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2014年 06月 21日
何が何でも廃寮2 の続き
内部補強は適切でない!と言い切って「なぜ?」と問われないために、外部補強について、ちょこっと難しい専門用語を入れて、そちらに関心を誘導するのだ。 建蔽率とか容積率は、知ったかぶりをしたい輩には、ちょうどいいレベルの専門用語である。「さすが議員先生、よくもこんな難しい言葉をご存知ですね。」と自尊心をくすぐるのである。そうすると、その用語を知っている議員はイイ気持ちになるわけだ。そして知らない議員は、今さら聞くわけにいかず知ったかぶりをして、ついには質問が続かないのである。 当局の決め台詞、「すでに議員先生におかれてはご存じとは思いますが……」と。 ちなみに建蔽率はケンペイリツと読む。東京学生寮のある武蔵野市のこの地域は住宅地で建蔽率40容積率80の制限がかかっている。敷地の40パーセント以内にしか建物を建てちゃダメ。(60%の余地を残さねばならない。)床面積は80までだから、総二階で目いっぱい建ててそれ以上はだめ。 ところが学生寮はこうした制限法律が出来る前の建物だから、既得権が認められている。この制限ルールをオーバーしていても容認するというわけだ。これを世に「既存不適格」という。 新基準に照らせば不適格だけれども合法なものとして問題ない。というわけだ。 現在学生寮の敷地は496㎡で建物は476㎡の総2階(面積にして238㎡) 計算すると建蔽率48、容積率96ということになる。既存不適格である。 既存不適格は合法なのだが、いかにも違法のような響きである。 つまり、新築建替えの場合は新基準を守らなければならず、改修なら現状の容積が許されるわけである。だから、新築の場合は40・80で現状の83%ほどに狭めなくてはならないわけだ。 そして、改修とはいえ、外部補強が外周に基礎を作るために、ただでさえ基準を超えているのに、その外周に構造物を作るから、これは「行政が容認するかが課題」として、限りなく難しく思わせる記述をしている。 ただでさえ違法なのに(実は合法)、さらにオーバーすれば違法の二乗で間違いなく無理だろうと思わせるわけだ。よく見ると、そこには「出来ない」とは書いてない。「問題があり、行政が容認するかが課題」と書いてある。 教育厚生委員会には真面目な議員がいた。(どちらもSだが)S議員は「容認できるか出来ないかの確認はしたのか?」と問うた。上記のような屁理屈やり取りはあったものの、先方武蔵野市の許認可の担当には何の確認もしていなかったことが発覚した。出来るか出来ないかの確認もせず、出来ない前提で、まさに「初めに廃寮ありき」だから「出来る」ことも「出来ない」に分類したいわけだ。 しようが無いので、我が島原市の建築許認可担当を呼び出して、こういう場合(建蔽率がすでにオーバーしている建物の改修で、さらに建蔽率が膨らんだ場合)容認されるだろうか?と問いかけたわけである。 脈絡もなく呼び出された職員は、「震災以降、耐震改修の場合は緩和措置がある。どの程度の緩和が許されるかは分からないから、それこそ先方に具体的に聞くしかないが……」との趣旨を説明した。それはそうだ、市民の安全のための耐震改修工事が、建蔽率に阻まれて出来ないようでは本末転倒である。 診断士の(言ったという)、根拠なき「内部補強は適切ではない」に合わせて、外部からは建蔽率オーバーで出来ないかも、の論理は崩れ去った。 事前打ち合わせもなかったから、島原市役所の建築専門家は本当のことを言ったまで(原則として耐震補強改修の場合は建蔽率要件に緩和措置がある)。当局は想定外の方向に向かったので、火消しに躍起になった。 建築に詳しいH委員長、にわか勉強の僕でも、すぐに「外周の改修に制限は無い」と理解できたのだから、それが分からぬはずもない。百歩譲って、武蔵野市の担当に改修の可能性を問い合わせることはやるべき仕事であることは明らかだ。と、分かったはず。 片や、ケンペイリツ・ヨウセキリツまでは付いて来ていた知ったかぶり議員たちは「キゾンフテキカク」で置き去りにされてチンプンカンプン。肝心の「改修は可能か?不可能か?」が表沙汰になって、限りなく「改修は可能」に向かうことを恐れたのか、委員長自らが当局に協力するように、真相究明を封じ込めてしまった。 (委員長は言い訳するだろうが、僕は確信犯であると断言する。僕の議員傍聴席からの質問を封じたことが証拠である。) S議員らは、改修案一つをとってもあまりにきちんとした検討がなされていない。資料が不足していることなど、指摘して審査に値しない。継続審査とすべきと正論を述べた。正論が通じれば我々議員も苦労しないのだが、理屈なんか無い方がいい議員が多く、正論は多数決で封じ込められた。 蛇足だが、委員会審議の進め方のルールに、「審査継続の申出」のタイミングというものがある。質疑を尽くして、納得の出来る材料がそろわなかったわけで、「継続にしてはどうか」は「質疑終了後」になる。 質疑が終了したら、次は「討論・採決」に進む。 委員長は周りも見ずに(見ないふりをして)「質疑を終結し討論を行います。」と突き進んだ、僕が議員傍聴席から質問の挙手をしていることも黙殺したが、S議員の「継続申出」も拒絶しかけたのである。あろうことか議会事務局長まで「既に質疑を終結し、討論に入っています。」と憲法で保障された言論の自由をを踏みにじる側に加担した。 さすがに多くの傍聴者もいたのでそこまでは強引にできず、「継続か否か」の採決はかろうじて実施された。S議員らの懸命の説得も「理屈じゃない」議員たちには通じなかった。出来レースは覆らなかった。 『できない理由をさがすより すこしでも出来る道を追い続けたい』古川市長が立候補の時、訴えていた言葉が虚しく響く。
by mmatusaka
| 2014-06-21 15:56
| 東京学生寮問題
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