未曾有の馬鹿政治家

今回も毒舌です。（暇な人だけ読んでください。）
（ストレスがたまるから読まないほうがいいかもしれない。）

　「未曾有」

　本来は「みぞうう」と読みます。
これを「みぞう」とよむのは、「ゆいいつ(唯一)」を「ゆいつ」と読むようなものです。

　などと解説もありますが、確かに辞書を引くと「みぞう」だ。しかしふつうは「みぞーう」と発音するのが普通かなと思う。いずれにしても、「みぞうゆう」は無い。
　単なる読み間違いは誰にでもあるが、総理大臣ともなると、任期中に「未曾有」の大災害はよくあることで、これはやはり最低限の常識だと思う。
　麻生さんが漢字を読めない不勉強な人とは分かっていたが、これは常識ある大人なら耳から入ってくる常識読みだ。要は不真面目なバカと言うことを暴露しただけのことだ。
　近頃の安倍総理、ちょっと前の森元総理、そして麻生さん、三人の馬鹿政治家で「誰が一番おバカでしょうコンテスト」はあちこちでやられていた。

　そもそも安倍さんのような、人間としても問題のある人が二回も総理をやるとは思っていなかったので、過去形で、3人の中で誰が一番馬鹿だったか、と言う話だった。
　済んでしまった過去として、二度とこんなバカを総理にしてはならないし、そもそも政治家に選ぶべきではないという議論だったはずなのが、未だに馬鹿をさらしっぱなしで、トップスリーを堅持しているところが、日本の今の姿だ。
　
　この「馬鹿」と言う言葉も馬や鹿に申し訳がないほどだ。ありとあらゆる軽蔑を込めて、とりあえず、おバカな3人と言うことで、3人をいちいち説明しても気分が悪くなるので、何と言ってもみぞうゆうのおバカ代表麻生さんを批判しておこうと思う。これだけ日本を混乱に陥れているのだから、批判されるに足る要件を備えている。
　残りの二人も、推して知るべし。

　批判の強いマイナンバー制度。このままではうまく定着できそうにない。と言うわけで、またぞろ問題児麻生さんが思いつき発言をした。

　島原市議会にも、思慮が足りなかったり、無知が招いた勘違いを、メンツだけで最後まで押し切る馬鹿議員が約3名いて往生している。多くは大勢に影響なしで、本人が吠える間ほったらかして置くのが定番。
　同僚議員や理事者たちは「この馬鹿にいつまで付き合わなきゃいけないのかなあ」と無駄な時間をつき合わされ迷惑している。僕らは膨大な無駄な時間はそのまま人件費にも跳ね返るわけで、時々野次を飛ばすが馬鹿につける薬は無い。同僚議員や、部課長から「かえって火に油を注ぐだけだから、無視して聞き流すのが一番だよ」と目配せがある。

　島原市議会の約3人とこの元総理三バカ大将、どちらが馬鹿かと問われても甲乙つけがたい。さすがにその影響力とかかった迷惑の大きさからすれば、元総理三馬鹿トリオに軍配を上げるしかないだろう。

　そもそも、消費税を上げるのと引き換えに、「臨時福祉給付金」なるものをばらまくという発想が、国民を愚弄している。貧乏人に金をばらまくことが福祉だと思っている。貧困にあえぐ人たちをサモシイやつらと見下している。（消費税、上げなきゃいいじゃないか！）

　26年度ばら撒いた臨時福祉給付金。お一人様1万円。人口47000の島原で対象者は13500人。このバラマキのために日本全国の役所職員は、膨大な時間を奪われた。
　公明党は（創価学会員は貧困世帯が多いから喜ぶはずだと）大きな声で、僕らが自民党に協力してやったんだよ！公明党が貴方に上げる１万円だよと大騒ぎ。（創価）学会員だって、貧困でも、そこまで心は貧しくないよと腹も立つやら、学会員でなくとも呉れるという１万円を「そんなもんいるか！」と突っ張るヤセガマン武士はそういない。
　島原で言えば13500人のうち約2000人は手続きをしなかった。しなかったのかめんどくさかったのか、訳が分からなかったのか。常識で考えれば、エンゲル係数の高い貧窮世帯ほど不利益になる消費税引き上げをする政府が、まさか貧窮者に金を呉れるとは思いもよらないから、通知を受けても「オレオレ詐欺」だと思って、無視したのかもしれない。

　そして今年27年度もこの『臨時福祉給付金』をばらまく。島原市でマタゾロ13500人に、今度は6000円ですけど欲しがるサモシイ市民は届を出せよと通知した。僕は悔しいけど、詐欺だと思って無視している市民に、一応この6000円はヤセガマンしないで貰って有効活用した方がいいよとアドバイスせざるを得ない。

