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2016年 01月 26日
島原市内の小学校教員による盗撮事件(懲戒免職)には失望した。またも教育委員会イシュー(事例)だ。
一昨年にも島原市教育委員会職員による盗撮事案があった。前回は教員ではなく、普通の公務員事例に照らしたのか、減給処分だった。(依願退職のため失職)。今回は小学生に道を説く先生、さすがに懲戒免職となり退職金も支給されないとのこと。 2年前の「あってはならない事、二度とそうしたことが無いように」との誓いは何処へ。全く教訓になっていない。 この二か年僕は特にこの教育委員会がらみのテイタラクに警鐘を鳴らしてきた。佐世保女子小学生同級生殺人(先般の中高一貫校:県立佐世保北高の問題ではなく、佐世保市立大久保小学校の分)の時の担任教師が、島原半島の小学校に赴任し、教室で児童に対して「窓から飛び降りろ!」と脅迫した事例を紹介した。 当事者教員がまったく学んでいないのだから、それを他山の石にも「人の振り見て我が振り直せ」にもならない。あってはならぬことが繰り返される。 僕はこの税務課の不祥事はゆゆしきことと考え、これを機に改革をしなければ!と思っていた矢先。この盗撮事件だ。 あ、これは何も反省検証の作業がなされていない。言葉は上辺だけで、本心は、「現状で問題ない。犯罪を犯した職員の個人の特異な問題でしかない。防ぎようがない。防ぐために色々考えたり、改良したりする気はさらさら無い。」ということなのだ。 あってはならないことは「無いこと」なのだ。 議員に対しては処分があった直後1/14 ←1/5 発覚 1/12処分(1/13報道) 全員協議会で報告があった。僕も含め何人かの議員からも厳しい指摘があったが、僕はまだまだ質したいことが山のようにあったのだが、ほどほどで(進行役の議長に)打ち切られて、納得できないまま(同僚議員たちも納得は出来ないが、かといって時間は限られている…もう十分反省しているだろうから、十分検証して再発防止策に努めるというならこの辺でよかろう…という感じで)終わってしまった。 僕は単独で税務課の窓口現場を訪問して、つり銭管理などあきれ果てた前時代的なシステムにため息をついた。「こりゃ、ダメだ。じっくり腰を据えてやらなきゃ、一筋縄では行かない。」そう思っていた矢先、今度は小学校教諭に拠る盗撮事件だ。(繰り返すが同じ島原市でほんの1年前に同僚公務員による同種類の事案があったばかりなのだ。) 1/14の説明では(1/12の記者発表では)、直ちに再発防止検討委員会(仮称)をたちあげる。業務上横領容疑で刑事告訴する方針。と、言っていた。 それから2週間たっているのに、委員会は存在せず、告訴も相変わらず準備中。この2週間は隠蔽工作のための期間としか思えない。とっくの昔に証拠は秘匿され、黒幕は姿を消すことが出来るに十分な時間だ。あきれ果てる。 検討委員会については、議員先生方のご指摘があった第3者を入れるかどうか、(入れる方針で)検討中でございます。(1/26)と来たもんだ。悠長なものだ。 ここからは副市長に(すなわち市長に)対する苦言である。検討委員会の長は慣例で副市長が成るようだが(今回も副市長を代表とする検討委員会と、マスコミ発表しているようだ)これじゃ駄目である。立ち上げ招集までは、役割上やっていいが、そのあとは被告席に座る覚悟じゃないとだめだ。そもそも役所のシステムを突かれた犯罪なのだから、追及されるべき担当責任者(しかもほぼ最高責任者)が追及しても、逆に言い訳探し、隠ぺい工作に走るのは目に見えているではないか。 (ここからは一般論なので、個人攻撃と思わないでほしいが)概して副市長や部長らは能力もさることながら、人の上に立つほどの人格高潔な強い人間である。これが検討委員に成る人にふさわしくない理由である。 自分だったら、けして間違わない、けして不正はしない、どんな誘惑にも負けない強靭な意志がある。その自分だけの特殊事情をもって、公務員はすべからく全員、公明正大で間違うはずがないという尺度でモノを考える。だからいつまでたっても、自己管理が任された集金袋(つり銭袋)からカネが消える現象が理解できないのである。 これは9年前の例だが、「役所(職員本人)のミスで二重徴収した税金ですので、自分が走って行ってでもすぐに返します。」と言って、本来会計課の別の職員が振込み等の手続きでやる仕事を、単独犯で返すふりをしたのではないか。 本当の反省なら、会計の職員にも「急いでくれ」と頭を下げ、あちこちで恥をかくことである。先方に「なぜ振込みだ(なぜ俺のカネを会計課まで取りに行かなきゃならんのだ、)てめえが持って来い!」と言われてもひたすら土下座して、「自分のようなミスを犯す人間は現金を持たせてもらえないんです。ご理解ください。」と説明責任を果たさなければならないのだ。 そんな時に「迷惑をかけた市民に一刻も早く~」は言い訳と手抜きであることを見抜かなければならぬ。 「市民をだしにして、、自分がすべき仕事を手抜きするな!」と一喝しなければならない。 今回の場合、「既に入金済みと入れ違いに督促を出しては市民に迷惑をかけるので、集金人に督促状発行も任せた。」という理由が如何に説得力が無いかを理解しなければならない。 現に9年前も今回も、市民はだしに使われて、着服横領を許してきたのではないか。ついつい誘惑に負けてしまう弱い人間(弱い時間帯)が理解できない、人格高潔な副市長部長は役に立たない。人は魔がさすことも理解できなければならない。 表現力としては「お前ら下級吏員は、卑しいから不正をする可能性があるから二人で行け」ではなく、「人は誰だってミスすることがあるんだから、二重チェックのために二人で行け」と優しく部下を指導せねばならぬ。 しかしのんびりゆっくりやれとは言っていない。
by mmatusaka
| 2016-01-26 19:27
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