|
情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2025年 11月 2025年 10月 2025年 09月 2025年 08月 2025年 07月 2025年 06月 2025年 05月 2025年 04月 2025年 03月 2025年 02月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2016年 01月 12日
何のための機械化(コンピュータ管理)
事件は、ちょうど1年程前に起きていた。島原市職員H が徴収した税金を着服して遊興費(及び借金返済)にあてていたことが発覚したという。懲戒免職の処分になると記者発表されたようだ。 集めた税金を入金処理しなければ、未収滞納状態は続くわけで、督促状に続いて、催告状が出される。催告しても入金処理が済まなければ、その後も催告は続けられる。 税金を納めたはずなのに、再度督促催告を受ければ、納めたはずだと不平が出るはず。何故に1年間も発覚しなかったのか。不思議になって調査をした。 民間でもよくあることだが、請求書再発行と入金が行き違いになるケースがよくある。支払いの方法が口座振替やら、各銀行窓口、コンビニ納付、市役所窓口納付などなど数通りあるから、時間差タイムラグのせいで行き違いは十分考えられる。 それぞれの通過点に必ず、人間による入力作業が介在するわけで、いくらマイナンバーで管理しても、その番号の打ち間違い、金額数値の桁違いなど十分起こりうる。入力ミスをカバーしようと、バーコードを使おうがQRコードを使おうが、鼻くそ一つでエラーが発生する。 そんなわけで、請求書には「行き違いでご入金済みでありましたらごめんなさい。」の一文が付く。ひどい時には、二重請求だけでなく二重払いも起こりうる。 島原市は窓口での現金納付は(一応)地区別などで守備範囲を決めて徴税しているらしい。入金されていない納税義務者に督促や催告の納付書をコンピュータで印刷して送付するわけだが、送付する前に(ギリギリ直前納付の)行き違いチェックのために、その担当に二重請求になっていないかの確認をさせるのだそうな。 つまり、送付する必要のない請求書(催告納付書)を「抜き取る作業」をやっていたわけだ。 行き違いで不快な思いをさせないためという配慮がアダになったともいえる。 で、担当は、その請求書を抜き取っていたというわけだ。昨年の3月を超えて決算は確定しているわけだが、収納率優秀な島原市であるが、それでも滞納はあるんだねと思っていたら、実はとっくに納付済みの数百万円も交じっていたことになる。(島原市の収納率はもっと高くなるはずだ。) いつかはばれると分かっていながら、毎月毎月神経すり減らして、送付してはいけない請求書を抜き取る作業をしていたと思うと、悲しい。 個人犯罪で確信犯である。一義的には、悪いのは本人だが、監督責任も問われる。防ぐ手立て(別人による確認など)は改善せねばならないし、「魔がさす」環境を極力排除していかなければならない。これでまた、公務員批判はエスカレートし、市民の納税意欲も減退するだろう。影響は半端ではない。 気がかりなことがある。ギャンブル依存症のことだ。島原市が、場外舟券売場オラレを誘致する時、もっと真剣にギャンブル依存症のことを論議しておくべきだった!今回の不祥事職員もまたギャンブルで身を滅ぼしたというわけだ。 ※参考:前回の不祥事
by mmatusaka
| 2016-01-12 17:40
| 島原の自治と議会
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||