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2021年 08月 22日
武力(権力)を以て、自由を束縛するとか、存在を排除するとか、明白な自由への挑戦なら、報道も黙っちゃいないし、人々だって立ち上がるだろう。怖いのは、無言の圧力、忖度を促す、わきまえていただく、など、目に見えない形で進む「自由」の侵害だ。基本的人権とか、いわゆる生存する権利(生存権)とか教育権とか「権利」を持ち出さないといけないのか。
近頃、特にこの10年ほど、漠然と日増しに「自由」が奪われつつある、なにかいつも監視束縛管理されているような重苦しいものを感じる。多様性の時代(いろんな生き方があり色んな価値観がある)と言いながら、むしろ多様性を認めない画一化された社会常識を押し付けるような(それが、冒頭言ったように、目に見える力ではなく、)見えない力に支配されているように感じるのだ。 この度、長崎県は新型コロナ感染症の爆発的な増加に対応すべく、独自にステージ5と位置づけ、様々な自粛要請を発出した。緊急事態宣言で既に飲食店などに午後8時以降の酒類提供などをやめるよう要請(これには1日4万円ほどの補償がセット)、その期間をさらに9月6日まで延長するように求めた。各市町長は、その予算を(全額県が出すから、と)専決処分した。 県をまたいでの移動は自粛してくれ、集会も自粛してくれ、と。県内宿泊割引も休止した。ただし、今のところ9月からの臨時休校要請はまだ出されていない。(夏休み中の登校日は急きょ中止、部活も原則禁止となった:全国大会を控えている種目は例外?とか) 昨年2月末、当時の安倍総理は、現場の学校や教育委員会はおろか、文科大臣にさえ相談せず、全国の学校を臨時休校にしてしまった。学問の自由もくそもない。コロナに対して毅然と立ち向かっているとの恰好付けだった。当時官房長官だった菅さんが後継総理なので、現在の混乱は推して知るべし。人権も自由も五輪のために犠牲を強いられた。僕はこの一連の取り扱いの背景は安倍・菅問題でもあり、現在の日本国の考え方(姿勢)にあると思う。 前回同様、この県の要請を受けて、島原市はその管理する施設を一斉に閉鎖する方針を打ち出した。 一方で、学校や映画館、屋外の競技場などは、マスク着用、人数制限、頻繁に換気するなど条件を付けて緊急事態宣言下でも制限付きの緩和を進めてきた。デルタ株の出現(さらにはラムダ株?)、ワクチンの普及など、取り巻く状況も変化してきている。当然対応も変化するべきだろう。 飲食店の営業自粛だけでも影響は大である。飲食店に(パートで)雇われるスタッフには受難である。納品業者然り、タクシーなど言うに及ばず。協力金はそこまでは回らない。 各県知事は欧米の強権発動(ロックダウンなど)を念頭に、さらに強い規制を国に求めているという。補償や協力金なしで無条件で「外出禁止」?それはそれで、様々な例外規定(食品買い出し・通院は認める、とか。職種によっては通勤を認める、その業種は休ませない~ごみの収集業務はどうなる?警察は?公共交通は?)を決めて、そのルールを周知するだけでも気が遠くなる。 (ロックダウンは欧米の例を見るまでもなく、想定内の一つの方法だが、菅政権には全くその準備は出来ていない。ロックダウンを施行するなら、当然事前に各自治体に対応マニュアルが配布されていなければならない。その気配さえもない。全く危機管理能力のない、平和ボケ国家である。朝令暮改の繰り返し、振り回される地方自治体。) いずれにしても、国民が自主的に、不要不急の外出や集会を自粛し、コロナ対策をしてくれるに越したことはない。強く(銃で脅してでも=法律で縛って)言ってくれなければ、と強権発動を望む声も聞くが、「北風と太陽」いつの世も、自主性に勝る外圧は存在しない。傭兵部隊は志願兵に負けるのである。周りが塾通い家庭教師を無理強いするより、志を持って自ら勉強する子供の方が伸びるのである。 法で縛り、道路に警官や機動隊を巡回させ、外出を禁止するより、自主的に、「この際うちの中で過ごそう」と。いやいやの外出禁止より、肯定的にお家で過ごそう、が、はるかに良いのはわかり切ったことだ。 前置きが長くなった。こんな時だから図書館は開館すべき!自宅でゆっくり過ごすために、図書館で借りた本を読む。ロックダウンになっても。食料品店と病院は開店していなければならないのと同様、図書館もまた開けておくべきなのだ。家庭事情によっては、狭い家に子供たちがひしめいている家族もある。(入館制限はあっても)おしゃべり禁止の図書館は、飛沫感染の心配も少ない。間引きされた席を開放してもいいのではないか。いわゆる講座・勉強会の中止は致し方ない。ともかくも「貸出業務」だけは、続けるべきと考える。 体育施設は軒並み休館。同じ文化事業団が運営しているのだから、体育館の職員を図書館に投入して、この期間だけは図書館はいつもより長い時間対応してもいいのではないか。 その後、新型コロナ感染症のこともわかり始めて、(クラスター発生ならともかく)、学校を休むことは、むしろよろしくない。ということがようやく共有されるようになったように、図書館は閉めるべきではないという常識が共有されていないことが残念だ。 自分たち(行政)の管理する施設で事故(感染)があったら、いやだから、閉鎖。それぞれ各自の自宅で事故って、死んでくれ。は単なる責任逃れということに気づかなければならない。
by mmatusaka
| 2021-08-22 16:22
| 文化・芸術・教育
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