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2022年 11月 29日
ネット検索をしていたら、島原の旧堀部邸を扱った「絵」が出てきたので、貼りつけてみる。福西健太建築設計事務所さんのhpより。
さて、ワーケーションということで、 workとvacation を組み合わせた新造語らしい。 workation かworcation かという議論もあるらしいが 現代人のことアメリカ人でなくとも、work の意味は知っている「働く」だ。 vacationはなぜか、僕の世代だとかつて元気アイドル歌手ひろたみえことかが歌ったとか何とかで、綴りまで知っている。休暇とかの意味。 こんなふうに二つ並べると、働くことは休暇の対義語なのかい?とか。ともかくも「働く」こと(労働)の意味が時代とともに変化して来ていると感じてしまう。 労働は苦役だとか、おカネや時間で評価するとか、そんな風に。 例えば、出張の仕事。僕に言わせればこんな楽しいことはない。それを本当に嫌そうに、話す人がいて、いやいや仕事をさせられている。 上司の命令だから仕方が無いとか、家族を養うために無理をしてとか 出張に限らず、書類作成であれ、営業活動であれ、一次産業であれ、それは、楽しいか苦しいかで判断することではなく。当たり前の生活の一環でしかなかったのではないか。 いつから苦役になったのだろうか。vacation を引っ付けて、その苦役(楽しくないイヤいや)を薄めようとする。 スポーツ選手にとって試合で戦うことは、仕事(労働)だろうし、全力で戦う真剣勝負は当たり前のこと、その評価がやたらに責任感を押し付けて(場合によっては国家の威信を背負わされて)ストレスだらけ?その反動? リラックス!とか、気を楽に持てとか、楽しめとかは応援団のセリフだった。それが今は選手みずからが「楽しみます」などという時代になった。 自分の仕事は、やりがいがあって、やるに越したことはない。自分の仕事をイヤイヤではつらかろう。行き掛かり上、望む仕事に就けなかった人も多かろう。それぞれが、自分の労働観を(幸福観を)追及するしかないけれど、 「オッサン」には、仕事を楽しむという表現がしっくりこない。
by mmatusaka
| 2022-11-29 23:43
| 商店街とまちづくり
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