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2021年 05月 27日
雲仙普賢岳噴火30周年。我々は歴史から学ばなければならない。毎年この時期に、島原は災害のこと、防災のこと、報道の在り方・行政の危機管理……色んなことを振り返る。今年は特に30年の節目、改めて検証したい。
「定点」で多くの命が失われた。火砕流の様子を伝えるため?報道関係者を中心に、定点に居た人たち、それを補佐するタクシーの運転手まで巻き込まれた。警戒区域となり、避難して人のいない民家に無断で上がり込み、盗電まで、地元消防団員は、避難誘導だけでなく、泥棒報道陣の警戒にまで当たることになり、命を落とした。と。 30年を経て、マスコミもまた命を落としたわけだから、もう許そうとか。人災を自然災害にすり替えようとする、昨今の報道が気になる。「許す」とはそういう事だろうか?人を憎めとは言わない。人を許すのは良い。罪を憎め。罪は許してはならない。報道の姿勢を絶えず問い続けなければならない。普賢岳災害の最大の教訓の一つは「報道の在り方」だ。風化させてはならない。 危険な「定点」。(少なくとも太田教授らは、危険だと訴えていた。)専門家の訴えはマスコミを通じて公開されたわけで、「定点」が危険であることは、一般に向かって伝えられなかっただけでなく、報道者たちも聞く耳を持たなかった。 今回のコロナ騒動、あの年末の頃のGoToの扱いは何だったのか。専門家たちは、まだ解除すべきではないと訴えていた。同じ構造だ。そして今度はオリンピックだ。似ている。 コロナは恐れるに足りない(インフル程度?)かもしれない。火砕流とコロナを一緒にするなとお𠮟りを受けるかもしれないが、似ているのは「報道の姿勢」だ。残念ながら、雲仙普賢岳の教訓は生かされていないのではないか。 報道を鵜吞みにして、自分で考えることをしない為政者、一般市民。こちらも同様。いや30年たってむしろ人類は退化退歩劣化しているのではないか。 なぜ「定点」の危険を察知・認識できなかったか。
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by mmatusaka
| 2021-05-27 02:32
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