『崩壊するアメリカの公教育』

　

　先のブログ（8/25）で、報告した。その内容等はそのうち紹介したいとしていたが、すぐにその機会が来た。

　9月議会に「学力テスト問題」を入れようかと思っていたが、ほかに急を要する案件が多く、次回以降に……と思っていた。で、この本はその導入用ということで半分読みかけていたのだが……

　相棒楠しんすけ君が『学テ』問題、取り上げてくれたので。同志に出会った感じ。（もともと同志だけど）特段打ち合わせはしていなかったのだけど……。

　晋典君もまた、新聞見出しでわかる通り「学力テストに懐疑的な立場」だ。実は、紹介している鈴木氏の著書もまた、学力テストには厳しい立場で臨んでいる。

　同時並行で読みながらその感を強くしている。（読み終わったら読ませてください、という関係だったので）ここまでコラボする本だと分かっていれば、もっと早く読み終えて提供しておけばよかったと、本日（9・10）読み終わった次第。

　実は、楠晋典君が質問している同じ時間（9/9、午前10時）に、鈴木氏は（土佐町議会議員として）学力テスト問題を一般質問で問いただす情報まで得ていたのだ。なんかその、同時蜂起感が快い。早くあちら（土佐町議会）の情報も入手したい。

　ちょっと悲しい話だが、教員時代の恩師（同僚先輩）の訃報が届いた。当時の教え子たちが、Facebookなどで、その先生への思いをつづっていて、快い。鈴木氏の本も「恩師との出会い」が大きな意味を持つ。

　今日（9/10）はきょうで、傍聴席にお隣南島原市の近藤一宇議員が勉強に来られていたが、先般の、その鈴木氏の講演会で思いを共有したばかり。今回は、「核兵器禁止条約への署名批准を求める請願」で共闘する。こちらも示し合わせたのではなく、偶然の産物だ。

　鈴木氏の、この本の紹介として、その中に引用されていた部分をそのまま紹介しようと思う。何せ、この話を氏は、あえて2回にわたって引用紹介しているわけで、かなり重要な部分と思われる。

　

　「いかなる抵抗をも抑圧し得る賢い方法は、議論の範囲を制限し、その中で活気ある議論を奨励することだ。」（ノーム・チョムスキー）

　もちろん反語的文脈である。チョムスキーが、どのような人（評論家）だったか、この個所を読んでいる時点では、はっきり思い出さなかったけれど、信頼に足る学者だったよなあ、と、思いつつ。

　本ブログ内検索で「チョムスキー」検索したら、３件ヒットした。アメリカのグローバリズムを正面から糾弾する姿勢に共感している自分がいた。