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2018年 03月 19日
先の12月議会で工事予算を増額(3億3千万円)補正。予定価格を実質3億3千万円引き上げることで、ようやく入札が成立したのであった。本ブログ2/21にて速報。 3度目の正直では、応札条件を更に緩めて、長崎県内規模の業者でも参加できるようになり、ようやく落札した次第。で、3月議会では冒頭この入札の承認議決があったというわけだ。(3/1) 予定価格というのは、今日においては仕様書に沿って計算すればほぼ予測できるわけで、予定価格をオープンにしてやるところもあるぐらいだ。つまり仕様書レベルで3億3千万円増額ということになる。予定価格の90%(プラスマイナスランダム)が最低制限価格というわけで、 今回は 予定価格(税込)30億8960万円 最低制限価格 27億9041万円 に対して 28億1502万円 で 西海建設・中島建設共同体が落札。残り3共同体も、最低価格を下回る失格こそないが、僅差で落札を逃した。予定価格に対する落札率は91.1%というものだった。 例の築地豊洲で沸いたお金持ち東京の各種工事が限りなく官製談合と言われても仕方の無いような99%落札が常態化している実態を見るにつけ大手ゼネコンのやりたい放題の売り手市場。その延長にリニア談合もあった。閑話休題。 (結果として)予定価格を3億3千万円吊り上げられた挙句、99.9%落札で中央大手に持って行かれるのではないかという心配もあったが、結果としては競争が成立し、91.1%の落札率。3億弱の入札効果があって、一件落着だった。 そのような入札結果の確認をして、合わせて、入札時の設計図面にある庁舎内喫煙所は、健康増進法改正次第では設計変更はあるんだよね!と強調しながら承認した。 総務部長の答弁は歯切れが悪く、喫煙所についての明言は避け、設計図通り建物内分煙を譲らなかった。(3/1現在) 確かに、努力義務は守らなくてもいいという論理なら、「建物内の喫煙所は絶対ダメ」ではないわけで、作っても違法というわけではない。法改正の結果、絶対ダメになればその時は喫煙所は倉庫にでも用途変更するさ。と。 ただ厚生省(国)案も自民党案も官公庁は原則建物内禁煙であって、飲食店の制限等を巡って対立しているだけ。森友問題で議決が遅れているものの、どのみち無くなる運命の喫煙所だ。ならば着工前に図面から消し去ってはどうか!と。叫ぶも馬耳東風。 ところがところが、一転して3月5日、本田みえ議員の一般質問に答える段階で、古川市長、「新庁舎の建物内には喫煙所は作らない」と明言した。国会議決を待たずによくぞ断言してくれた!僕に言わせればもっと早い段階での明言があってしかるべきだが 誰に忖度したのか、ぐずぐずしていた。 そもそも誰が喫煙所を作ると決めていたのか。役所の意思決定システムに疑問を感じる。
by mmatusaka
| 2018-03-19 20:53
| 市庁舎建設問題
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