検討してと説明しているが、確かにその検討のあとが公表資料からうかがえるが、2年後の現在の事務方はその検討の経過をなぞってもいない。2年前の教育委員会は検討はしたかもしれないが何も決定しておらず、放置したままだった。 そして2年後の今の教育委員会は、その検討内容を再検討することなく、いきなり『廃止ありき』だ。改修案の根拠となる見積書の存否もわからずじまい。 改修費用3500万円(もしくは3620万円、もしくは3350万円)の根拠は?その内訳を外部と内部に分けているが、その2期に分けた工事の根拠は?と問われて、何も答えられないのだ。あきれ果てる。説明できるだけの勉強ぐらいしておけさ。 本来ならその説明責任は、 昨年廃止方針(ただし4年後)を出した10/15の市役所内部会議(企画会議)、 や即廃止方針を出した10/27の教育委員会時点で、果たさなければならない。 その時点はおろか、その後12月議会で多くの議員から一般質問が寄せられた時点でも「説明できない状態」だった。 僕は昨年末、この改修工事の根拠だけは説明できるようにしておいてくれと懇願して、年を越した。そして、この1/7教育委員会定例会の日、傍聴を兼ねて、事務方を再訪。未だに「診断をしていただいた、設計士の方に問合せ中です。」何やってんですか! この1/7の定例教育委員会で、最低限説明出来るようになっておかなきゃいけないでしょうが。 当局は、廃止ありきだから、過去に検討した(と言っているが)改修案については、改修しないのだから、説明の必要なしとタカをくくっているのだろうが、説明責任はあると思う。今となってはその改修費用は、改修を諦めさせるために必要以上に高額になるように膨らませて説明したのじゃないか?!と疑われても、返事できないじゃないか。
by mmatusaka
| 2014-01-08 23:26
| 東京学生寮問題
|
Comments(4)
Commented
by
長崎市民
at 2014-01-09 14:58
x
公共工事での見積のとり方は(参考までに)
最低3社見積もりとなっており、特殊な工事(工法)の場合は 5社以上をとり、金額差があるものを取り除き、決定する。となっているのだが・・・・ 工事費(見積もり)算出までの流れとして、仕様書(役所が設定)、 見積もり根拠(見積もり業者)として、各断面構造又は標準構造により積算して、全体見積もりとなっているのだが・・・・・隠しているのかな?
0
Commented
by
mmatusaka at 2014-01-10 10:12
隠しているのではないと思いますが、無いんです。まだ実施段階ではないので、今から見積もりを取るという前の予算づくり段階の参考見積もり段階だと思います。それにしては、概数ではなく端数がついていてかなりきちんとした積み上げ計算がなされていると推測されるわけです。
Commented
by
長崎市民
at 2014-01-10 11:20
x
どんなに荒い見積もりであっても・・・・
各工事を一式のみでの積算はありえません! まして 耐震補強断面図があるのだから 最低でも補強標準断面による算出が常識です。 参考までに・・・ ①現在の耐震補強図を 見る限り各部屋の内部補強をメインに設計されておりますが・・・・外部補強(揺れ防止)を主にすることも考えられるのではないかと? 他の業者の見積もりも必要でしょう。かなり工事金額が違うかも? ②コンクリート構造での凡例ですが・・・ 三重で庁舎耐震費 8分の1に http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1291553054028_02/news/20120205-OYT8T00798.htm の例もあるので・・・・概算であれ 3社以上の見積もりが常識です!
Commented
by
長崎市民
at 2014-01-12 17:53
x
|
ファン申請 |
||