人種が違うのか：甘利氏の問題

　またも「政治とカネ」の問題。甘利氏はどんな人？検索をかければいろんな情報が入ってくるが、評価の大勢はマスコミが決めてしまう。秘書の不始末の責任を取って辞任（＝本人は悪くない）で幕引き。
　本人も50万円を2回貰っておきながら、よくもまあいけしゃあしゃあと。

　釈明まで１週間待ってくれ、１週間で思い出すから。不思議な話だ。一週間で、証拠隠滅、説得買収工作、スケープゴートのでっち上げを考える。という意味だ。分かっているくせに、こんな不自然な言い訳を放置するマスコミ。

　文春の写真はようかんの袋と一緒に５０万円を受け渡した後の写真ということ。写真・テープ・渡した紙幣の番号まで控えているなどと証拠がそろっているというので、「え、あの時封筒を内ポケットに入れる場面も写真に納まっているのか？」それだけが心配だった。１週間かけて、その懐に入れる瞬間だけは証拠映像が無いことを確信したのだろう。
　菓子袋にのし袋が入っていたということにして、政治資金として扱うよう指示した。とストーリーを作った。これが１週間の成果ではないか。
　あの時ツーショットで写真を撮る前からカメラが回っていたのか？まさか？それが不安でたまらないというドギマギ会見を見逃してはならない。何が政治家の矜持だ。何がそもそも人間としてだ。

　じつは出身大学が、慶應と聞いて、情けなく思い、一体彼はどんな学生時代どんなだったのだろうと思ったわけで、少し調べてみた。

　総理経験者の中にも何を勘違いしているのか学生時代やんちゃだったということで、婦女暴行まがいのことをしたとか、口利き入学をしたとかを（恥ずべきことなのに）得意げに話す輩もいる。
　今は皆さん僕のことを聖人君子みたいにおっしゃるけど、自分もその辺の普通の庶民出身ですよと謙遜のつもりかもしれないが謙遜になっていないのだ。やんちゃぶりを、親の七光や権力やカネでもみ消してきましたよ。という手柄話なのだ。

　甘利氏はどうか。安倍さんと同じ穴のムジナだから、ほぼ同傾向なのだろう。僕とは全く違う人種だ。具体例を公式文書から示したい。

甘利明公式ホームページより*******

（高校）在学中の思い出

在学中の思い出というと、真っ先に浮かぶのが毎年の開校記念マラソンと新校舎建築の為の移転です。運動が不得手な私にとってとりわけ嫌いだった事は走る事。中でも長距離を走る事は光り物の寿司を出されるのと同じくらい嫌悪感がありました。

そこで友人と一計を案じ、なるべく後ろからスタートしてショートカットする作戦を敢行いたしました。まんまと成功し、息も切れずに余裕しゃくしゃくでゴールをいたしましたが、予定より上位に入りすぎてしまったため発覚をし、仲間共々職員室に呼び出される羽目になりました。

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これは何なのか？甘利明の人柄の一面を紹介するエピソードなのだろうが
何処にもオチも無ければ教訓もない。
だから何なのさ。だ。

こうした自分の過去を、「したしみやすい人間でしょ」と言わんばかりに公表する神経が僕には全く分からない。

彼のこと、職員室で、俺は主犯じゃない、友達にはやめろ（政治資金として扱え）と言ったなどと言って逃げまくったのだろうと簡単に想像がつく。しかし、僕もズルしたんだから素直に罰を受けます。てか。

これは過去のことで、今は違う？今も同じこと、それ以下のことをやっている。そんなズル人間が国政を牛耳っていると思うと、吐き気がする。