情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2024年 06月 30日
こんな本を読む人がいるのだろうかという本が公立図書館に並び、相応に手垢がついている。江戸時代、元禄時代のような限られた期間、特別な富裕層でしか楽しめなかった芸能文化などもすたれて忘れ去られるどころか、今も健在で自分の半生をかけて追及する人がいる。どのようなジャンルであれ、それなりに皆本格的だ。 僕の感想だが、一点豪華主義で、この分野のこのことだけは……ではなく、皆様器用にも音楽ではこれ、映画ではこれ、アニメならこれ、グルメならこれ、旅行ならここ、温泉も知っていれば、地元のおいしいお店もよくご存じのように見える。 4万通りの趣味があり、しかも、その一つの趣味に集まる同じ趣味の仲間が相当数集まるから不思議だ。10月の福山雅治コンサートのせいで、既に長崎のホテルは予約満杯とのこと。 片方で、子育てに追われ、パートを三つ掛け持ちして、悪戦苦闘するシングルマザー、親の残した借金に追われ、逃亡生活をする者。心を病んだまま、生活保護に守られ、眉間にしわ寄せてクレーマーな日々を送る者。寝たきり生活で、ナンマンダブナンマンダブを唱えながら笑顔を絶やさない者もいる。 ほとんどの人たちが、農作業にいそしみ、年に数回訪れる余暇の時間に楽しみを見出す。盆踊りの一夜を楽しみ、お正月にお酒を飲み、数年に一度おとずれる結婚式、お葬式。一生のうちにお伊勢参りが叶えば本望という時代はとうの昔の物語。 毎日働きづめの割に、毎晩酒宴があり、毎週旅行があり、自分の部屋で(マイカーの中で)ヘッドホーンを装着してコンサート会場に身を置く。一昔前の常識は崩壊している。 学生時代、映画という楽しみがあったが、それは300円の名画座であった。一方で、働く若者は、封切られて間もないロードショーを、1500円で普通に消化しながら、グルメを味わい、ベストセラーを新刊本で読み捨てる時代になりつつあった。余暇にはヨットだスキーだと。現在の兆しは既にあった。サラ金地獄は当時からあったのだろうか。 ずいぶん話がそれた。今回乗り換えたスマホ。狭い階段を下りていたら、壁面にポスターがあった。島原市民劇場でこの夏の公演が待たれるお芝居『母と暮らせば』が東京で上演されたときのポスター。なななんと、9000円という。S席でもなく、個室でもなく。 そういえば、娘世代の会話を聞けば、○○のコンサートがあるからと、福岡のホテルまで予約しているようだ。特段特別な(例えば日本シリーズのような)試合ではなく、普通の日程の野球観戦に福岡ドーム。同じメンバーが今度はベルカだビファーレンだと騒ぐ。聞いてみると、それはバスケでありサッカーらしい。僕の常識ではそれは節操のない無駄遣いなのだが…… また横道にそれている。階段に戻る。 こんな狭いところで、しかも暗いところで、このポスターを記録に残すなんて、写真に詳しい僕には至難の業である。というのが僕の常識。 この度のスマホをかざしてみた。おお恐るべき広角。写真の最大メリット、記録性が発揮される。ほとんど手振れもピンボケもなく、小さな文字まで読める。 富田靖子と松下洸平の二人芝居。9000円の入場券もすごいが、東京までの往復や宿泊費を考えれば、まさにお伊勢参り級だ。その芝居が、この夏島場文化会館で観覧できるという。これは、常識の範囲内か範囲外か。既に世の中に、常識という枠は存在しない。たぶん。 何を言っているかわからない、文章でした。
by mmatusaka
| 2024-06-30 12:51
| 社会時評
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||