
一見、平等・公平は担保されているようだし、よく言われる陰謀論で開票マシン「ムサシ」に細工がされているとか、不正投票が(トランプと書かれた票が河に浮いていたとか)あるとか、犯罪が立証されれば危うい橋を渡る者がいるのか?とりあえず、治安国家ニッポンで、不正は無いものと信じたいが。
でも明らかに、報道等による情報操作はあって当たり前。違法すれすれの事例は枚挙にいとまはない。現政権のもとでおいしい利益を上げている者たち・大企業等をスポンサーにしているテレビも新聞も雑誌も、不都合な真実は報じないことで隠蔽し、すれすれの表現テクニックで、真実を嘘に塗り替える。
以上のようなことは、アルアル前提で、僕もまた、すでに洗脳されているかもしれない常識思い込み前提で東京都知事選の中間予測をしてみようと思う。
知事選には(長崎県知事選も同様)300万円の供託金が必要だ。有効投票数の10分の1を得票できなければ没収されるし、公費で賄ってくれるポスター・証紙ビラの印刷代、選挙カーガソリン代なども自腹になる。人口1400万人の東京、その有権者数は1150万人。投票率が50%を少し超えると仮定して投票数600万票なら、供託金回収の目安は60万票となる。規模的には、長崎県の10倍以上だが、供託額は同じ300万円。
特に選挙公報は、確実に全世帯に配布され、現今は選管のHPにも載せてくれるので、1400万人どころか、全世界の人々に「意見発表」出来る公器となる。300万円払って意見発表する候補者が乱立するのも当然な現象だ。宣伝効果だけで言えば、ポスター掲示板(14000か所との報道)だって、費用対効果で言えば(印刷代自腹でも)格安広告料かもしれない。で今回もNHK党らが主導して、広告枠売買まであったわけだ。 で、NHK党はポスター掲示板だけでなく、選挙公報もジャックして、繰り返し繰り返しNHKに受信料を払うのはよろしくないと訴えている。
主要4候補と呼ばれている4人の公報を貼り付けておくけど、「東京都知事選挙公報」とでも検索ワードを入れれば、全候補の意見発表を閲覧できる。一応、届出(くじ引き)順としたが、公報はまた別の順番くじで配列されている。すでに取捨選択しているわけで、全く公平ではない。


すでに誰もが、マスコミは「小池vs蓮舫」でそれでは寂しいので、幾分知名度のある、石丸、田母神を混ぜてお茶を濁している。で、何かとこの4人を軸に報道がなされているわけだ。
ちょうど昨日はアメリカでトランプVSバイデン公開討論があって、トランプ優勢(というよりバイデン劣勢)とか。いったい何人の国民がこの公開討論を聴いたのだろうか、聴かずして、それを報じるマスコミの評価で判断するのだろうか。
選挙公報を見ても、本当の情報は分からない。きれいごとばかり。一番わかりやすいはずの現職の評価さえもが、実は(誰も都議会をじっくり聞いているわけではなく、)間接情報であってわかりにくい。 わかりやすいのは、やはり公開討論会のような試みだろう。(テレビ中継を見逃したとか、都合がつかなかったで、そのまま、諦めることが多かった数年前までと違い)ネット時代を反映して、関心ある者は、Youtubeなどで簡単に再生できる時代になった。それぞれの候補の記者発表会見も、外国人記者クラブ主催の4人並べての公開討論、青年会議所主催の同公開討論会。どれも、それぞれの候補の考え方、人柄そのものが分かってくる。基本的な能力(基本的な知識量と理解認識・頭の回転の良さ)もわかってしまう。
特に、小池さんの中身の薄さ、カタカナワードでごまかして美辞麗句を並べるだけ、よく聴いていると何も答えていないことがよくわかる。なぜ過去2回(まあ、2回目はもはや化けの皮ははがれていたが、それでも)それなりに理屈が通っていると思っていたのか、どういう色眼鏡をかけさせられていたのか?今考えると不思議なくらいだ。こうした一次情報が(現今のように入手できなくて)、報道によってつじつまを合わせてくれていたからだと思う。この4年8年で変節したからだけではないと思う。一連の受け答えを見る(聞く)限り、ほとんど不合格なのは明白だ。東京都はもともと財政ゆたかなので、夕張のような失敗はない。
