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2014年 02月 15日
楠大典 島原 改革21 高比良元 長崎 改革21 友田吉泰 松浦 改革21 浜口俊幸 西彼 改革21 松島完 南島原 新生ながさき 高見健 大村 改革21 山口初実 諫早 改革21 久野哲 佐世保 改革21 中山公 長崎 県民の会 吉村庄二 佐世保 改革21 馬込彰 南松浦 県民の会 渡辺敏勝 長崎 改革21 議長 小林克敏 大村 県民の会 連立会派会長 清水正明 長崎 改革21 司会 (連立会派19名中14名が参集) 県政を語るin長崎 として1月に報告したが、その同じシリーズの報告会が今度は島原市文化会館で2/7開催されたわけだ。○か×かとか正しいかどうかではなく、価値観の問題だし、議会だから最後は賛成か反対になるわけだが、議員一人一人、それぞれの事柄に意見は違うわけで、一言では説明しづらい。ただ「会派」(政党)なるものがあって、普通の議員はよほど自分の主張とかけ離れていない限り、仲間と歩調を合わせる。その大きな枠組みとして、現在の長崎県議会バランスを、この報告会をレポートすることで、理解の一助になればと思う。 選挙の前の(実は選挙運動が目的の)報告会は、国政であれ県政であれ、その立候補予定者とその地元の応援議員などがジョイントで、これまでにもしばしば開催されていた。そういう意味で、選挙が目的ではなく、とにかく市民有権者に「県政に関心を持ってもらおう」と、しかも個人ではなく(また県議会全体としてではなく)会派という大きな単位で、こうした報告会が実施されることは県政史上画期的なことと言っていい。 近頃はやりの『議会改革』の一環としての議会報告会が、議会そのものの地位向上のために、実施される例は増えてきたが、参加議員の平等主義で当たり障りのない形式になったり、結局『首長=自治体に対する要望を訴える有権者の言いたい放題、』になったりする。 その点、今回の報告会は、テーマがしっかりしていて、長崎県政のデタラメを正したい!という思いを共有する県議たちが一堂に会しての報告会で、分かりやすく、思いの伝わってくるいい集会になっていた。先日の長崎集会では、僕の理解不足もあって、今一すっきりしなかったのだが、島原の集会は実に面白かった。 ※島原の場合、連立会派所属の県議は楠さんただ一人だから、会場の有権者が複数の県議につながる長崎集会と違って、遠慮がいらなかったのも、面白くなった要素ではある。 長崎県議会改革の功労者は、長崎県議会ではなく、当時長崎県議会最大会派「連立会派」である。間違っても、自公会派ではない。これまで多数に胡坐をかき、部長課長を交えて飲むのが仕事、質問書を役人に書かせ、それを読むだけ、それが長崎県の最大会派自民党(のちの自公)の実態だったそうだ。 これじゃいかんと、自民党を飛び出した5人の勇士がいた。小林克敏・馬込彰・中山公と宮内・野本の5人。敬称略。この5人が自公を抜け改革21らと合流することで初めて多数派「連立会派」が誕生し、改革が進んでいたのである。当然この5名、自民党に三下り半を突き付けて飛び出したわけであるが、彼らは辞表は受け取らない。除名処分となった。 結果オーライでこの5人の貢献度は大きい。ところがところが、国において民主政権が倒れ自公政権に戻るや、見切りをつけたはずの自民党に、宮内・野本の両氏は逆戻り、戻る二人も節操がないが、除名したはずの二人に復党を許した長崎自民党もまた節操がない。結局、本物の志士は小林・馬込・中山の3人だけだった、というわけだ。 ちなみにこの無節操な宮内氏こそ、先般知事選において中村法道氏応援に際して、共産党候補を原爆水爆並みにやっつけろなどとおよそ長崎県の政治家に不似合いな発言をした、くだんの県議である。 (そうした内容が報告され、先の長崎集会同様、一連の不信任騒ぎや百条委員会つぶし、自民国会議員による長崎県政の私物化などが報告された。) 広く県民の多方面の声を聞き入れる中村法道現職を連立会派が推した経緯なども報告された。