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2021年 11月 08日
心ある色んな団体、色んな企業、まさに学校現場の教育の現場でも、SDGsを推し進めている。「持続可能な開発目標」というわけだ。SDGsの17項目の目標は、どれをとっても素晴らしい心がけで素晴らしい内容になっている。 それをいきなり、SDGsはアヘンである。という強烈な言葉、 自公は「成長無くして分配なし」といい、野党は「分配が先にあってこその成長だ」と。 人々にとって、「成長」は大前提で話をしているときに、それを真っ向から覆す「脱成長」の考え方。 説明なしには使えない、物騒な言葉だ。強烈な皮肉でもあり、反語的な表現である。話を聞いてくれた皆さんに真意が伝えられたかどうか、心配だ。 「クソどうでもいい仕事」もまた強烈だ。職業に貴賤はなく、多様な社会の中でそれぞれの仕事は尊重されなければならないし、現に誰もが何らかの仕事に従事している中で。クソどうでもいい仕事の方が、人が生きていくうえで必要な仕事(エッセンシャルワーク)より高給優遇されている現実。 今回資料にした書籍(※)にはどれにも共通して登場する最新のキーワードなのだが、おそらくほとんどの人には初めての言葉だろう。(僕もそうだった。)耳障りのよくない汚い言葉だ。まさに説明なしには使えない言葉だろう。 当然それぞれの書籍には説明付きで登場するのだが、『ポストコロナ期を生きる君たちへ』などは中高生向けの書籍なのに、登場する大人たち20人のうちの3名までもが、この言葉を使っている。「クソどうでもいい仕事」には就くな!と。 グレタ・トゥーンベリさんも紹介した。彼女の言葉こそ、本物ではないか?! 歯に衣着せぬ強烈な言葉。僕らがこうして、勉強会をしているとき、グレタさんは地球の裏側で抗議の声を上げていたことになる。
by mmatusaka
| 2021-11-08 11:33
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