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2020年 04月 05日
新型コロナとの戦い。まずは病気の拡大を最小限に抑え込むこと。極力人との接触を避けること。しかし、病魔を恐れるあまり、生活が(経済が)止まってしまっては、ウイルスのせいではなく、経済事情やストレスで死に追いやられれば意味がない。 (感染していない人たちにおいて)当座乗り超えるためには、お金があれば、かなりの部分が解決する。そこで浮上しているのが、現金支給の話だ。 お肉券を配ってはどうか。など、あまりに露骨な業界保護利益誘導の話も出たようだが、商品券は、膨大な労力を要するし、仕組みが複雑で緊急策にはなりえない。 いわゆる景気浮揚策としての商品券も、行き当たりばったりの緊急策だが、それでも1年近い準備を要した。その結果が、全く効果を出していないことを行政・政治家は理解するべきだ。 商品券の残酷なことは、商店にとって、換金の手間が大変だということだ。現金で受け入れれば、すぐ使えるお金なのに、商品券を現金化するのに、手間がかかり、商店にはメリットはないのである。 景気浮揚の名のもとに、配る商品券なら、まだ三分の理はある。現金を配れば、ため込まれて、使われないから、と。期限付きの商品券というわけだ。受け取った商品券を現金化するための手間賃を上乗せしてくれるならありがたいのだが。 士農工商、あきんどたちの労力は家庭内の主婦の労力以下の扱いだ。 中小企業に無利子の融資を!というのもあるらしいが、これも残酷である。(一方で大企業には融資ではなく直接支援というから、ひどいものだ。)無利子と言いながら、その業務は銀行に任せて、銀行の設定する利息を国が肩代わりする。 あきんどたちの換金手数料はカウントせず、銀行の手数料はカウントする。 実は、銀行は、元金を焦げ付かせるわけにいかないので、本当に困っている(倒産の危機に瀕している、夜逃げ一家心中が心配される)中小企業にはいちゃもんつけて貸さない。返済能力のある安全パイにだけ貸し付ける。「無利子で借りられますよ!」と積極的に営業をかける。(利息はしっかり幕府から、言い値で受け取れるから、こんなにおいしい話はない。)本当に困っている中小企業は救われない。 困っていることを証明できる世帯にだけ30万円配るという案が浮上しているらしい。(共産党だかは)まず一律、無審査で全国民一人当たり10万円配れ、困っていない人、裕福な人からはあとで回収すればよい。などと、いくらかましな提案もなされている。 ハードルを設ければ、手間がかかり、緊急対応に間に合わないからだ。無条件配布したのち、回収もまた大変だ。 一連の現金配布も。貸し付けや商品券にしても、元手が必要で、政府の借金になる。またぞろ、金持ちどもが国債を引き受け、この緊急事態を食い物にして利息を稼ぎ、格差はいよいよ広がるばかり。 ここは「政府紙幣」の出番だ。政府紙幣は、借金ではない。打ち出の小づちだ。本来こうした緊急事態に紛れて実行すると、制御が難しいことになりかねないのだが、これまでも、デフレスパイラルから抜け出すためにと、緩やかなインフレターゲットを目指して提案を続けてきた。 危機だからこそ、チャンスかもしれない。以下参考、過去のブログより。
by mmatusaka
| 2020-04-05 18:07
| 社会時評
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