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2006年 01月 02日
安西先生の言葉だ。安西先生と言っても、知っている人しか知らないだろう。漫画「スラムダンク」に登場する先生だ。同世代の男たち、情けないくらいに夢がない!最初から諦めている。
相手が名門のチームでしかも大差を付けられている状況の中で、選手も観客も、もう勝てないと思っているかに見えた。「私だけだろうか、勝とうと思っているのは・・・」そうつぶやく安西監督。となりで待機していた主人公桜木は、ゾクッとくる。「諦めたらそこでおしまいですよ。」、桜木はここで、絶対に諦めないことを誓うのである。 勝負の世界、自分たちが勝つのが夢であり、理想であり、正義である。自分たちの勝ちを信じて戦うのである。最初から負けるつもりで、勝てるわけがない。勝つために全力を尽くすのである。日本人の美徳として、先輩格の相手に「胸を借りるつもりでやります」などと、謙遜表現をすることはあっても、本心は「勝つ!」つもりである。 正月になれば、色んなスポーツも花盛りである。私たちはコタツに寝転んで、客観的になって見るだけなのだろうか。勝負から何を学ぶのか。「諦めないこと」を学ばずして、何のスポーツか! もちろん僕の頭の中には、政治のことがある。Aほうがいいのは分かっている、でもBの現状は簡単には変わらない。がんばってAを応援して負けたらみっともない、(さらにいえばBの報復が怖い)色々理屈をつけて、考えることさえしない。ある意味一番ものがわかっている40代50代60代の男たちが、一番諦めが早い、そう感じるこの頃である。 いとも簡単に理想や夢を捨て去り、丸で「諦めること」がものわかりのいい頭のいい人間の到達点のようなカオをしている。 自分の子どもには夢を持って理想に向かって突き進めと説きながら、夢を持って戦っている同世代に向かっては「お前も大人になって、いいかげん現実を見て、諦めろ」と言う。まさかの金星を上げたプレイヤーに感動するくせに、プロジェクトXを観て涙するくせに・・・ ヒトが、周りの同世代が、勝手に夢に向かって戦っているのに、「がんばれ!」と応援しても、何も無くなる訳ではない。その頑張りが結果自分の不利益になるのなら「やめろ!」と言うのも分かる。そうではなく、自分もAの方がいいと思っていながら、Bではいけないと思っていながら戦わずして諦めている。Aに向かって戦っている同志に対して、「戦っても無駄さ、諦めろ」と言う。本来であれば、自らが夢を追って(Aに向かって)戦うのがスジであろう。生きていて何が楽しいのであろうか。何のための人生か。 新年早々、意味不明であるが、ここに書いたのは一般論である。一般的にだらしないのは僕らの同世代の男どもである。社会を支えている働き盛りの男どもである。そんな中、70代になっても、夢を持ち続けるおっさんに会ったり、小さな運動を通して、諦めることなく、黙々と夢に接近する女性たちを見ると、まだ捨てたモンじゃないと思う。
by mmatusaka
| 2006-01-02 20:59
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