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2023年 07月 25日
よくもまあ、この本にたどり着いたなあ!ということがある。人との出会いもそんなものだが、運命とかを感じてしまう。偶然にしては出来過ぎ。かくなる上はその出会いを大切にして、大切に育てなければと思う。 大作『春の城』(石牟礼道子)を読み終えた後、次に読もうと思った本が、この2冊。 『複合汚染』(有吉佐和子)・『沈黙の春』(レイチェル・カーソン)だった。本だけの闘いではない、ねばならない仕事やら、やりたいイベント(夏の地方議員交流会・森岳商店街主催森岳夜市)、締め切り過ぎてる書類提出数件、読書どころではない。 これらの本は先般の吉田俊道(菌ちゃん)先生の講演に多分つながるだろう、講演で出てきた『風の谷のナウシカ』も観なきゃ。と。 ツタヤで(駆け足だったせいか、これらの本は見つけられず、かわりに)『ナウシカ』DVDを借りて(110円)観た。(これは『もののけ姫』も観なきゃと思いつつ)、図書館。さすがに2冊とも存在して、借りることが出来た。『もののけ姫』DVDも借りられた(図書館は無料)。(見た翌日、テレビで放映されて、自分は世の中より1日先を行っていると思う。笑。※) どちらを先に読もうかと、(いずれにせよ50年以上も前の本だから、時代順に古い方からかなと)見比べると、『複合汚染』の冒頭数ページが破けて落丁、気になって、ネット検索すると、冒頭見本が読めた。その冒頭は、市川房枝とか青島幸男とかが出てくる話で興味深く引き込まれ、結局読了。 すごい本だった。50年前の(哲学とか歴史ならまだしも)科学・技術の本なのに、現代に通じる。中に、僕が読み終えたばかりの『春の城』(その農村の風景にもつながる)の石牟礼道子の『苦海浄土』(水俣病)も、登場。当然、『沈黙の春』も、更には、その『沈黙の春』より以前に日本でも、農薬の害を指摘して、有機農業をスタートさせた日本人がいたこと。吉田俊道先生の先輩ともいえる。多くの有機に目覚めている人たちの闘いは50年以上前から始まっていた。既に図書館に返却したが、これは購入して再読しようと思う。 続けて、『沈黙の春』こちらもすごい。(こちらも女性。)的確に人類の(目先のことしか考えず突き進んできた)行き過ぎを糾弾。(まだ途中) (ちょっと、重すぎる?)気休めに、こちらも気にかかって、2週間前に入手しながら、開いていなかった、本、『種をあやす』(岩崎政利)をパラパラめくる。 いくつかの農業に関する疑問も氷解し、何よりもほのぼのと心温まる文章。有機農業に転ずるきっかけが、農薬の使い過ぎで、体を壊したことなど、色々つながって来る。 その中に『複合汚染』の書名。今読んでいる本に直前に読んだ本の名前、いやはや読書の連鎖である。 この本の入手経過もまた面白いので、またどこかで紹介したいが、冒頭の2冊は超有名本だから、偶然の連続はありうるだろうが、この岩崎さんという見ず知らずの人の本が、たまたま僕の手元にあり、中身が具体的につながる。 すごいのは、この一連の僕の有機(オーガニック)に連なるきっかけ、いすみ市の視察に声かけてくれた、山田勝彦氏。その彼は彼で、なんとこの本の作者「岩崎氏に会ったよ!」とFacebook。奇遇といえば奇遇だ。多分運命的にどこかでつながって来るものだろうとは思うけれども、多忙の合間につながっている僕の活動の(読書という)連鎖の一つの輪っかが、同じ日のかっちゃんの活動の輪っかと、きれいに重なるとは。
by mmatusaka
| 2023-07-25 00:20
| 読書
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