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2005年 11月 21日
臨時議会
内容: ●島原市助役定数条例 ※自治法の助役定数1名を増やしたり減らしたりする場合は 条例で決めることが出来る。(今回は2人に増やすというもの) ●一般職の職員の給与に関する条例の一部改正 ※本俸を0.36%下げてボーナスは上げるというもの ●島原市報酬及び費用弁償条例の一部改正 ※市議会議員のボーナスを上げるというもの ●市長・助役・収入役の給与に関する条例の一部改正 ※市長・助役・収入役のボーナスを上げるというもの ●島原市課設置条例 ※有明町の編入に伴う市の組織・機構の見直し。 地域調整振興課を新設。農林水産課を農林課・水産課に分けるなど。 今回の内容は全て総務委員会付託。本会議は8時間が中断した。 通常議会であれば、委員会の後委員長報告まで期日があるが、今日は 臨時議会会期を冒頭1日としたために、議会事務局手分けしてのテープ起こし 報告文書作成など、通常議会の内容より多い内容で大変な苦労であったろう。 委員会そのものも長丁場で、委員長が会議終了後ダウンしてしまった。 急遽副委員長の自分に委員長報告の役割が回ってきた。 本会議再開前、報告内容を整理していると、A議長が横で 「討論ができなくて残念だね」とカマをかけてきた。 通常委員長は与党が占めて、討論があっても他の議員に譲り 控える傾向にある。しかし討論の自由が剥奪されるわけではない。 本会議において、実は議長といえども、 副委員長を立てて「一般質問」もできるのである。 僕はそこできちんと討論はできることを確認し、討論にも立つからと 議長には事前通告をした。 初めての委員長報告で、しかも十分な検討をする余裕の無い報告でしかも 急のピンチヒッターで、苦労した。通常報告文以外に、議事録も備えて対応するのだが 手分けしての作業だったので、質問答弁最中に議事録不備が発覚した。 本来であれば議事録もきちんと目を通し、どこに何が書かれているか把握して臨むのであるが 開始のベルと同時にテープ起こし原稿を貰う始末。その際5番目の議案の部分が欠落していたというわけだ。 事務局はベストを尽くしてのミスである。あくまで責任は委員長代理の僕である。 A議長はいつも容赦なく、僕を新人扱いなどせず対等に扱い厳しく接してくれる。 しかし今日の議事運営は・・・悲しかった。議長といつも一緒にいる同じ自民党仲間の 総務委員長。高齢である。長丁場の総務委員会を委員長議長として切り盛りし、「総務委員会報告の文案等は自分に一任してくれ!」と宣して、事務局のテープ起こしに付き合いながら文案を作られていたのだろう。途中ちょっと息抜きに来られて、まだ2時間はかかりそうだと・・・ 「どりゃ、マッサージでもしましょうか」とひとしきり肩を揉んで、事務局に送り出し、僕らは反対討論をまとめながら、雑談を続けていた。 その報告作成中にダウンなさったわけだ。事務局長・事務局次長が青い顔で僕を呼びに来た。急遽委員長報告を代わってくれとのお願いだった。僕らの会派長は「松坂も頭ん痛かて言うて断っていっちょけ!」など無茶な冗談をおっしゃる。(実は会派長にはこの後の展開が見えていたのかも知れない。)副委員長の役割でしょうと二つ返事で請け負った。(もう少し早く言ってくれれば、とびとびでも議事録など目を通す余裕があったのにとの不満はあったものの、病気では仕方が無い。 こうした状況を知っていながら、A議長は、松坂の討論をさせない方向に誘導尋問したり、 委員長報告においても、議長のお仲間のやるべきことを代理でやっているのに、議事をスムーズに(市民に分かりやすく)進めようとするのでなく、ただひたすら松坂を困らせるために不要の催促をしたり、自分の仲間の病気までも利用して僕の妨害に回るのだから情け無い。 そのことは起立して「議長12番!」と宣言する僕を無視して、マイクのオンオフ権限で「討論を終結し・・」と宣し、黙殺するという暴挙に出た。僕が2人助役に反対討論をすることは事前に方々に告知もし、ほんの30分前にも直接議長に告知し、僕の前に討論した議員のすぐ前で時間差で起立した僕が討論を準備していることは承知の上で無視したのである。 確かに今回の僕の討論は島原の命運を変える内容であり、市長たちができれば「松坂に本当のことを言って欲しくない」と願うのは勝手である。しかしいくら市長与党とはいえ言論弾圧で向かってくるとは情け無い。自分たちに理があるのであれば、僕の討論を受けて、それを論破するだけの賛成討論をさせればいいではないか! 自民党時代から西岡先生の秘書をしながら政治を学び、西岡先生が自民党を去って後は、自分の信念で自民党に残り、(他の自民系議員の多くが、反対討論もしないで、反対するなどあきれた行動をとる中)、僕に言わせれば随分無理のある理屈にあわないことでも、きちんと立場を明らかにし、嫌われ役を買って出る、気骨のある議員であったA議長。権力の座につくとかくも簡単に政治家としてのフェアプレイ精神を捨ててしまうのか!言論の府である議会で言論を封じ込める、盟友の病気まで利用する、情けなさを通り越して、今日はとても悲しくなった。
by mmatusaka
| 2005-11-21 23:08
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