共産党との連帯

　テレビニュースの画面から。(1/12）

　なな、なんと松坂の右手には長崎県共産党の委員長山下満昭氏。左手には元農水大臣山田正彦氏。恐れ多くてもったいない。長崎県共産党の大会に、山田正彦氏とふたり来賓席に座ったというわけだ。（たぶん山田氏も然り）個人的な立場で（自己責任で）ここに参列。僕のことは、「石木ダム強制収用を許さない議員連盟の事務局長をしている島原市議松坂昌應さん」として紹介があった。

　共産党さんは石木ダムの問題も熱心に取り組んでいただいていて、その延長で、一昨年は県知事選挙で、昨年は県議選挙（本田みえ擁立）で、山下委員長には本当にお世話になっていて、何よりも考え方がしっかりしていて、しかも人柄が素晴らしい。この度の裏金スクープは「赤旗」がきっかけだが、その共産党の「良心」を代表しているような人だ。声をかけていただいて、（石木問題、近ごろ力の入れ方が足りなくて反省しながら）自らの非力無力を棚に上げ、参加した。いろんな関係団体からの来賓の一人と思っていたら、たった二人のうちの一人という事で、大いに恐縮した。

　そしてそのもう一人が、これまた僕にとっては、もったいない山田正彦先生というわけだ。会場で知った。事前に「他にどんな方がいらっしゃいますか？」と聞いておかなかったので、超びっくり嬉しかった。

　前日の「酒蔵マルシェ：食の安全がテーマ」のことを（まったく僕の手柄ではないのだけれど）報告出来て、喜んでもらえた。

　

　時節柄、マスコミは、長崎旧3区で繰り広げられる衆院選補選がどうなるかという視点で迫ってきていた。で、立憲から出馬予定の山田勝彦のお父さん正彦さんという事だから、追っかけられていたというわけで、松坂は（隣に座っていたというめぐりあわせで）テレビに映る羽目になったというわけだ。

　この日午後、山田勝彦君は立憲代表泉氏の長崎入りを機に、正式出馬表明というタイミング。報道は錯綜して、立憲は共産党に応援要請はせず「七者懇」（？）でどうたらこうたら。共産党は、本日1/13、取材に対して「共産党からは候補を立てずに、山田勝彦氏を自主的に応援する」と答えたという。数日前、平戸市の学習塾経営の方が、「日本維新の会」から出馬すると記者会見をしたとのこと。自民党は今のところ候補擁立については検討中とのこと。　

　そういう背景を（わかっていて当然なのだけど）、コロッと忘れていて、かなり純粋に「（イサカン同様）長崎県の恥、石木ダム問題は長崎県に籍を置く政治家として、きっちり意思表示しておかねばならぬ！」と、山下委員長の連帯要請に素直に応じて。

　会場入りして、山田正彦先生が隣に来て、今取り組もうとしている「食の安全問題」と重なり、有頂天になった。というわけ。

　会場を出たところに、マスコミが待ち構えていて、そうか！今はそのようなタイミングだったんだなあと、認識したというわけだ。