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2018年 08月 29日
![]() そしてまさにこのドラマは、役所の中の「生活保護」の部署が舞台になっている。真正面からのドラマだ。興味深く拝見している。 生活保護担当の職員(ケースワーカー)、色々いるわけだけど、当然受給者(申請者)にも様々な生活があって、職員の真摯な働きかけで、受給者が立ち直り、ありがとう。自信を失いかけていた職員が、その「ありがとう」で救われて、やりがいを感じる。厳しい上司優しい上司、それぞれに接し方は違うけど、部下のやる気に(自信喪失に)何とか手助けをしようとする。ひさしぶりにほのぼの心洗われるドラマだ。 学園ドラマ(青春シリーズでも金八先生でも)でもよく言われるが、そんなうまくいくものか、現場はそんなもんじゃない。問題や事件は日々同時進行でいくつも重なっている。テレビドラマの方は、それぞれ1時間で一つの問題に(二つ目三つ目のサブテーマも一応同時並行だけど)絞られていて分かりやすい。まあそこがフィクションの(作り物語の)面白いところで、たとえ現実の世界と違う側面があっても、真実が伝わってくればいい。 原作本も見てみたいと思い検索をかけたら、原作は漫画のようだ。一部見本(第1巻)の試読が途中まで出来て、ほぼ原作に忠実なドラマであることが分かる。テレビドラマの方はすっきりしているが、原作の方は、結構速いテンポでかなり現実に近い雑音も書き込まれている。この作者は現場のことをよく知っている(よく取材している)なあと、思う。 どうか島原市職員の皆さん、全国の公務員の皆さん、是非このドラマをご覧になって(こんな考え方もあるね、こんな働き方もあるね、市民にはこんな接し方でいいのかな、上司と部下の関係はどうあるべきか、)色々考えるきっかけにして欲しい。今回おすすめの理由は、答えが一つではないところ。自分に出来ること出来ないことがあり、得意不得意があり、正確も様々、それぞれの生き方でベストを尽くす。 一方で生活保護受給者に限らず、市民には色んな人たちがいるわけで、こちらもけして十把ひとからげではない。選挙民はこんなもんだ、失業者はとかくこうだ。公務員というものは、と紋切り型で、平均的な傾向に平均的に対処していないか。一人ひとりがみんな違う人間だ。そんな描かれ方がされている。いい感じだ。 ※脇役の一人遠藤憲一扮する元受給者、おどけた生真面目なキャラクターで、ついつい深刻で暗くなりがちな生活保護テーマを明るく演出。好演している。この度島原の「かんざらし」をモチーフにしたドラマが作られるとかで、遠藤氏は貫地谷しほりと共演するとのこと。楽しみだ。
by mmatusaka
| 2018-08-29 13:29
| 社会時評
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