人に会うことが苦手？

　誤解無きよう。この写真は３年前のもの。少し熱っぽかったので、大事を取って（コロナも想定して）商工会議所恒例の賀詞交歓会は参加を見合わせた。明日（消防出初式）もどうしようかと思案している。聞くところによると、長崎県下のコロナ感染者数も激増中とのこと。

　本ブログでも、過去こうした宴会・会合・式典に参加するたびに、言わずもがなの苦手ですカミングアウトを繰り返している。コロナを機に各種式典の意味を問い直すきっかけになったものの、のど元過ぎれば（まだコロナは収束せず、のど元過ぎていないのだが）元の木阿弥、三年前と寸分たがわず再開されているようだ。

　まあ人間社会が積み上げてきた伝統・慣習がそう簡単に「変わる」ことは無いのだろうが、いいモノ（いい習慣）は残していいが、無意味が証明されたものは、この機会に無くしたいものだが……変わらないなあ。

　人と会うのが苦手、というより、誰もが「カタチ」を踏まえて、ダークグレーのスーツにネクタイ（ネクタイの色だけがかすかな自己主張？）。所属団体（会社）のバッジ、俺は金持っているぞ～は高級腕時計。思い起こすだけで違和感が追いかけてくる。

　今回、（コロナ禍を踏まえての自粛対応という、胸を張って使えるカードを切って）

「欠席」を届けて、どこかホッとしている自分がいる。

よっぽどストレスだったんだね。（と、自己分析。）

　まあ、人それぞれで、このような会合に参加することが嬉しくて楽しくて仕方のない人もいるだろうし、仕事の延長で仕方が無いことと割り切っている人、ならばせっかくだから、楽しく過ごそうではないか、と酒食を楽しみ、気の合う相手を見つけて久闊を叙すのも悪くはない。

　でも、嫌なら、無理はしない方が精神衛生上よろしいかもしれない。

　好き嫌いではなく、すべきではない事（悪しき慣習であると認識している事）を受け入れるかどうか。同調圧力を勝手に感じて（忖度して）我慢するのはどうか。（女は一歩下がれとか、逆に女が酒をつげとか、上座下座をわきまえよとか、場所をわきまえずの喫煙の容認、とか、大筋でその組織（会合）を支持しているものの、受け入れられないモノがセットで付いてくる場合）

　今まで女たちは（弱者側に属する者たちは）ずっと我慢を強いられてきた。

　※賀詞交換会が地域経済のリーダーを自負する人たちの集まりだからこそ、そこには男女同権はじめとするあるべき姿を求めたいし、市が主催する各種セレモニーにも「あるべき秩序」を求めたいではないか。でも、現実はなかなかね。

　この春統一地方選、島原市議の場合そこから少し後ろにずれるが、また「選挙」がやって来る。この選挙の在り方こそ、様々な「すべきではない事」法律ギリギリの解釈、ストレス満載である。

　この後、稿を改めて、県議選問題、選挙運動と政治活動の問題を展開する。実は僕は、人に会うのが苦手で、選挙は「人に会う」ことの集大成のようなもの。開き直って、人に会う事（選挙）を楽しもうとしてはいるのだが……実は選挙は好きではない。

　議員活動（政治活動）のために、人に会い、色々話を聞いたりすることは面白くもあり、やりがいもあるのだが、選挙運動は、実は嫌いなのだ。