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2017年 07月 07日
ほぼ設計が完了して、いよいよ庁舎本体の建設事業費が予算(委員会)通過した。その会議の中で現時点の到達資料としての図面が示された。
「半年ほど前に、議会(全員協議会)に示した通りのままだ。」などやり取りがあったが、その後議会の側から、議会棟(フロア)への要望があったりして、何度も紆余曲折あって、要は30億を超える予算を承認するにあたって、最終確認をしたかったわけだ。 松坂は、本会議質問において、合わせて市民に対してもHPなどで、現時点までを公表し盛り上げていくべきと指摘した。市長部局としても、何も隠すつもりはないとばかり、すぐに公表していくような答弁だったと記憶している。 予算委員会においても、すぐに資料が提示されたところだ。 その1枚:2階3階の図面を一部公開したい。 既に施行されている「健康増進法」において受動喫煙が起こらないよう配慮すべしということで、具体的には病院学校はもちろん公共の建物内は禁煙。それ以外はキッチリ分煙が解釈だ。これを「努力義務だから守る必要はない」などは普通ではない解釈だ。 現状、その工事等の予算がないなど、やむを得ぬ事情が考慮されているだけのことだ。そしていよいよ2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピックまでに『受動喫煙防止条例』が整備され、徹底されていく流れだ。(むろん現時点の分煙措置は違法とまでは言えない) 当然のことながら未成年を含む一般人が出入りする官公舎の建物内禁煙は常識だ。病人や子供が主に出入りする病院や学校は建物内はもちろん敷地内禁煙だ。常識のないのが島原市と島原市議会。新築の新庁舎建物に「喫煙所」を作るという。 違法というだけではなく、何より受動喫煙被害をなくし、健康のためにと僕は(わがバラの会は)庁舎に喫煙所を作ることに反対している。たとえ狭い意味で「違法とは言えない」という消極的理由で許容範囲だと言い張る一部喫煙容認派が居ても、ダメなものはダメ。 百歩譲って、愛煙家のために、敷地内禁煙を容認し、いやむしろ受動喫煙被害を起こさないという前提で、気持ちよく吸える喫煙所を建物外に認めてはどうかとまで提案してきた。 特にこのたびの設計の目玉の一つ、2階フロアの「川床デッキ」は外気に触れる場所なので、屋外と解釈して、その川床デッキフロアの一角にゆったりした喫煙所を設けてはどうか、と。(単純に灰皿を並べるのではなく、屋外といえども風よけ壁などを設けて、きちんと受動喫煙対策を施した喫煙スペースを確保するのだ。) 最終図面を見て驚いた。私たちの訴えはことごとく無視され、3階と4階に喫煙所が書き込まれている。2重扉にして、間に調整空間を設けて、煙草煙が漏れ出ない工夫もない狭苦しい喫煙所が、3階4階の各フロアに設けられている。図面を見ただけで、喫煙所前の廊下には煙草の匂いが充満するのは明白だ。3階フロアで女子トイレに行くにはこの喫煙所前を通るしかない。妊産婦の受動喫煙被害が一番心配されるというのに…… 4階は議会棟。議会フロアは、議員の動線と市民傍聴者の動線が一応分けられている。市民動線はエレベータホールから傍聴席までのライン。喫煙所は議員動線のコース上にある。 何と言っても驚きは、2階の川床デッキにも、もちろん建物内にも喫煙所は無い。市民にも喫煙の権利はあるとか、言っていたのは何だったのか? そしてさらに驚きは、1階海側入り口わきに予定されていた喫煙所は無くなっているのである。喫煙所の入り口が屋内ではなく、いったん屋外に出て、屋外から直接ならば、かなり分煙効果が得られ、受動喫煙被害を少なくして、愛煙家の一般市民にも喫煙機会を提供できる想定だった。 東側入り口は1階と階段を使って川床デッキにつながる2階入り口があって、その階段下スペースを利用して喫煙所が設置されるはずだった。駐車場を広くとるとかでその外階段が若干縮小設計変更されたわけだが、その機会に喫煙所は廃止されたわけだ。 僕は、ヘビースモーカーで早死にした父親のこともあって、世の中から煙草は追放してもいいと思っているのだが、それでも愛煙家の自由は、タバコが違法薬物に指定されるまでは、守ってあげたいとも思う。 市役所に訪ねてきた愛煙家市民が「喫煙所はあるか?」と聞いたら、3階の喫煙所を案内するとのこと。おいおいおい。 この喫煙所は誰のための喫煙所なのだ?市役所は誰のためにあるの? 市役所の様々な業務の中で、直接市民にかかわりが多い部署から順に、1階2階に集めてある。市民の利用機会が多い1階2階に喫煙所は設けず。職員議員の利用機会が多い3階4階に喫煙所を設ける。 市民の健康を守りたい!などという詭弁を又使うつもりなのか。
by mmatusaka
| 2017-07-07 15:40
| 市庁舎建設問題
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