蓮舫さんは、やはり現職に対する対抗馬として、その立候補のタイミングもなかなかで、小池現職の方が都合のいいマスコミが「批判ばっかり」で報じても、一次情報に接すると、きちんと筋が通っているのが分かる。さすが東京都が選挙区の参院議員なので、都政をきちんと把握していて、数字なども正確。半端ではないことが分かる。 8年前、鳥越さんが(ニュースキャスターとかで活躍していて、考え方がしっかりしている人だと思って、無理やり応援したが、実際のやり取りを聴く機会があって、実際を何も把握理解していないことが分かり)ただ、野党系有名人というだけで135万票も取れたと思うと、今度は、政治家としての中身があっての有名人なのだから大いに期待できる素材だと思う。ただ、逆に民主党の蓮舫という固定評価が強いので、アンチ野党は、蓮舫さんゆえに小池さんに入れようと動くかもしれない。何といっても現職なのだから。
田母神さん、何と10年ぶりで、再挑戦。立候補のタイミングが、ちょうど小池さんが、蓮舫さんに先手を打たれ、予定を後ろにずらしたタイミングで、(首長たちは踏み絵を踏んで小池支持:出馬要請しても)自民党は、自主候補は出せず、かといって小池現職を応援支持するとは言えず(いえば、小池さんの事、排除するなどと言われるかもしれず)、自主投票のような腰砕け状態。自民保守票を取り込むべく、例によって教育勅語だの何だの、アメリカに媚びない、自主防衛力だの、相も変らぬ主張。まあ、首尾一貫しているので、相応の票はとるだろうが、同傾向の小池さんがいないときの61万票なので、右寄った人の半分は小池さんに行くだろうから、票を伸ばすのは難しいと思う。
予測不能なのが、石丸さんだ。いろんな意味で面白い。氏が安芸高田市長として有名になりだしたころ(議会を相手にバトル)、阿久根市の竹原市長を連想した。(日本全国)地方議会は相当にレベルが低く、ゆえに、やっていけている。そこに今が旬のYoutubeの追い風でブレークしている。頭が相当に良いのか、とっさの返答もそつがなく、そのくらいのことはどうでもいいんじゃないというような枝葉末節でも、徹底的に攻撃する。(普通、居眠りは、やかましいヤジよりましなので、見逃す大人対応なのに)「恥を知れ恥を!」なのだから徹底していてわかりやすい。 何よりも、実は河井問題(自民党のデタラメ)がきっかけので、エリートコースを捨ててあえて(収入も少なくなるのに)火中の栗を拾った政治家への転身という華々しい(説得力のある)エピソードがあるのに、そこはあえて多くを言わない。河井問題は自民党の問題ではなく今の日本政治の問題と捉えている。一連の公開討論を、切り取らずに通しで聞くと、筋も通っている。石丸ファンが増殖していくことも十分うなずける。都議会もまた(全国の地方議会同様)相当にレベルが低いことは、8年前の小池さんが証明した。石丸さんと都議会のバトルは大いに期待できる。
山本太郎ちゃん(れいわ新選組)が今回候補を擁立しなかったことで、前回太郎氏に期待した66万票はどこに行くのだろうか。僕は初め、石丸さんが最初に名乗りを上げていたのに、蓮舫さんが立った時点で、山本票は蓮舫さんに集まって、反自民票を合わせて、僅差で蓮舫さんが小池さんに勝つかもと、踏んでいた。
ところが、まさに選挙戦が始まって、わずか1週間で様相が変わってきた。もちろん多くの都民は、僕のような政治畑ではないし、そこまで関心はよせていないだろうが、きちんと一次資料で比較するなら、小池現職は全く不合格、では蓮舫さんか石丸さんかで、競り合って、小池さんは3位に沈むのではないか。と。もちろん、都民がきちんと情報を精査すればという大前提の松坂予測。
全国の地方議員選などで、ネットで見る限り、この人なら当選間違いなしと思えるほどの情報発信をしていながら、現実には、全く票が取れないケースは山のようにあって、まだまだネットの時代ではなく、集票はあくまで足でやるものと納得するのだが。地方選挙の1000票で当選圏の候補者が1万個のイイねを集めても、実は選挙区外からのイイねであって、地元のイイねは100個もないという現実だ。
ところが都知事選の場合、イイね総数は(日本語のわかる範囲だとして)東京の人口は全国の10分の1以上あるわけで、単純計算で、いいねの1割は票になる可能性がある。自民党は嫌だという人たちの票を蓮舫さんが集めている時に、石丸さんは「政治は嫌だ」の票を集めるかもしれない。 あと1週間様子を見てみようと思う。