共産以外オール与党相乗りの構図はいかがなものか?という議論は置いておいて、特にこの3氏元自民党県議にすれば、中村現職を押す大義はある。 民主党も4年前中村氏に対抗馬を立てたとはいえ、新人中村氏が4年の実績の中で知事にふさわしいと判断を改めたとしても、一応面目は立つ。(県民の皆さんはどう思うか?) ここに、金子・谷川国会議員が介入し「民主=連立会派の推薦は受けるな、自公だけの推薦で行け」と脅迫をした話が生々しく明かされた。中村法道氏から「連立会派の推薦は『支持』ぐらいにランクを下げてくれないか」と打診があって……などドロドロである。 そんな腰砕けの中村氏なんか推薦しなきゃいいじゃないか!と思うわけだが、連立会派の推薦を受けたら省庁にも取り次がないし、陳情も受け付けないという自民代議士らの脅迫に屈した中村氏に理解を示した。 しかし そうは言いながら、ここで小林克敏会派長は毅然として、中村法道氏が苦渋の決断として、県民の声は聴かず、自公の言うことだけ聞いたことを、次のように分析した。 中村氏が自公の無理難題に対して、「私は県民党、県民全員の意見を聞くつもりだ。そういうことなら。自公の推薦も要りません!」と突っぱねてほしかったと。そうすれば、今回の選挙投票率ここまで下がらなかっただろう。と。結局中村さんは県民を見ないで中央の自公の顔色をうかがって政治をやらざるを得ない。 この小林氏の説明は一定理解が出来る内容だった。中村法道氏の対応を100%容認しているわけではないのであった。 極めつけは会場からの質疑だった。 雲仙市議の小畑吉時氏が、泥仕合化している開門問題に「このままでは有明海がだめになる!」とイサカン問題に腰が引けている連立会派に解決に向けて頑張ってくれとはっぱをかけたのである。 小畑氏の発言は「開門せよ。」という単刀直入な言い方ではなく、漁民農民交えた解決への姿勢を問うて、説得力があった。現在の長崎県中村知事は不作為による開門拒否であるが、そういう小手先の逃げを許さない迫力があった。 これに対し、馬込議員が海洋県長崎県の水産業を必ず復活させると宣言し、地元楠県議は、我が意を得たり!と有明海の再生を誓ったのであった。 この小畑氏と連立会派のやり取りはかなり高度なやり取りで、具体的なイサカンとか開門とかの具体用語はなかったが、多くの県民の感じているイサカン問題の根本が問われるやり取りだった。長崎集会で「イサカン問題に目をつぶったままで(イサカン起因の)干拓農地百条委委員会もないだろう!?」という会場内の白けたムードは払しょくできなかった。 ボイスレコーダもないので、うまく再現できないが……ハレモノヲ触るようにして避けていたイサカン問題をきちんと表に出して、緊張感が漂う集会となった。 ※県知事選と同時にあった県議補選3人の県議が誕生し、3人ともあっさり自民党に入ったという。え、島原の山本由夫も?島原市議時代はずっと、一線を画していた印象があったが???このような問題の多い長崎県自民党に、あっさり組み込まれていいのだろうか?詳しい事情は追って聞こうと思うが、ちょっとがっかりだ。 追伸:うまく報告できていません。誰か出席した人、感想を述べてくれないかな~。一応備忘のために不完全ながら投稿しておきます。
by mmatusaka
| 2014-02-15 17:48
| 島原の自治と議会
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Comments(1)
Commented
by
大島弘三
at 2014-02-17 21:44
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改革21が中村ほうどうを支援した経過がイマイチ解りません。あれだけ100条委員会で金子、谷川を糾弾し、長崎県政の実態を暴露しながら、現知事の諫早湾開門反対への言動にも目をつぶる改革21に違和感を感じます。
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