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2014年 07月 17日
南島原市のhpの「選挙」ページ
おとなりの町なのに、選挙情報はなかなか入ってこない。南島原市も先の市議選(および無投票に終わったが市長選)から選挙公報が出るようになった。そしてその公報を7/15、南島原市選挙管理委員会がアップしてくれた。 ヨコミチ:リンクを張って皆様と情報共有しようとして、よく見ると、リンクを張ったら「公職選挙法第142条および第146条に抵触するおそれがあるため、差し控えてください。」などと意味不明なことが書いてある。南島原市はもっとよく勉強してもらいたい。「抵触するかどうか」事前に確認すりゃいいじゃないか!しかも選挙管理委員会は独立機関(行政とは別組織)なのに、南島原市はこの公報へのリンクを堂々と張っている。率先して違法の恐れがあることをやっている。 市から「選挙」(選挙管理委員会ページ)にリンクが張られ、そこに公報へのリンクが張られている。まあ間接リンクということだ。僕も、同様に「選挙」ページにまでリンクをしておこうと思う。「公報pdf」への直リンクだけは一応避けましたが…… こんな恐れがあるかないか分からないことで萎縮するより、明白な選挙違反をきっちり指導してもらいたい! と、相変わらず、突っ込みを忘れない、今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(きっこ風) ちなみに、僕のブログ1日100件訪問もあればいい方なのだけど、昨日は300件を超えた。選挙絡みの情報は流石にアクセスが多いようだ。 ネットによる選挙運動(意思表示)が認められるようになってだいぶやりやすくなった。そもそも「公選法」はカネのかからない選挙が大前提。ビラをまけば、その印刷代がかかる。戸別訪問をすれば金の受け渡しが発生する可能性が高い。結局金持ちほど有利。だからカネが無くても不利にならないようにと公選法がある。ネットで明らかなのは、文書の手渡しは無い。プリントアウトしても、その印刷費用は候補者側に発生しない。ましてやその文書(パンフ)のすき間におカネを忍び込ませるなど、現代文明をもってしても不可能である。 公選法の大原則に照らせば、ネット選挙運動で選挙違反になることは99%無い。候補者のHPに候補者のチン〇コ写真をアップして有罪になったらそれは、公選法違反ではない別の違法容疑だろう。その画像を載せることで話題を作り、訪問アクセスを増やし選挙運動につなげたとしても、1%の有罪可能性は無い。それでは「現金ばらまき」に繋がらないし、カネが有る無しに関係ないからだ。 文書図画の印刷にカネがかかることと同様同じ広報媒体としてテレビ放送を扱う発想で、ネット時代が到来した際、ホームページ作成も(莫大な)カネがかかると判断した時期があったわけだ。 それで、当初は頻繁に選管から電話があって「それは公選法に抵触する恐れが無いか?」と余計な指導が入ることが多かった。実はこの指導は対立陣営がチクッタことを念のために伝えるだけの事。本来なら、選管は「それは問題ありません。」とチクッタ陣営を指導しなければならない。 と、またまたヨコミチにそれていますが、本題に行きます。 新聞記事からは、毎日新聞の分をコピー掲載しようと思う。 ************************************* 選挙:南島原市長選 候補者の横顔 /長崎 毎日新聞 2014年07月15日 地方版〔長崎版〕 (届け出順) 南島原市の官製談合事件で逮捕、起訴された前市長の辞職に伴う出直し市長選は、20日の投開票に向けて、3人の候補者の訴えも熱を帯びてきた。それぞれの横顔を紹介する。【古賀亮至】 ============== ◇公正公平な行政に−−梶原重利氏(69)=無新 議長まで務めた市議を2期で引退した。市議選は2度ともトップ当選だったが「選挙から離れ、自然のなかで農業をして長生きしよう」と4月の市議選には出馬しなかった。 農機具を新たに買ってカボチャ、ミカンと米づくりに本腰を入れようとした時に、官製談合事件で前市長逮捕。