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2020年 01月 07日
人は誰もが同じ方向を向いているとは限らない。皆が紅白歌合戦を観たがるとき、観たくない人(別のことをしたい人)もいるわけで、核兵器廃絶を願う者もいれば、核兵器を礼賛する者もいる。いわゆる多数の側の人たちは、そうではない人たちもいることを理解しなければならぬ。少数の側の人は、否が応でも多数派の存在は意識せざるを得ない。 2:6:2とよく言うが、例えば煙草が嫌だという人、何時でも何処でも煙草を吸いたい人が各2割、どっちでもいい、一緒に吸うのも良し、吸わないけれど気にならないが6割。 LGBT約1割というが、これは元々生殖に関わる嗜好なので圧倒的に異性を求める中で、超異端といえる。 まあ。前置きはさておいて、どうも僕は(カミングアウトではないが)いろんな場面で少数の側なのかなあと感じることが多い。海が好きな人は海に行けばいいし、山好きは山に行く。そこでは周り皆、海(山)好きなわけで違和感を感じることはない。そうはいかないのが人間社会。家族旅行一つとっても、「一緒に過ごそう」を優先させれば、家族内の多数決に付き合うことになる。典型的なのが今の僕の置かれている議会の立ち位置だ。自分と考え方の違う人たちと、一堂に会して議論をしなきゃならぬ。 新年恒例の行事が目白押し、3日成人式式典、5日商工会議所賀詞交歓会、6日消防出初式。来賓に招かれている議員は年明け早々既に3回顔合わせをしていることになる。僕は今回も成人式はパスしたのだが(副業の写真業を理由に、選択)、同様に他2件も絶対公務ではなく選択科目だが、商工業者の声やら(市の財界の動向やら)を聞く機会になるかなとか、日ごろからの消防団員の活動に敬意を表して参加するのだが、そこに存在することへの違和感を否定できない。 ここは自分の居場所だろうか?と。 もちろん参加したからには、大いに楽しみ、その場の雰囲気に浸ろうと思うし、そのようにしているわけだが、本当はそこじゃない場所で別のことをしているのが本物の自分ではないかと。 会議所の交歓会、誰かが言っていたが、「ほとんどの参加者が黒いスーツだ」と。40年前の就職活動では、周りは全員紺色のスーツだった。今の就活の服装はもう少し幅があるのだろうか? 一応、この違和感は記録に残しておこうと思う。中東ではトランプ大統領による空爆(特定の人間を狙った殺人)があって、恐るべきは、隠れてこっそりとかシラバクレではなく、堂々と公言、普通ではない。 追記:自分たち議員が来賓に呼ばれているというだけで、いくつかの会合を一括して報告するのには無理があったかな?と反省。個別に感想を述べたいと思います。(後述予定)
by mmatusaka
| 2020-01-07 00:49
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