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2016年 01月 14日
この度の市役所職員不祥事(徴収した税金を横領)。本日1/14市議会全員協議会が招集され、議員に対して当局から説明があった。本当に原因究明やこれからのための改善をするならもっと踏み込むべきだと思うのだが、「済んだことは仕方がない。これからきちんとやれ!」で終わったような気がする。
市民から届いたメールの一部を紹介する。 ******************************** たまたま発覚した今回の税務課の事件で、本人の免職は当然上司4人の1〜3カ月という毒にも薬にもならない処分は、納得できるものではない。 市長はいまこそ人事権を行使して総務部長を分限免職処分する、それをやれば、税務課以外の各課はもとより真の制度改革につながると思います。 「労働基本権の制約」の最大の受益者は、公務員自身公務員全体だということだ。公務の中立・公正これは公務員制度改革を阻止 するための最強の呪文です。 憂える一市民 ******************************** 監督上司まで免職!とまで。 いつのまにか、市民感覚が役所の常識で麻痺していないか。 事件を知った時の最初の感想。 生涯賃金3億円をふいにすると分かっていて、目先の愚かな誘惑に負けて、もったいない。と。 しかし考えようによっては、3億円の罰金が科せられるのではない。今後の労働の対価としての収入が入ってこないというだけのことで、要は『ゼロ』なのである。言い換えれば「お咎めなし」で決着なのだ。 今後刑事告訴で有罪が確定しても、窃盗刑でいくら罰金?もしくは懲役何年? 斬首刑でもなければ、追徴金があるわけではない。 公務員の明日からの給与は無条件で保証されているのではない。 明日からまだ3億円が約束されていると思うから、それが無くなることは可哀そうだ。 と思うのは既に公務員の側に立った発想ではないか。 だから、ばれても命が取られるのではない、家族に類が及ぶのでもない、生涯追徴金を払い続けなければならないのではない。明日から公務員の仕事が無くなるだけ、仕事をしないのだから当然お金はもらえない。当然のことだ。「お咎めなし」のゼロ円で解放されて自由になるだけだ。 そんな甘さが、生じるのではないか。自分のことしか考えない人種には痛くもかゆくもない懲戒処分ではないか。 つまり、軽すぎる処分なのだ。それが市民感覚だ。 さすがに、こうしたスキャンダルがあると、ブログの訪問者も増える。 昨日今日のデータ、 皆さんどのようにしてブログをチェックするのか? 数年前の僕の記事 「公金横領発生:どこが?『徹底した情報公開』か!?」に26件ものアクセスがあっている。あわてて、その記事にもリンクを張った。
by mmatusaka
| 2016-01-14 18:30
| 島原の自治と議会
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