そこじゃないでしょ③河井案里？

　論点のすり替えはよくある事。

贈収賄なのに、賄賂を贈った側だけの罪が問われている。貰った側はおとがめなし？

　次に、夫の克行氏。公職選挙法云々で言えば、案里の選挙。彼女の選挙の問題。連座制で運動員克行氏の買収でも、当選は無効になる。事は選挙の問題ではないでしょ。議員失格ではなく、人間失格の問題でしょうが。

　夫の贈賄は件数があまりに多く、氷山の一角だけで3000万円。調査だけでも膨大な時間を要する、という事で少額の案里氏が先に裁判になった。時間はかかるけど、克行氏の方がはるかに重い罪だ。

　

　三審制をいいことに、任期いっぱい上訴上告して逃げ回るのか、と、（意外や、上訴断念で、確定。辞職となった。）寄ってたかって、案里氏の辞職を要求する世論だった。なぜ、その攻撃が克行氏に行かないのか？？？

　30倍は重い罪なのだから、即刻辞職でしょ！、いずれにしても、社会の目は、次は夫に向かうと思うけど。

　二人の愚かな行為を、さあどっちが悪いかな？とかそのお金の財源は自民党の1億5千万円なのかな、官房機密費なのかな？とか。どうぞそれはそれで、追及してくださいませ。

　最初に戻るけど、もらった側はおとがめなしなのかい？亀井さんの秘書も300万円受け取って、「ばかもん！」の一喝で許されるのでしょうか。

　自民党の中では、一目置いていた、亀井さんで、大変残念だが。平気で賄賂を貰うのが当たり前の秘書を飼っていたわけだ。人は弱い生き物である。誘惑に負けることもあるだろう。

　しかし氷山の一角が崩れたとき、（いずればれるのだから）なぜ即刻正直に「ごめんなさい」を言わなかったのか。言わせられなかったのか。政治がどんどん信頼を失ってゆく。