進むか島原市議会アイティー化

　２年前の写真だ。期せずして、現島原市議会の議長副議長が映り込んでいる。この時、この二人が、のちにタッグを組むことは予測できていたろうか。

　議会運営委員会メンバーとして、議会アイティー化先進地飯能市を訪問した時の画像だ。こうして熱心に勉強して帰ってきたものの、飯能市のスピード感を、全議員にうまく伝えることが出来ず（？）タブレット導入は先送りになってしまった。

　その後コロナ禍に見舞われることになり、急にアイティー化（例えばリモート会議導入など）の話になった。学校も、3年がかりで整備する予定のGigaスクール構想がいきなり即整備という事になって混乱を極めて、今も混乱の渦中である。タブレットも急激な需要に間にあわず、パソコン不足状態だ。

　島原市議会も、いわばコロナに背中を押されて、タブレット導入という事になった。パソコン不足ゆえに、遅れに遅れて、決断してから更に半年以上ずれこんで、今だに手元にタブレットすらない。

　周辺整備のソフト部分（Side Books社）も、当時は、向こうから、いつでも説明に上がりますよ、と積極セールス姿勢だったのに、このコロナ需要で多忙を極めているようだ。（売り手優位状況で、立場が逆転してしまっているようだ。）　２年前既に、諫早市も先進事例だったわけで。視察から戻ってすぐ着手していれば、今頃は随分アイティー化が進んでいたのではないかと悔やまれる。議運内部でも温度差があって、（もちろん僕や、この二人はその気もあったと思われるが、）初めから、全くその気がなく、聞く耳も持たなかった委員も複数居たのだった。

　あの時点で、この二人が（ギウンのヒラ委員ではなく、）議長・副議長だったら、と思う。まあ、過ぎたことは仕方が無い。

　本日で７月もおわり、３月までには整備完了のはずだったのが、７月中には納品できそう、となって、数日前「８月中には何とかする。」と通知があって、周辺ソフトの勉強会は９月末を予定しているとかなんとか。

　議長の能力ややる気の問題ではない。品物がないのだ。

　

　そんな状況の中、馬渡・林田体制の中、アイティー化はどこまで進むだろうか。手腕に期待したい。手腕というより、議会内の消極派（食わず嫌いの長老たち）をいかに巻き込んでいくか、その辺の人心掌握術に期待したい。

　僕自身、やる気はあるつもりだが、アイティー系が超の付く苦手と来ている。タブレットが届いたら、誰か手取り足取り教えてくれないだろうか。