情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2025年 07月 2025年 06月 2025年 05月 2025年 04月 2025年 03月 2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2022年 07月 19日
地方教育行政の組織及び運営に関する法律、と名前は長いが、教育のことが決められた法律がある。 島原市も教育委員会があり教育長と教育委員4名から成るが、その根拠法だ。 ほとんど知られていないが、ちょっと前までは、教育委員5名(任期4年)から互選で教育委員長や教育長(教育行政トップ常勤職)を選んでいたが、現在は教育委員長は置かず、教育長のみ(互選ではなく)別枠で選ぶ(任期3年)。 その4条にいわく、 ************************************* (任命) 第四条 教育長は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育行政に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する。 2 委員は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育、学術及び文化(以下単に「教育」という。)に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する。 (3,4項省略) 5 地方公共団体の長は、第二項の規定による委員の任命に当たつては、委員の年齢、性別、職業等に著しい偏りが生じないように配慮するとともに、委員のうちに保護者(親権を行う者及び未成年後見人をいう。第四十七条の五第二項第二号及び第五項において同じ。)である者が含まれるようにしなければならない。 ************************************* で、先ごろ、人事についての根回しのことを(本ブログで)取り上げたのだが、今回の話の前ぶりのつもりだったのだが、結構反響があって、納得です、大変ですよねとか。 で、この6月議会、任期満了に伴う一人の改選となった。(人事案件は、事前に副市長から議員訪問があり、根回しがあるのが島原市の慣例だ。)この人なら間違いない、という立派な校長経験者男性だった。実は僕自身、履歴書判断ではなく、その小学校を訪問した際、2~3回お会いしている方で、申し分ない人だったので、異を唱えることはしなかった…… 僕のような野党議員への根回しは、ほぼ決定後で、事前相談なら「この人はどうだろう?」という意中の人がないわけではないが、議員(議会)は同意する立場。 そもそも退任者も男性だったわけで、事前も事後も、男女比は3:1のまま。 かつて、4条5項に照らして偏っていないかと指摘したこともあったのだが…… 島原市の教育委員(教育長)は、学校長出身の60代男性がほとんどなのだ。 僕が市長なら、改選の機会に、女性で教職員出身者でない者の中から探す。ただ、せっかく選んでも、議会の同意が得られなければ振り出しだが。(女性を当たって)さんざん探して断られた挙句だとしても、その人に、「誰も受けてくれないのでお願いしたい」とは言えない。「あなたしかいない、あなたが最適任ですので、是非」と。 その挙句の提案だ。市長とて、議会に対して「最適任者」として同意を求める。 同法は「ねばならない(must)」規定となっているが、著しい偏りに数値規定はない。さすがに全員男性なら著しい偏りと言えるが、4人中3人ならどうか?教育長も男性なので、5人中4人はどうか。 実は、年齢も職業もかなり偏っていると思うのだが。職業に貴賎なく、年齢性別にかかわらず、きちんと島原の教育を見てくれる人であれば、問題はないのであるが。やはり法は守らなければならないのではないか。女性だからと言って女性の立場が分かるとは限らないし、そんじょそこらの女性よりはるかに女性に理解のある(このたびの方のように)男性だって存在はするのだが……
by mmatusaka
| 2022-07-19 19:31
| 差別をなくす
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||