情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2020年 06月 20日
議場での撮影は、議長の許可なくば違法との認識。(その後の調査で、違法ではないことが判明したが、その時点では違法行為という認識。再現にあたっては、裁判傍聴のごとく、スケッチを以て紹介したいと思う。) 近頃のスマホはタイヘン重宝で、気軽に写真撮影ができる。もともと写真屋なので、写真の記録性はよく認識している。相当の情報量が含まれる。近頃では証拠記録写真としてはもちろんのこと、ちょっとしたメモ代わりにも使える。 一方、天然議員は、何か一点に集中すると周りが見えなくなることしばしば、あとで、「あ、写真撮るの忘れていた!」は、しょっちゅう。絶えず気を配り、きちんと記録を残すように心がけている。 「写メる」は既に、広辞苑用語ではなかろうか。 間が抜けているというか、魔がさしたというか、議会規則を遵守することを最も意識しなければならない日に、よりによって(議場では撮影禁止と意識しているくせに)カシャッとやってしまったというわけだ。 後方から「議長の許可なく写真を撮った!」と、とがめられ、議会は中断、懲罰動議にまで発展することとなった。指摘されて目の前が真っ暗になった。除名(懲罰の最高刑)を覚悟した。たかが写メぐらいでとも思うが、状況が状況だけに、頭がぐるぐる回って、絶望を通り越して、自らの天然を笑ってしまう。 数日来の緊張は、本会議でピークにあったのは確かだ。この日用意した請願についての「賛成討論」までは絶対果たさねばならぬ。 議会規則すれすれの「簡潔討論」を成し遂げ、役割を果たした。残念なことに請願は否決され役割を果たしたとは言えない。 新しい議場になって、初めて使われる電子表決システム。記念すべき最初の表決は、望まない結果だった。 臥薪嘗胆。この事実を肝に銘じなければならない。そう思った時には、既にシャッターを切っていた。 反省しとらん。悪いと思っていないだろう。呆れた。非難ごうごう。(議場での撮影は違法=悪いと思っていたのに)、一方で記録に残さねばという別の天然があった。自らの天然を笑ってしまった。 このレポートに、『天然議員の失態』のタイトルを冠することを決めた時点で、無意識に、ついつい法まで犯してしまい、本能(直観)に従ってしまう自分を、どのように活かして付き合っていくかと考えるようになった。 1925年、社会科の先生は、日本に二つの法律が出来た。普通選挙法という、国民主権のもとに(天皇親政から)民主国家の第一歩となった素晴らしい法律と、治安維持法という、言論統制を強いる異論を許さぬ悪法が同時に成立した、と。 税金を一定額納めた男だけに選挙権を与えた法律のどこが素晴らしいのか。違和感があった。考えてみたら、女子生徒はどう思ったろうか?しかし、普通選挙法は素晴らしい法律と受け止めていた。 おかしいことはおかしいのだ。確かに法は法。ルールはルール。立場上ルールは遵守しながら、自らの直観を大切にして、さらに上位のルールに変えて行く。 幸い、懲罰は出席停止でおさまって、首の皮一枚でつながった。で、再生をかけて、経緯を報告し、これからを考えようと思う。きちんと根拠も示して、情報を発信しなければならない。 で、調べていたら、議会規則のどこを探しても「議場では議長の許可なく撮影禁止」の文言は見つけられず、その根拠は無いことが分かった。思い込みだった。 少しほっとした。少なくとも、自分が誓った「議会規則の遵守」は破られていなかった。まあ、いわゆるマナーとして、議場でスマホをカシャカシャやるのは好ましくはない。だから胸を張って異を唱えるつもりはないのだが、必要以上に委縮することもない。
by mmatusaka
| 2020-06-20 17:51
| 議会改革
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||