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2019年 06月 20日
6/17 島原観光ビューローの総会。今回も迫力の中村社長であった。 ギリギリの体制の中で懸命に頑張っている観光ビューローの努力に水を差すのは誰だ?立ちはだかる壁は何か?中村社長の表現を借りれば、 あれもこれもは出来ないわけで、”増やすなら削るのがセオリー”なのに、旧業務をやめる・軽減しようとすると、それを良しとしない又は拒むような”何か”が存在する。と。 「何か」に対して、直接邪魔しないでくれ!もしくは、そのような「何か」に思い当たるなら、考え直してくれ!一緒にその「何か」と闘ってくれ!と訴えているように聞こえた。 そんな悲壮な訴えを聞いておきながら、会場からトンチンカンな質問が飛ぶ。愛も変わらずあれしてくれこれしてくれ!と。 まずは自走したい!と、これまで多くの指定管理者が、前年以上の管理料(税金投入)を求めるのが当たり前の風潮に、1700万円の指定管理料を700万円にまで圧縮したところにとどまらず、ゼロを目指すという。観光は「食える」「利益の出る」ものであるというさすが民間観光出身の社長だけある。やせ我慢をしてでも、先ず指定管理料など返上するぞ!との覚悟。 具体的には、清流亭の赤字であるとして、清流亭で大いに物を売れる環境にと意欲を見せた。 会場から、無理して売る必要はない、税金はある程度投入すべきだ、さらには清流亭での物販はSQ商品(島原市がお墨付きを与えた商品)に限った方がいい、とまで。絵にかいたような既得権益を守るような発言! 実に分かりやすい!「何か」がいきなりさく裂した。 僕自身は、議会人たちや役人たちの古い頭=旧態依然、やいわゆる役所の不作為や前例主義などを連想していたところに、これだ! さらに曰く、清流亭は利益を出してはいけないはずだ、利益を出したら補助金を返納しないといけない!と。恐るべき「誤解」を、常識のように語る。 実は、これ、まさに役人たちがかつて、「清流亭では販売行為は許されない」と誤った解釈をしたのが出発点だった。 僕は、挙手をして、維持管理費用をまかなう販売は許されている!(黒字になるようならその黒字分で観光パンフでも印刷すりゃよい。)と、役人たちの誤った過去を糾弾しながら訂正し、まさにビューローの目指す、指定管理料ゼロ目標を応援する!と宣言した。 実は、この役人たちの誤解曲解はまだ解消されていない。言葉の上でこそ、営利事業を認めているが、彼らの頭にはお金儲けは卑しいこと、恥ずかしいことという、士農工商の思想が根強く残っている。 男女平等や人種差別反対を言いながら、相も変わらず女性を蔑み有色人種を排除する「何か」と同じ構造だ。 観光ビューローの置かれた、厳しい状況。予断を許さない。一人でも多くの理解者を増やさなければならない。「何か」に取りつかれた現状を開放しなければならない。「それでも地球は回っている!」と真実を訴える悲壮なガリレオにならなければならない。
by mmatusaka
| 2019-06-20 00:30
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