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2014年 06月 01日
島原市教育委員会の会議規則では
***************************** (議事) 第10条 会議は、おおむね次の順序で行う。 (1) 開会 (2) 前会会議録の承認 (3) 教育長の報告 (4) 議事 (5) その他 (6) 閉会 ***************************** となっている。 これまで、数回「教育委員会」を傍聴しているが、 (2) 前会会議録の承認 というのを聞いたことが無い。 委員長による「前会会議録については、お手元に配布のとおりです。」という言葉も聞いたことが無い。 会議録を取り寄せても、その中に「前会会議録の承認」を確認出来ない。 彼らはルールを無視している。確かに「おおむね」とあるが、順番は入れ替わっても 「前回会議録の承認」を省略してよいとはどこにも書いてない。 ただでさえ形骸化している教育委員会を、実効性を上げるのに有効な規則である。 月に1回しかない月例委員会で、前回の問題点を整理し、何が宿題として積み残されていたかを確認するいい機会である。 僕は、この会議ルールをきちんと守っていれば、学生寮の耐震問題が3年間も放置されることはなく、2011年、4月の会議で取り上げられ「3/15耐震診断の結果、早急に改修工事が必要」と報告され審議されていれば、5月に再度、「安全策はどうなったか?」6月に「まだ何も手は打っていないのか。」7月に「少なくとも夏休み中に応急安全策はするべきではないのか」と議論が繰り返され、宿題は放置されなかったと思うのだ。 この、前会議事録は聞かれなくても報告すべき当然のルールなのだが。。。。。。 さて、 2014/5/29、定例教育委員会を傍聴した。折しも、その日6月議会の議案が配布招集され「学生寮廃止条例」が衝撃を以て広がった直後であった。その1か月前の委員会をスルーしていたので、僕はすぐ教育委員会事務局に電話をして「6月議会で廃止を出してくるとは思っていなかった。5/15に会った時にはもうそのように決定していたのか?今回の件は教育委員会の意見など聞いたのか?」といった趣旨のことを伝えた。 すると、「廃止条例を出すための審議だけのために5/23臨時教育委員会を招集し、そこで教育委員会の同意を得ている。今日5/29の議題には上がらない。」との返事。「気を付けていたつもりだったけど、気づかなかった。HPなどで臨時会の告知はしたのか?」「(5/22に)HPで告知した。」「見つけることが出来ないが、HPのどこにのっているか?」「教育委員会の紹介のところですが、もう終わったので削除しました。」と。 今6/1見ると、教育委員会の紹介のページに5/28付で5/29の定例委員会の開催告知は載っている。(もう終わったのにこちらはまだ削除されていない。) すぐさま、「今度の一般質問に関わるから、5/23臨時会の会議録を!」と催促。この日5/29の定例教育委員会でも何か手がかりがあろうかと、傍聴に駆け付けたわけである。 手元に傍聴メモがあるのだが、一部感じたことを述べておきたい。当然今回も『前回議事録の承認』はされていない。様々な報告事項に対して丁寧に質疑や意見陳述がなされ、議事もいくつか丁寧に審議され承認された。事務方から今後の予定も報告されるのだが、(もちろん教育委員会が関係する事柄だが)、教育長・教育委員長の日程に関わるだけに当然、6月定例議会の予定も報告された。 今定例議会は議案はたったの二つである。そのうちの一つが、今回最大の争点となることが予想される、「東京学生寮の廃止条例」である。もう一つは「指定管理」がらみの条例改正である。この指定管理絡みは当然に教育委員会管轄のものもあるので、その議題の説明もあった。 ところがところが、何とたった二つしかない議案のうち、どう考えても教育委員会にとって、重大な議案は学生寮廃止条例だと思うのだが、指定管理絡みの議案だけを説明して、学生寮廃止条例がこの6月議会に上程されることは報告説明しないのだから驚きだ。 ほんの六日前の臨時会で話題にして審議済みなのだろうが、「先週、ご審議いただいた学生寮廃止条例もこの議会で審議されます。」の説明ぐらい入れてもいいんじゃないの??? 『聞かれていない事は答えなくていいのか』 わかりやすい説明をしていいのではないか。「まだ在寮生の問題が解決していないので、ぜひ委員の皆様、この廃止条例の行方については、ケーブルテレビなどで推移を見守っていてください。」ぐらいの説明があっていいのじゃないか???それともこの件は六日前に十分議論を深めて認識済みだとでもいうのですか。 毎度教育委員会を傍聴して思うのだが、事務方は、教育委員の皆さんにわかりにくい説明を心掛けているとしか思えない。悪意が無いのなら能力が無いとしか言いようがない。 今委員会で、委員の一人が任期満了で去って行かれる。(再推薦もあるかもしれないが……)退任にあたっての挨拶の中で「教育委員会制度そのものの問題もあるだろうが、不本意なことが多かった。……」と通り一遍の無難な挨拶でなく、率直な感想で、最後まで問題を投げかけておられた。僕がこれまで見てきた教育委員さんの中でも最も真剣に教育を考えておいでだった委員さんの一人である。
by mmatusaka
| 2014-06-01 18:40
| 東京学生寮問題
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