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2018年 12月 22日
ストレス解消法または娯楽 動き回って疲れたら、ヒトに限らず睡眠する。腹が減ったら何かを食べ、のどが乾いたら水分を取る。働いたあと、息抜きに○○をする。 仕事をした。ストレスため込んだ。ストレス解消のために○○するぞ、ではなく自然な流れなのだろう。 ただ人間ばかりがややこしい社会を構築したばかりに、どうせ食べるなら美味いものを、どうせ寝るならより快適な寝床で、と。しかもいちいちカネが絡む。食欲に任せて、目の前の物を食えば泥棒だし、性欲にまかせて、目の前の異性に股がったら、強制性交罪だ。睡眠欲にまかせて、不用意に寝ちまえば、車にはねられてあの世行きともなりかねない。 やっぱりストレスたまるかな。そんなわけで人間界にはありとあらゆる趣味・娯楽、スポーツ・芸術・酒・たばこ~衣食住の延長から無縁なものまで存在する。 人間社会の契約として、一定のルールの枠を超えたらアウト、アウトと行かないまでも反社会的のことに分類されるものもある。多様な社会と言われるようになったものの、相も変わらず少数派は異端視される。LGBTなどはその典型だろう。いじめ迫害仲間外れ。 結局人間界の一定のルールは多数派(権力側)が決めてきたわけで、アウトとセーフの境目なんぞいつ何時変わるやもしれぬ。ほんの数十年前まで女性に人権(参政権)はなかったわけで、男でも貧乏人は同様だったわけだ。百年前なら殴られる生徒が悪いのだが、今は先生が悪い。しかも無条件で。
病院の待合室に「鬼平犯科帳」の漫画がある。テレビドラマでもおなじみだった池波正太郎の小説のさいとうたかを版だ。今度原作もチェックしようと思うが、大人向け(男性?)というのもあってか、きわどいエッチ描写もある。時代背景もあろうが、悪人どもは親分であれ子分であれ滅多切りに殺されちまう。女や博打にうつつを抜かし人生をダメにした男が頻出する。恋愛感情はもちろんのこと、肉欲も含めて、男たちは女に翻弄される。案外、ヒトの本性はそんなものだとも思う。
政治家に限らずセクシャルスキャンダルは日常茶飯。人の本性(生物の性欲本能)に関わるからどんなにルールを作っても根絶は難しいと思う。胃の中に入れば、同じものなのに、いちいち味付け盛り付けにこだわる人間様のこと、異性(同性を含めて)への接し方も千変万化サゾマゾの域を超えるだろう。正常位ばかりではなく、騎乗位・後背位~四十八手にとどまらない。プラトニックという奥の手もある。
と、いうわけで、プチ本題。先般県内の役所職員が盗撮で停職3か月の処分を受けたという。なんかかわいそうなような気もする。女子トイレに隠しカメラを仕込んだ男性職員のようだが、お目当ての女性がいて、その子の○○写真が欲しかったにせよ、不特定の素人女性の○○映像が欲しかったにせよ。そりゃ撮られる側は不愉快だろうけど、本人は気が付かないうちに反社会的な領域に(現在では多分違法行為の域に)踏み込んでしまったのだろう。
ひと昔前なら、相当なお金とエネルギーを費やしても入手できなかったお宝映像が、今日ではネット検索欄に「無修正」と入れて画像検索をかけるだけで無限に手に入るのに、と、教えてあげたくなるが、おそらくその程度のテクニックを知らないはずはない。蓼食う虫も好き好きということなのだろう。そんな性癖は異常だとか信じられんとか、まあ多くの人は言うだろうけど、僕なんぞ、高いお金を払ってジェットコースターの類に乗る人間の方が信じられない。とまあ、そんな風に思うわけだ。
漫画「鬼平犯科帳」をパラ見していたときに入ったニュースだったので、小説の中では茶屋の女将に入れ込んで性欲に溺れる役人が普通なものだから、公務員の盗撮で三か月停職か。と。
これも僕の尺度だろうが、婦女暴行(強制性交)などは死刑もありと思う。(火付盗賊改め鬼平と近い考え)。「汝姦淫するなかれ」は目でやっても罪だというが、想像力は止めれれまい。結局、今のところ「盗撮は三か月停職」が相場らしい。
数年前、身近で、同じ罪で、社会的制裁が厳しく「自主依願退職」という名の懲戒免職に近い事例があったことが折あるごとに悔やまれる。多様性を認めない田舎社会が生んだ悲劇だった。
by mmatusaka
| 2018-12-22 23:58
| 社会時評
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