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2018年 10月 29日
面白そうな企画なので、ちょこっと覗いてきました。「島原半島市」というまんざら架空ともいえない市の市長選挙。候補者は高校生というわけだ。選挙権が18歳に引き下げられたので、若者に選挙に行ってもらおうという意図もあるのか?地元銀行が応援資金カンパをしたとか、島原市選挙管理委員会が実物の投票箱を貸したとか、話題にもなっていたらしい。 T君、大企業の誘致は簡単ではない、だから地元企業に補助をして大企業に育てる。SNS時代と申しましょうか、実はここ数日(島原)新聞を見る間もなく、情報源はたまたまFacebookに流れてきた書き込みだったのでした。 考えてみたら、生徒会長を選ぶ感じの立会演説会。今ばやりで、そこにパワーポイントを使って「政策発表」が。そしてその場で投票、開票。と。政策を聞いて投票先を決めるというシンプルな流れが今さらながら面白い。関係の皆さん(青年会議所の一つの委員会が担当だったようだが)ご苦労様でした。 公平を期すためのある程度の枠(演説時間、政策を3つの箇条書きにする?など)があって、両候補ともパワポを使うなどの配慮、データ作りなども候補者の意見を尊重しながら担当の若者たちが作ったのだろうか。 単に「選挙に行こう」とか「政治に関心を持とう」ではなく、具体的に「島原半島はどうすれば良くなるか」という、一緒に郷土のことを考えようというその志がいい。しかも隣り合う3つの市がバラバラではなく、一緒にやるしかない!というメッセージが含まれている。 さて二人の候補の政策だが T君。大企業の誘致・半島に空港を・民泊を増やす。 K君。地域の特色発信・道路問題対策・半島の農業。 K君、狭い道路はプロのバス運転士に。道路を作る予算を公共交通に回そう。とまあ政策の解説が面白かった。 島原選出の県議2名、と島原市議がちらほら(なぜか、先日まで一緒だった教育厚生委員メンバーばかり)。会場が島原とはいえ、雲仙市・南島原市からの顔が見えなかったのは少し残念。堅苦しいテーマによくぞチャレンジしてくれました。
by mmatusaka
| 2018-10-29 10:11
| 島原から日本を変える
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