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2022年 04月 23日
ロシアではどうだろう。 ドストエフスキーやトルストイも輩出したロシアのこと、まあ100人に3.5人ぐらいはプーチン氏の猿芝居も報道のデタラメも見抜いているだろう。「マリウポリは制圧した、状況はコントロールされている。」と。よくもまあいけしゃあしゃあと。 プーチン氏と掛け合い漫才をしている国防大臣ショイグ氏。何か聞いたような名前だなと、記憶をたどると、本ブログの「検索」に引っかかってきた。 長いけど再録しようと思う。************************** *********************************************** 2005年 06月 01日 もんじゅ判決Ⅱ 2005/6/1 今日はかなり電話代を使ってしまった。諫干に関連して方々に電話をかけまくった。調整池の水(全長7キロの締切堤内の淡水化された水)は農業用水として使われているかどうかという点である。森山町の農民の方、諫早の市民運動家、諫早市役所など。錯綜する情報から真実を読み取る新聞記者のようだった。調査結果はもうしばらくしてからだ。 本当は今日は先般の松浦視察と昨日の漁協施設の訪問記をまとめてまず関係者に見せて、訂正箇所を再チェックして・・・など考えていたが、てんてこ舞い状態で飯も食えない状態だった。明日は明日で一日有明海にはまるつもりだから、これからその予習と準備をせねばならん。しかしこの「もんじゅの件」ほおって置けないので、無理をして書いておく。 この「新・土佐日記」を始めた春先(3月末)少しふれたが、チェルノブイリ原発事故のことだ。1986年4月26日当時ソ連チェルノブイリでの放射能漏れ事故のことだ。イミダス(集英社)2001年版P909によると、住民135万人が避難し、死者は消防士ら31人だったが、その後ガンの多発など後遺症が続いている。と記述。(―①) ところが、同じイミダスP491では広島型原爆の500倍の放射能汚染、500万人以上が被爆、100万人以上が移住、事故処理に当たった作業員86万人のうち55000人が放射能障害で死亡(その3分の1は自殺)と記述。(―②) どちらが本当か少なくともこのイミダスという用語集がデタラメだということは誰にでも分かる。 2002年版で同じミスを繰り返し、2003年版ではもう現代用語ではないのか姿を消す、2005年版で登場したかと思うと「人為ミスがチェルノブイリ事故のような事故を引き起こすことがある・・・」という書き方である。 ①は事故直後、旧ソ連がこれ以上隠しおおせない段階で1度きり発表した公式情報である。 ②はソ連崩壊後2000年(ソ連崩壊後)ロシアのショイグ副首相の公式報告である。いずれも大本営発表で十分眉唾だが、少なくとも31人死亡説は②の段階でもう統合されるべき情報だろう。 僕はこの2001年ごろの高校生の英語教科書に①情報を元にした英文が載っており(それなりに放射能の恐さと人間の課題が説かれているものの)、教科書検定は誰がやっているんだ!と怒ったものだ。 情け無いのは老舗「現代用語の基礎知識」だ。2001~2005毎年改訂版を出しているくせに 毎年同じ記述である。総索引で調べると(2005年版)p64とp753に載っている。p64の方は「ロシアと旧ソ連」の章で②の内容が書いてある。そしてp753の方は「原子力」の章でそこには①の内容が書いてある。こんなデタラメなイージーミスを5年間も放置しているのは何なのだ。さすがのおせっかい松もこの二つの出版社に連絡するのもイヤになりそのままだ。このhp記事を書いた時点で連絡しようと思う。 先に九州電力まで足を運んで電信柱の見分け方などを教わってきたが、そのときしっかり幾つか貰った資料に「原子力2004」という130ページほどの冊子がある。経済産業省資源エネルギー庁の編集、(財)日本原子力文化振興財団発行、改定新版 第32版となっている。もちろん原子力発電推進の立場ではあるが、良いところも悪いところも情報開示して啓発活動をしようという趣旨であろう。10数ページを割いて「過去のトラブル事例に学ぶ」という一章を設け、スリーマイル島事故、チェルノブイリ、もんじゅ、先般の東海村JCO臨界事故など報告されている。 ところが分類表で言えば、最も深刻なレベル7の事故として位置付けられるチェルノブイリの事故が、何と①の情報のままなのである。ご丁寧に31名のうち一人は消火作業の時のやけどが死因、一人は行方不明を死者にカウントしたと(旧ソ連情報をそのまま)書かれている。 救出に当たった作業員だけで5万5千人が死亡。原住民で何万人が死んだかは記録が無いと何故本当のことを書かないのか。こういう情報開示は、むしろ虚偽報道と言ってもいいのではないか。 こんな風にお粗末な世界なのである。僕はとてもこんな馬鹿どもを相手に福井まで乗り込んでいく余裕は無い。誰か福井の人で頑張ってくれ。僕はせいぜい佐賀県玄海ぐらいが限界だ。 もんじゅ関係者は、エネルギー庁の冊子や市販のデタラメ本を根拠に「もんじゅ」まで一緒にしてくれるなと言うかもしれないが、出所は一緒だ。 裁判官に誇りは無いのか!(気がついたら12時を回っているから6/1の記事になった。)******************************************* ************************************************ 実は、この時点で、チェルノブイリ原発は旧ソ連の中のどこにあるのかきちんと認識していなかった。この時点で、チェルノブイリ原発のずさんな管理体制は、旧ソ連の遺物として、過少申告する必要がなくなって、隣国のウクライナの問題でもあるから、客観的な報告になっているのだったのか。死んだのは31人ではなくて、5万5千人でした。と。 この時のスポークスマンショイグ氏が、どうもこのたびのプーチン漫才の相方のようなのだ。
by mmatusaka
| 2022-04-23 00:12
| 社会時評
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