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「正直がいちばん!」
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2014年 08月 30日
「三度目の正直」という言葉があるから、その連想で「11年目の正直」とタイトルをつけて、正直がいちばん!の松坂はふと考えた?「三度目の正直」の「正直」は、確実とか実現成功とかの意味なのだが、何故「正直」という言葉を使うのかな?と。まあ、正直が結局は一番の近道であり、最良の政策ということで、今後も「正直がいちばん!」でやっていこうと思う。
実はストレスが一番たまりにくくて、精神衛生上もベストのやり方なのであります。 閑話休題 久々に議会運営委員を拝命している。本日8/29(金)、9月議会の議運(議会運営委員会だった。) 会派を基準に委員を出すので、どうしても多数派に有利な運営になってしまう。多数派が市長派の場合、市長理事者に甘くなる。もちろん中立公正は大前提であるが、なかなか思い通りにはいかない。 段取りをする議会事務局職員、悪気は無いのだろうが、どうしても同僚たちの職場市役所がなるべくつつかれず、無難に乗り切って、事なかれで終わらせようと意識が働く。議会改革を目指す松坂は、改革を阻む議員と職員の両方に気を配らなければならぬ。 議運は折に触れて頻繁に開催されるが、定例会ごとに必ず開かれる議運が招集日(議会初日)3日前に開かれる、議会日程等を決める議運だ。僕はこの日程決めの議運はほぼ欠かさず出席してきた。何故なら、この日一般質問の通告順抽選があるからだ。これまで一度も一般質問を欠かしていないので、今議会の一般質問で46回目という計算になる。 員外席から、質問や提案は出来るが議決権はない。これまでも多くの名案珍案を提案してきたが、中々採用はしていただけなかった。議決権を持つ議運メンバーになっても、次は多数決の壁がある。 席上配布された原案資料では見えないのであるが、島原市議会では例年、説明書報告書に対する質疑を一括質疑としてきており、先例となっていた。本来、議会の常識としては、議案等は順次一つずつ片付けていくのだが、 議長:日程第3、〇〇は~に基づき報告されたものでお手元に配布の通りです。これに質疑はありませんか。(なし)質疑なしと認めます。次に日程第4、△△は~に基づき報告されたものでお手元に配布の通りです。これに質疑はありませんか。(なし)質疑なしと認めます。次に日程第5、◇◇は~に基づき報告されたものでお手元に配布の通りです。これに質疑はありませんか。(なし)質疑なしと認めます。 とまあ、特に質問が出ない場合は、議長が大変なので 議長:日程第3、〇〇、日程第4、△△、日程第5、◇◇は~に基づき報告されたものでお手元に配布の通りです。以上一括して、これに質疑はありませんか。(なし)質疑なしと認めます。 と、やるようになっていたわけです。それが先例となっていた。 ところが、いざ質問がある時は、三回質問ルールがあるので 質問議員:〇〇についてカクカクシカジカ、△△についてカクカク云々、◇◇についてはナンタラ・・・ 理事者も3項目答弁し、再度質問議員は〇〇、△△、◇◇と順次再質問、再々度繰り返すことになり、 質問や答弁が長くなると実にわかりにくくなる。 近年、指定管理者制度が導入されて以降特に、文化事業団と島原城への質問は増え続け、行ったり来たりでわかりづらかったので、僕は本則通り、一括質疑をやめて、順次やっていくよう提案を続けてきた。 その度に、「これまでどおりでいいじゃないか」に押し切られてきていた。この二つの団体は天下りの温床でいろんな利権の集まるところ、口利きまがいのことをやってきた議員や、近々天下りを予定している課長たちに良かれと、少しでも質問機会を減らし、分かりにくくすることを良しとする議員が立ちはだかっていた。 僕は、ここ数年はほとんど毎回このことを訴えて、本会議でも皮肉を込めて「一括」にする議長の議事運営を批判しながら、二つの団体の問題点を行ったり来たりしながら質問を続けてきた。 そして、今回やっと、あるべき本則にこぎつけた。特に以下の理由の2を力説した。 勝因は三つある。 1、議運メンバーの保革が拮抗していること。議会多数派が市長与党とは言えない状態。 2、従来6月に報告が上がっていた文化事業団と島原城が9月にズレ込んで、9月は従来から教育委員会の報告もあるので、今回は3項目となった。今年は天守閣復元50年もあり、もともと文化事業団は質問も多かった、そこに来てここに問題児「教育委員会」と来ている。3項目とも質問が複数の議員からあることが予想されて、「一括」だと本当にわかりにくい質疑となる。さすがにこの筋の通った理由、しかももともと順次が本則、さらに市長にそこまで義理立てする必要もない。 3、正直がいちばん。 ※島原市は通告制を採っていないので、こうなる。すべての発言に通告制を取っていれば、通告が少なければ「一括」多ければ「本則の順次」という決め方になる。 一般質問だけが通告制なのでこちらは、通告数に応じて4日取るか3日取るか決めたわけだ。そしてその順番も。 島原市議会が通告制を取っていないのは良い所です。たまに議長が起立(発言の意思表示)を無視して、発言を封じることがありますが(通告性なら、さすがの議長も無視できない。)、ほかの議員の質疑の答弁を聞いて、「ぬぬ、それは変だ、俺も質問しよう」となるのは、まさに議論が深まるわけでいいことなのだ。 未だに学芸会をやっている某県議会のように、質問も回答も理事者がシナリオを作って読み合わせるだけの議会には出来ないことなのだ。 通告制のある一般質問には「関連質問」という機会を与えてあります。 9月1日議会初日、冒頭から「嵐」になります。
by mmatusaka
| 2014-08-30 00:22
| 島原の自治と議会
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