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2024年 05月 28日
そもそも自民に限らず、政治そのものが、期待されなくなっているのだろう。自民離れではなく政治離れ。 確かにヒトはそう簡単に変わらない。理屈で、どんなに説明を受けても、例えば男女は平等であると、その考え方が正しいと(理論上は)納得しても、男性優位の社会はなかなか変わらない。ひとりの個人が、何かのきっかけで、考えを改めることはあっても、社会全体が変わるにはかなり時間がかかる。 ここでいうかなりの時間というのは100年ぐらいのレベルで言っている。ひと世代を30年として、三世代を隔てなければ無理なのかもしれない。もちろん人は、何かのきっかけで一瞬で変わることもある。「ひとを変えることは難しいが、自分を変えることは出来る」という格言にある通り。 信頼をしていた政治(自民)に裏切られた事件を経験したぐらいで変わるのだろうか。黒船に開国を迫られ、原爆を投下されて、東北の震災(原発事故)を経験して、コロナという疫病に襲われて、それでも、社会の価値観は簡単には変わらない。 静岡県知事選挙は、それなりに注目していた。もはや自民党的な世界は終焉を迎えつつあるのではないか、と。というより、このままではいけないということで、人々が目覚めて立ち上がらなきゃいけないだろう!と。期待を込めながら。 そうは言いながら、これだけ注目の選挙たちでありながら、どれも投票率は下がる一方。ほとんど末法の世界だ。午後8時と同時に「自民推薦候補敗れる」の速報を期待したが、深夜までもつれ込んだ。終わってしまえば、それなりに大差をつけて、立憲推薦の鈴木候補が勝った。 こんなことなら、信念をもって、(共産党の)森さんに投票しておけばよかった。自分の票が生きるために(自民の暴政を止めるために)鈴木さんに入れたけど、無理しなくてよかったんだ。という人も多かったろう。リニア反対と脱原発が一定数存在することはアピールしておく必要があった。 目黒区の選挙とか、広島の小さな町(岸田さんの足元)の結果も面白い。なぜこれほど大差をつけられて自民が負けたのか?多分背負った看板ではなく、候補者個人の評価だと思うが…… 51対49が49対51になる小さな変化でも結果は白が黒。蓮舫さんの素早い決断はさすがだ。ひとは簡単には変わらない、社会のあたりまえは、簡単には変わらない。しかし、結果は明白に変わる。変わった結果を以てして、その一瞬の眼に見える変化を、素早くつかんで、実際の人々の意識を(心を)変えていかねばならぬ。 男女平等の議決(法整備)はその一瞬の多数決かもしれない。人々の心に潜む「差別意識」が増殖しないよう、絶えず、「平等意識」で塗り替え続けなければならない。 世界平和の日本国憲法は、戦後のほんの一時の多数決だったかもしれない。人々の心に潜む「戦争主義」が(戦争をしたら儲かる連中によって)頭を持ち上げてくる。不断の努力で、平和を存続させなければならない。
by mmatusaka
| 2024-05-28 18:42
| 社会時評
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