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2014年 08月 22日
当ブログ『新・土佐日記』ほぼ毎日更新を宣言しておきながら、このところ何日も空けることが多く反省しなければならない。色んな書籍や新聞記事などもじっくり読むと、結構いいことが書いてあり、自分であれこれ書くよりは、そうしたモノを引用紹介した方がいいのかなと思うこともしばしばだ。考えてみれば例えば新聞記者一人がコラムひとつ書くのに、仕事として(給料ももらいながら)全力を集中しているわけで、作家に至っては、その出来上がった本こそ最終目標なのだから、簡単にかなう訳がない。
僕ら議員の仕事は「本会議のやり取りとそのあとに残る政治をよくすること」だ。本会議の公式発言で、行政側の公式発言を引き出し、約束させること。その過程において行政担当部署と交渉する中で、本会議の議論に入る前に解決することも多い。いずれにしても、そうした議員活動こそ最終目標である。このブログはその活動過程の報告である。 情報発信は情報収集につながる。(情報は発信するところに集まる。)憶測の段階や、個人情報を含む場合の情報発信は慎重を期さねばならない。しかし、確定した結果報告だけでは意味をなさない。途中経過をこそ公表し、そこに市民の力を借りなければならない。僕のやり方の軌道修正をしなければならない。そのためには情報は共有されなければならない。 時々、多くの評論家がやりそうなコメントも出てくる。時代背景、色んな先輩諸氏、優れた見識、僕の行動に至る「考え方」の形成過程だからだ。だから、僕がどういう本を読み、どういう人物の話を聞き、何を感じ考えたかも記そうと思う。その順序も大切だ。 自分でもよくいうが、このブログを一番活用しているのはたぶん僕自身である。しかし、何でもかんでも発信していたら読者諸氏も迷惑であり、僕も混乱するばかり。(先ほど言った、憶測情報や個人情報は、やはり出すべきではない。よって、手元の松坂メモと照合しながらの作業となる。)いずれにしても、少しばかり多めの情報になっても、あとで確認をするためには詳しく報告する方がいいと考える。 ※そういえば、かつて「松坂の政策チラシ」(二つ折りとか三つ折りとか)を作る際、選挙のポスターを作る際、選挙公報の書き方を巡っても様々議論を重ねた。「そんなにごちゃごちゃ書いても誰も読まん!もっと簡潔に、ワンフレーズでいい。」という意見もあれば、「なるべく詳しく政策を述べるべし」という意見もあったわけで、『わかりやすく(読みやすく)』を心掛けながら、僕の場合は後の方の考え方(なるべく詳しく政策を述べる方針)を通してきた。 ましてや、インターネットに関していえば、ほぼ無限の容量が与えられているのだから、図書館で言えば古かったり使用頻度の低い資料図書を地下倉庫に納めて閉庫式にする制限は無いのだからすべて開架式にできる。そういう意味では、ブログと本来のホームページの連携充実も課題だ。 これまた反省点だが、近頃この手元の松坂メモもおろそかになりがちで、書いてる内容をあとで再現できないことがしばしばある。一昔前は、メモに「〇月◇日〇〇氏と懇談(△△について)」とメモしておくだけで、その内容を再現出来ていた自負があるのだが……近頃は、これも怪しくなってきた。(>_<)これはこれで、自分に厳しくしなければならない。 そんなこんなで、実は最近改めて、初心忘るべからず。議員に成りたての頃感じていた「おかしい」点は今もおかしいままで、ほとんど改善されていない事ばかりだと痛感している。慣れてしまってはいけないし、諦めてはいけない。そんな思いをここで書き記しておこうと思う。
by mmatusaka
| 2014-08-22 11:50
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