　職員は、去年で懲りているものの、今年は去年の経験を活かしていくらかスムーズにこの給付金をばらまくことをやらされている。

　そこに今回、ミゾウユウの馬鹿大臣麻生さんが、マイナンバーカードのICチップにはいろんな情報が入れられて、お買い物ポイントのようなものだって入れられるらしいぞ、ならば、今度は「臨時福祉給付金」を貧乏人はお買い物の消費税10パーセントを、現行の8パーセントでいいよ。つまりお買い物ポイントを売り上げの2パーセントつけてあげて、還元すればいい。そうすればお金を欲しがるサモシイ国民は我先にマイナンバーカードを持ち歩くようになる！すごい名案。これぞまさに一石二鳥。こんな素晴らしいことを思いつく僕ってやっぱり天才かなあ！と。
　まさに天然馬鹿も甚だしい。情けないのは取り巻きの官僚だ。「すごい！麻生さんそんな名案誰も思いつきませんでした。言われてみればニュートンコロンブスの卵、天才という言葉は麻生さんのためにある！とおだてる。（心の中では、ああこの馬鹿につける薬は無いなあ、裸の王様もいいところだ、と舌を出している。）
　自民党の閣僚たちは三馬鹿ほどじゃないが、こちらも同じくアホばかり。本気になってほめそやす。マスコミも、とにかく大本営発表には右へならえ。
　実現不可能な荒唐無稽の思い付きを、本気で報道するのだからあきれ果てる。本来なら、「麻生大臣、気が触れたか？！」の見出ししかないだろう。日本全国に激震が走った。

　今度は「臨時福祉給付金」がマイナンバーカード消費ポイント還元企画になるという。

　既にわずか10年で失敗に終わった膨大な無駄遣い「住民基本台帳ネット及び住基カード」。これは今回のマイナンバーと同じ思想だ。現在カードの普及率は全国民の5パーセントと言う。島原市ではまだ千数百人わずか3パーセントの普及だ。（松坂はその住基カードを持っている稀有な少数派だ。研究のために作ったのだが、製作負担金500円は自己負担。政務調査費は使いませんでしたよ。）
　自動車免許を持たないおじいちゃんおばあちゃんが、身分証明書代わりに、住基カードを作っているのが実情。手数料は500円だ。’実は500円で出来上がらず、製作費2000円弱の裏補助が1000円以上ある。税金だ。
　国民全員カードを作ったらものすごい出費になっていた。

　僕は、背景にある思想は国民背番号による一元管理とか徴兵制の準備とかそんな高邁なものとは思っていない。このカード原料どう考えても数十円の材料代で出来そうなもの。このカードの仕入れ先は一社独占だ。これから調査するが、おそらく総務省の天下り独立行政法人あたりで一括随意契約だ。（違っていたら後程訂正します。）不要なものを税金で買い上げる無駄遣いの典型だ。
　このカード作成マシンが各自治体に配置してある。その機械もまた必要だ。このカード作成機のメーカーがまた一手販売。代表的なもうかった会社（天下り法人）は恐らく、カード販売元と、機械販売元だ。

　麻生さんが徹底的に頭がいいのは（悪いのは）マイナンバーカードでお買い物にポイントを付けるシステムにすれば、日本全国のすべてのお店がカードリーダ（ポイント付与マシン）を据えつけなければならない。おそらく中小零細は機械導入できないはずだから、ここにも機械導入補助金を付けてあげよう。そうすればカードリーダメーカーも喜ぶ、サモシイ中小企業も税金投入なら受け入れる。こちらでも一石二鳥だ。してみると一石四鳥だ。俺って天才の自乗！

　今回島原市は、マイナンバーカードの普及は最大限7パーセントと見て予算を計上した。今度は500円の実費は取らず、全額税金。交付税措置をする。島原市は当初予算で1800万円を計上した。47000人の7パーセント3290人で割れば、一人当たり5000円を超えるのだ。
　もちろんこの経費は、47000人全員にまず「通知カード」を送る経費も含まれて、そううち7パーセントがマイナンバーカード作成までこぎつけてのことだ。

　ただで出来るカードと言っても、何のメリットもないカードを作るために労を惜しむ日本人が何人居るだろうか。

　だからこそ、（4000円が限度だけど）お買い物ごとにお買い上げ額の2パーセントを還元すると言えば、そのメリットを求めて、国民はサモシイから絶対に飛びつくはずと考えたのが麻生さんだ。すごいでしょ。

　天才的大馬鹿者麻生さんを、大いに笑ってくれたまえ。

　日本全国の市民窓口の職員は、本当に心底麻生の馬鹿にあきれ返っていることを付言しておく。鹿児島県知事の時代錯誤なおバカ発言（女にサインコサインを教えて何になる！）が霞んでしまう。
　この鹿児島県知事の究極のおバカ発言も、歴史に残すべきと考えて、麻生さんのおバカにかき消されないようにここに記録にとどめておきます。

　ここまで読んでくれたあなたの忍耐力に感謝します。