かつての同僚市議たちから市長選への立候補を要請された。「寿命が縮んでもいい、と覚悟した」 筋の通らないことは許せない。市議の前は、西有家町役場に40年勤めた。税務課にいた際、特定の住民に規則を緩めようとする上司に意見した。「公正・公平は行政の基本、一度認めれば後世に影響を残す。力ずくで来る人には刃向かった」 座右の銘は「一事が万事」。一つ目ができて初めて次もできるという意味で、遊びでも一つのことに集中する。ゴルフならドライバーの飛距離にこだわり、釣りなら小型船舶2級の免許まで取り、釣果を競う。「誰よりも遠く、多く」の負けず嫌い。 ◇市の体質を変える−−伊藤剛氏(46)=無新 有家町職員の頃、慶応大法学部の通信課程に入学したのが転機になった。8年かけて卒業。福沢諭吉の「半学半教」の精神に触れ、人生の師に出会った。独学で中小企業診断士になり、行政の運営や国家の経営まで考えるようになった。 有家町長時代から間近に見てきた前市長が逮捕された。「選挙でしがらみが生まれる旧態依然の市を変えたい」。大学の恩師から立候補の決断を後押しされ、町と市計26年の公務員生活にピリオドを打った。 「『政治家』にはならない。市長も公務員の仕事の延長で、当たり前の行政を当たり前にやればいい」 公約の「子ども条例」に不妊治療支援を入れる着想は、実体験に基づく。妻由美さんと治療を受け、今、小学1年生の双子の1男1女を授かるまでの日々を涙ながらに語る。「心理的、経済的な負担を軽くしたい」 声と度胸は島原商業高の応援団で鍛えた。市の広報担当としてよく撮影した谷水棚田の景色がお気に入りだ。 ◇元気出る活性化策−−松本政博氏(66)=無新 加津佐町に広がる白砂青松の浜に立ち、海を眺めるひとときが好きだ。 「旧町の特色を生かしたまちづくり」を掲げるのには、古里への思いがある。2006年に旧8町が合併して市になっても「端の町」になった加津佐町の人口減少、少子高齢化は著しく「合併効果がない」。だから「端の町から元気の出る活性化策を」と訴える。 農家を継いでミカンやジャガイモを作りながら、3男1女の父としてPTAや同窓会での活動を通じて人を知った。加津佐町議を3期重ね、耕作放棄地や学校統廃合など地域の課題に取り組んだ。「ここだけは、という『一所懸命』の気持ちでやれば、人に喜ばれる。農業も政治も同じ」 4月の市議選で市議も3度目の当選。直後の前市長逮捕に「市政を変えるチャンス」と市議を辞職した。事件の温床になった入札制度の改革に関し、内部の通報体制の強化、風通しの良い職場づくり、と職員の意識改革にも目を向ける。 ************************************* 同じく毎日新聞、6/22の段階の記事。この頃はもう一人立候補表明をしてあり、候補者4人。更に乱立もあるのか。という動きだったが、結果3名による選挙となった。 ************************************* 選挙:南島原市長選 談合事件「事故だと思う」 元市議会議長・梶原氏発言 /長崎 毎日新聞 2014年06月22日 地方版〔長崎版〕 南島原市の官製談合事件で逮捕、起訴された藤原米幸市長の辞職に伴う出直し市長選に立候補を表明した元市議会議長、梶原重利氏(69)が21日、事件について「事故だと思う」と発言した。市民の中からは「市長の犯罪を厳しく見ていない」と批判の声が上がっている。 発言はこの日、同市内で開いた自らの立候補表明の記者会見で出た。2期目半ばの藤原市政の評価について「無投票再選されたのは藤原市政の成果。藤原さんは人間的にもいい人」としたうえで事件に触れ、「ただ業者関係に負けてしまった。人間みんな弱い立場にある。これは一つの大きな事故だと思う」と発言した。 「事件を事故と思うのか」と記者から発言の真意をただされると「一人の人間の持つ弱さの事故ということ。他の市では南島原市と同じ条例(入札制度)の中で事故が起きていない」と釈明した。「だから(市長の関与が問題になった)入札制度を変えて市長の権限が及ばないようにしたい」と入札制度改革に話をつなげた。 