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2022年 07月 08日
もともと、「根回し」というのは、植物の移植の際の準備の事が語源。裏取引だとか、事前審査だとか、若干悪いイメージが付きまとうような言葉になったが。植物がうまく根付いて枯れないように、今後をうまくやっていくための必要な準備の事。 議会に限らず、色んな組織の「人事案件」は苦労する。選挙などは、誰が誰に投票したかわからないようにしてあるから、まだいいが、話し合い解決とか、挙手採決とかなると気が重い。誰がその役職にふさわしいか?特に人物評価となると……。 皆に諮る前に、まず本人に「選ばれたら就任してくだいますよね?」と。「喜んでお受けします」ならいいけど、「まず家族の許可をもらわないと」とか、謙遜も含めて「私はそんな能力はございません」とか。三顧の礼を以て、ようやく説得したのに、肝心の採決で否決されたりすると、目も当てられない。人事担当者は、就任をお願いしたからには、必ず皆の承認も取り付けるのが使命となる。この辺の事前調整の事を、世に「根回し」と言っているようだ。 議会でも、市長が提案して、議会が承認するケースがある。以前は、「人事案件ですので、無記名投票で」のケースが普通だったのですが、公職にある議員、賛否を明らかにするべきとの風潮で。本人を人格否定するのではないが、「その役職にふさわしくないので反対」を言わざるを得ない場合が出てくる。 根回しに2段階あると思っている。市長が「この人なら間違いない!」とか(例えば副市長選びで)「この人に任せてお願いしたい」と、思っても、議会で否決されたらおしまいだ。で、(議長を含む)議会の多数会派に伺いを立てる。 (ここは推測だが)場合によっては、本人にお願いする前に、「○○さんにお願いに行くつもりです。」とか「ふさわしい人物を推薦してくだされば、お願いに上がります。」ということも?議員の中から選出する監査委員職や、各種委員は、その典型だ。議長が最大会派の象徴(代表)だから、「まず議長に伺いを立てる」わけだ。そして世間ではその最大会派のボス(首領:ドン)が…… なんといっても、決定権を持つ者(グループ)の説得がその第一段階。僕のような野党少数派議員は第二段階の根回しだろう。反対されても大勢に影響はないからである。しかし、気持ちよくその役職を務めてもらうには、全会一致に越したことはないし、少なくとも、本人の人格攻撃などあってはならないからだ。他の議案(条例案とか予算とか)も(細かく具体的になれば、事前審査ということで情報漏洩でアウトだが)同じような事情は、政治の世界に限らずあろうけれども……。 第一段階:決定前。第二段階:決定後。ということで、突然のスキャンダル発覚でもない限り、人事案件は(ほかの各種議題もではありますが)、原案通過が普通である。 この度の、島原市教育委員の選任(六月議会)。長崎県の副知事選任(七月)について解説したい。(次便)
by mmatusaka
| 2022-07-08 10:37
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