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2023年 09月 23日
とりあえず、9月議会閉幕。最終日(9/21)まで、気が抜けない攻防だった。しかしそれは望んでいた攻防=議論の応酬・意見のぶつかり合い・より理想に近づくための熟議ではなかった。発言の語尾をとらえられて(あげ足を取られて)、肝心の話の核心に迫ることなく、入口(言葉遣いの問題など)での、まさに次元の低いやり取りで、「発言訂正・お詫び」に追い込まれた。自業自得とはいえ、松坂、本当に学習能力がないなあと、あきれ果てる。「検索機能」を使って、過去の日記のページを繰ると、同じような場面とその反省の弁が、何度も繰り返されている。
「言わせられている」と書けば、また、「反省しておらん!」とお𠮟りを受けそうだが、このお詫び訂正とて、もっと丁寧に本心から心を込めてやりたいのだが、また議長(議会事務局)から、「簡潔に!」とか「不穏当発言の具体的な個所を○○と例示すれば、不穏当発言の繰り返しになるから、気を付けるように。」とか、注文が付くのは必定、不本意な形の発言である。「言わせられている」とはそういう意味である。 昼休み、議長室に呼ばれて、指摘されたのは、請願についての討論部分である。 ①インボイス延期(中止)に向けての請願、JT日本たばこへの公取委の注意(独禁法違反)を例示し、悪徳大企業を監視する云々というところ。 ②教育費国庫負担率を元のように上げよの請願、「県内どこの議会も全会一致で賛成しているのに、島原市議会はそうでない、異常なんです。」のくだり。 この二つの請願の前の補正予算賛成討論(フラワー公園管理追加補正)も、超重要なのに、ヤジが飛び交い、議長により発言を強制的に止められた。そのあとの、二つの請願。既に「松坂発言は、要チェック!」状態になっていた。 そして、あと一つの山場「議会から監査委員を選任しない条例の提案」が、午後展開されるはずだったのだが、その冒頭で、いきなり「発言訂正」を求められたのである。そのあとの、松坂の議案上程は、ほとんど無視される形に終わったわけである。 討論において使った「汚い表現」は、既に前夜仕込んだ原稿に書いてある表現、ほかにも「でたらめな消費税制度」などとも。「デタラメな」は、何度もの議長による中断で、言いそびれたが、「悪徳」「異常」は準備していた言葉であって、成り行きでの思い付き発言ではない。そういう意味では、既に原稿準備段階で「間違い」を犯していたわけだ。 こういう微妙な発言(厳しく断罪する表現)は、流れの中にあっては、普通に受け入れられる範囲の言葉だと思う。周りが「揚げ足取りモード」に入っていることを考え、刺激的な表現を丸める工夫が必要があった。 実は、こんな時、一言一句を調整した完全原稿を用意しておくと臨機応変対応が難しくなる。さらに言えばそれでも準備不足であって、仲間に相談して、想定問答などやっておけばよかったのかもしれないし、そもそも、議会前夜に原稿を作るようではだめなのである。 一晩置いて、改めて反省の弁。 反語的表現(疑問形)、引用表現、色々ある。弁論術において、まず敵方(現政権側の自民公明)に対しては、真っ向からの否定的表現は、それだけで拒絶反応があって、感情的にさせてしまう。 現政権の政策の前につける形容詞等は ×でたらめな消費税制度 〇わかりにくい消費税制度 とか 政権に批判的な人達の集会に行くと、「アベ!」とか「岸田!」とか、時の総理を呼び捨てにする人たちがいる、アベ先生と呼べとは言わないが、せめて「アベそうり」とか「岸田首相」と、呼ぶべきであろう、と。 JT日本たばこについては、公正取引員会が厳重注意をしたという事実提示で、悪徳と思うか、弱い者いじめと思うかの判断は、相手、視聴者に任せればいいのである。 「賛成なのか!反対なのか!」とニワトリのように叫び焦るヤジ軍団や議長に惑わされることはないのだった。「〇か×かはっきりせよ」と実にやかましい。彼らは自分で考えることをしないのだから、結論しか求めない。 世の中、そんなに単純ではない。ほとんどが△で、Aさんにとっての〇はBさんには×だったりするのだ。 疑問を投げかける形のほうが効果があるよ。と、過去に何度も反省しておきながら…… 最終的に白(賛成)か青(反対)の前段の討論ということで、ついつい結論を急いでしまう。答えをこちらで示すのではなく、 「・・・・・・なのです。この税制のままでいいのでしょうか?間違っていませんか?」 「だから賛成なのか反対なのか!良かとか?悪かとか?はっきりせんか!」のヤジ 「ご自分で考えてはいかがでしょうか?私は賛成の立場で討論しています。これは賛成討論です。」 (議長)「それは反対討論です。討論として認めません。退場させますよ。」 ため息。 反省点は山のようにある。暴政(苛政は虎よりも猛なり)に対する怒りが先行して、冷静な作戦が立てられないでいた。 前夜の段階で、「間違っているじゃないか!弱い者いじめするな!」ではなくて、「間違っているのではないでしょうか?人々はこんなにも苦しんでいますよ。」と。 どのみち彼らを翻意させることは、簡単ではない。市民に真実を伝え、せめて市民には本当のことを知ってもらうのが大事なのであった。 急がば回れ。
by mmatusaka
| 2023-09-23 08:46
| 個人的なこと
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