官製談合事件を議会で追及している小林知誠市議(共産)は「市長の犯罪を事故だと思うようでは、再発防止を考えているようには見えない」と憤った。 出直し市長選は7月13日告示、20日投開票。今のところ梶原氏のほかに、元市職員、伊藤剛(つよし)(46)▽元市議、高木和恵(64)▽市議、松本政博(66)−−の3氏が立候補を表明している。【古賀亮至】 *********************************** さて入札不正に絡む三候補の考え方であるが、全く事の重大さが分かっているとは思えない。最有力と言われている梶原氏がたまたまこの記事では紹介されているが、マニフェスト討論会でも三人にほとんど違いは無い。市長が関与できない(関与しない)仕組みにする、とか。要はモラルだとか。それじゃ今までと同じじゃないか。過去の事例は(市長が関与していたかどうかは別として)職員が何人もつかまったのではないか!「部下の不正に関与しない」でどうすんだよ!部下に不正をさせないように大いに関与してもらわなきゃ困るではないか。そして自らが「不正をしない!」ときれいごとを言うのではなくて、「不正が出来ない仕組み」を今後検討しますではなくて、今すぐ「不正が出来ない仕組みの試案とか方針」ぐらいは具体的に出して来い! 検討しますは「しません」ということだ。今後とも不正入札の仕組みは(ばれないように巧妙に形を変えて)温存します。今後はばれないようにしますからヨロシクね、と言っているに等しいではないか。 今回はトップを捕まえたから、たまたま職員に逮捕が及ばなかったけど、市役所も同罪だ。市長が一人でやった犯罪ではない。副市長も(罪を認めて?)職を辞したわけであるが、同じく逮捕された業者はともかくとして、「官」の側は市長・副市長の二人だけで出来る犯罪だったのか! 入札の諸手続きの過程で、職員が知らなかったはずないではないか!「職員も大変だよね、上に言われたら従わざるを得ないからね。」と職員ぐるみの犯罪を逆に、職員に対して同情する始末。なんて心優しき市民たちであろうか。 確かに南島原の病根は深い。しかし島原市にも、全国すべての自治体に、更には政治そのものの共通する問題が多く含まれている。この機会にじっくり考えたい。 投票行動の参考にしていただきたい思いはあるが、僕の出す情報はまだまだほんの一部だ。あと3日しかない。皆様各自の判断で投票だけは必ずやってください。後で、「こんな人に投票するんじゃなかった!」と後悔することになっても、「投票しない」ことの罪の方がはるかに大きい。このひとこそ!という候補者にめぐりあえるに越したことはないが、よりダメな候補を落とすために、その人よりましな候補に投票するという投票行動もあることを真剣に考えてほしい。候補は今回の場合3人しかいない。有権者の理想に100%合致することは無い。帯に短しタスキに長し。 ネットを出来る方は、伊藤候補は盛んに情報発信してるから検索をかけてみるといい。梶原候補・松本候補はあまりネット情報発信には力を入れていないのか、ホームページもブログも見つけられない。検索漏れだったら教えてほしい。 梶原・松本候補はともに議員出身。南島原市議会ホームページから「会議録の検索」をやってほしい。それぞれ一般質問を何回もやっているので、お二人それぞれの「政治姿勢」「政治の考え方」は、そこに反映されている。現職の強みであり、弱みでもある。 僕の情報発信は、とかく「行政批判」「議員批判」が多い。今回の候補者はまさに行政出身者・議会出身者、両方経験者もいるようだ。結果として辛口批評になりがちだが、個人批判だけでなく、その属性(公務員という立場)に対する批判もセットになっている。立候補者は既に公人。色んな批判にさらされてタイヘンでしょうが、あと数日完全燃焼し、選挙後も南島原市のために尽くしていただきたい。 火中の栗を拾おうという志高き三人の候補に敬意を表したい。
by mmatusaka
| 2014-07-17 09:31
| 島原から日本を変える
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