連休の過ごし方（もっぱら戸別訪問）

　気が付くと平成令和の10連休もあと１日を残すのみとなった。お恥ずかしいことに、10連休の人もいる程度に考えていた。むろん、この期間も全く休みなしの人、闘病や看病で、ゆっくりできない人もいることは承知で、それでも4/30・5/1・5/2の火水木はカレンダーの色が黒いので、官公庁や学校はやっているものと思い込んでいた。ななんと銀行も郵便局もストップすると認識したのは直前になってからだった。（だいぶ計画が狂った）

　先般、市議選の立候補予定者説明会があって、選挙準備のための諸手続きがあるのだけど（役所の中の）選挙管理委員会もお休みで、過去4回も経験しているのに（4年毎のことなので）ほとんど手順を忘れている。5/7から選管はてんてこ舞いだろう。他の部署も10日間の付けが回ってくるだろう。

　昨5/4みどりの日は、いわゆる事務所開きをおこなった。毎度状況は変化しており、あれもこれもが重なり、タイヘンだ。

　この４年間は特に個別訪問が低調で、ご無沙汰している人たちばかり。情報は発信しているつもりだが、個別に顔を突き合わせて、報告書を手渡さなければ、伝わらないことも多く、政治に関心を持ってもらうための掘り起こし作業だ。

　「選挙が近づいた時だけ」と批判を受けながらも、政治報告のあり方、市民の政治参加、選挙のあり方、いろいろ疑問を感じながらも、一石を投じるべく、連休中の空き時間はもっぱら戸別訪問をした。

　

　戸別訪問は、いろんな市民の声を聴くいい機会だとか、問題が浮き彫りになるとか、無理やり自分に言い聞かせているが、しばしば受ける相談は、ミゾブタ・カーブミラーの類がほとんどで、実は想定内、ちょっと大きな役所の無駄遣い、町内会のあり方、教育現場の問題、ありがたい意見も多いのだが実は想定内、普通の想像力があれば分かり切った事ばかり。

　独居老人が増えていること、相も変わらず身の回りの道路の凸凹や危険個所の手付かず状態。回らないより回った方がいいに決まっているが、非効率である。これは議員の役目だろうか？行政の不作為怠慢ではないか？ならば行政のチェックは議会の役目ではあるが……

　そうは言いながら、本当に困っていて、にっちもさっちも行かないケースにぶち当たることもある（その場合、実は票にはつながらないことの方が多い）。しかし、選挙運動の前哨戦の戸別訪問を通じなくても、普段の活動でもぶち当たる。

　役所でも、議員でも、門戸を開いて「いつでも相談に乗りますよ」体制を相手に信用してもらえば、すくいとれることだ。

　とかなんとか色々暗中模索試行錯誤の日々である。『青草子』（報告書）を自転車に積んで回るのであるが、かごがボロボロになって、ちょっと危険要素も出てきたので、新調して荷台に取り付けた。