情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2020年 04月 21日
※写真は、日本銀行券ではなく政府が発行した貨幣、10万円玉。 日本円の総量は変わらない?だれがいつ日本円の総量を定めたのか知らないが、どうやら、そのおカネの総量を変動させないようにして通貨量(日本円の総量)を管理しているようだ。 ではその日本円の総量は、いかほどか。皆様の通帳の残高の総合計と市中に出回っている現金を足し合わせた総量ということになる。 ありとあらゆる商品やサービスはおカネでやり取りされて値段がつけられる。宝石であれ、株券であれ、家であれ、土地であれ、パンであれ、缶ビールであれ、ドルであれ、散髪も、病気の治療も、お金(円)を介してやり取りされる。 Aさんが持ち合わせている現金を銀行通帳に全額入金すればその残高が、Aさんの現金総量。全額引き出して現金化しても同じだ。AさんがBさんの千円の商品を購入すれば、Aさんの現金量は千円減るがそのぶんBさんに移動する。 AさんがC銀行から百万円融資を受ければ、Aさんに百万円が足された分、C銀行から百万円が減る。現金の移動はなく、通帳に数字が記帳されるだけだが、通帳の数字はいつでも現金化できる約束になっている。銀行だって、管理している通帳と同額の現金をいつも金庫の中に入れているわけではない。 国が用意した『国債』(12兆円)という商品を購入した日銀は政府の口座に12兆円を記入。総通貨量は変えないから、必要に応じて現金を調達しなければならない。日銀にはお金を印刷する権利があるから、10年後12兆円は回収できるという証明書があるから、それを見込んで12兆円を(増刷して)市中に出回らせる。 結果として、10年後、出回った通貨は回収されることなく、また新たな国債(という将来への付け回し証明書)発行となる。 僕自身この辺がよくわかっていないのだが、 日銀の保有する円通貨から12兆円を支出して国債を買い込み、その代金を政府口座に振り込んだと考えればいい。 総通貨量を一定に保つことになっているようなのだ。通貨量をコントロールする日銀だけが、このたび12兆円増刷したら、その分元帳の数字を12兆減らすだけだ。 と考えれば説明がつく。 しかしこのような、今のやり方で市中にお金を供給するやり方には問題がある。 出回ったお金は、お金持ちたちへの支払いが約束されているお金なので、出回ったお金のほとんどはお金持ちたちのところに集まり留保されて(大企業の内部留保はその典型)また次のマネーゲームの資本になる。消費には回らない。 お金は、刷っても刷っても、ため込まれて市中に出回らない。 政府貨幣(紙幣)ならどうか。今回政府の口座に記帳される12兆円は、国債ではなく政府紙幣。借金ではない。政府は返済を考えずに使うことができる。 確かに、運用する余裕のあるお金持ちたちは、もらった十万円は、消費に回すことはせず、ため込むだろうが、圧倒的多数の市民は消費に回さざるを得ない。お金が動き出す。デフレ脱却には通貨量を増やす必要がある、死蔵される通貨ではなくぐるぐる回る通貨量を増やさなければならない。
by mmatusaka
| 2020-04-21 23:51
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||