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2019年 07月 21日
色々思うところあって、行き掛かり上『安倍三代』(青木理著)なる評伝を読む羽目になった。青木氏はテレビ朝日コメンテーターでなかなかの良識派、著作もあるとは思っていたが、そうなんだ、こういう(物書きの)仕事もしていたのかと再認識した。 何とも空虚な評伝であった。本に中身がないという意味ではない。取り上げた人物に中身がないという意味だ。 普通の(著作の)動機で言えば、著者がこれはと思う人物を選び、その人物の素晴らしさを浮き彫りにするわけだが、青木氏は、簡単に言えば、なんでこのようなどうにもならない男が一国の総理に納まったのか?という負の動機がある。ひょっとしたら、一国の総理になるような人物だから、意外な側面・隠れた才能努力があるのではという期待もあったかもしれない。しかし青木氏のそんな思いは、初めの動機に戻っていく。空しい作業だったに違いない。 まあ、学者(評論家)の宿命みたいなものだろうが、本はそれなりの情報提供になっていてくだらないわけではないのだが、膨大な足で稼いだ調査・何冊もの先人たちの文献を参考にしながらの労作だが、取り上げた人物が何ともくだらないのである。母方の岸元総理に始まる、三代ではなく、父方に(実はこちらの祖父:寛~)始まる三代。晋太郎・晋三と下るにつれて、空しくなるのである。 周辺の人たちの心配ばかりが募り、まさに今の日本の閉塞状況(へいそくじょうきょう:行き詰まり)を思い知る。 実は、今の島原市議会を見ても、昨今の県政国政を見るにつけ、「問題を整理して、どうすればいいか!」をまとめ、検証しようと、チャレンジしかけているのだが、その困難さを改めて思い知る。 近頃、高々イッポンのブログさえ滞りがちである。先の6月議会の報告・平戸で仕入れた議会改革問題(実は今回の問題点整理の動機=北川流マニフェスト検証と新マニフェスト:自分はどこへ行こうとしているのか)諸々。歳を取ったのか?ものを書くには裏付け調査は必須だが、完全を求めて(誤解を恐れて)ついつい情報発信が後手後手に回っている感がある。 青木氏は僕より一回り(12歳)年下。慶應義塾文学部の後輩ということで、親近感もある。安倍晋三総理は実は僕と同じ年だ。僕と同時代を生きたはずなのに、なんという空虚さだ。人の生き方を決定づける青春時代~学生時代の原点などいろいろ考えた。 論理的にじっくり考えることから遠ざかっている。腰を据えて取り組まなければならない。
by mmatusaka
| 2019-07-21 01:09
| 社会時評
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