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2022年 08月 20日
もっとも、遠くても、それはそれで見聞を広めるきっかけにもなるのだが、日帰りだと、結局講演会のみということで、コロナを契機にズーム遠隔もできるようになると、この形式もそろそろ考え時かもしれない。 今回の話題は、僕にとっては、思いもよらない収穫になる講義だった。全国市議会議長会と同様、どうしても各市の議長は自民与党系で、革新的なことは保守的な勢力に流れがちで、例えば議会改革に野党も与党もないのだが、概して、現状のままがよい、という勢力が強い地方議会。良くなるための変化を求めても、変化そのものが悪と言わんばかりの旧態依然に支配されている。 実質的に準備段取りは議会事務局なので、議会が活発になれば色々指摘されて市長部局が困ることになるかもという忖度?自分たちの仕事を増やさないためにも、無難に抑え込みたいとすれば、無難な講師しか呼ばないのではないか?と。ついつい疑り深くなって、あまり期待していなかったのであった。 しかし、事務局職員は公務員であって(全体の奉仕者などと定義しなくても)市民のためにある。市民のためには、市長市役所のやりたいように任せて。議会は追認機関として座っていてくれればいいとはならない。議会のチェック機能があってこそ、市民のための政治が出来るわけだから。 同じ市役所勤務の公務員なら、やりがいがあったに越したことはない。議会が活性化してこそ、議会事務局職員も生き甲斐やりがいがあるものだ。 今回の演題からも分かるように「議会力強化のための議員と議会事務局の役割」と。 議員と議会事務局職員がお互いを理解して、遠慮したり変な忖度したりせず、役割を果たそうという提案だ。 そういう意味では、島原市議会だけが、議会事務局総動員ということで、一番得をしたことになる。議員だけでなく事務局職員にも聴いて欲しい内容だったからだ。 各議会議会事務局長も参加していると言いながら、間もなく引退という局長一人ではなかなか全事務局職員には浸透しないだろう。 まあ、それでも議員たちに事務局職員の存在を印象付けただけでも効果があったのではないか。 僕自身の印象で言えば、事務局はとかく、議会のお手伝いで、意志を持たないのがいい(意志を持って動けば、叱られる)と思っているのではないか、と。これは島原市議会の問題ではなく、どこでもある関係のように思う。 「議会基本条例」も作れないでいる、(遅れた)議会は、議員の中からそのような機運が生まれないなら、議会事務局から「議会基本条例をつくりましょう」と、働きかけてもいいのですよ!と。 佐世保・島原・平戸・松浦・五島・南島原の各市は「基本条例」制定の議論もないの?と名指しでけしかけられた感じなのだが、この六市の議員たちはどう受け止めたか。 一つハプニング、松浦市の議員が「松浦は違うぞ!」と会場から抗議の声。実は松浦市議会は、この3月、基本条例を制定したばかりなのであった。 と、言うわけで、島原市は、開催市でありながら、遅れた議会に分類されたのであった。 色々想うことも多いので、もう少し掘り下げたいと思います。(続く)
by mmatusaka
| 2022-08-20 01:21
| 島原の自治と議会
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